今日ちょっと時間を作れたので、

先日見つけておいたバティック(ジャワ更紗)

自分のシャツのオーダーを入れました。

久々のオーダーです♪







このバティックは、一般に流通しているプリント物ではなく、

ペカロンガン地方のコンビナシ(トゥリス〔手描き〕と

チャップ〔銅版〕の複合)による、ろうけつ染めです。

そのため作家物ほどではないですが、そこそこ値段も張ります。

生地だけで4万円近くするので、

型紙を引いて仕立てる フルハンド仕立てですと、

販売価格は5万円程度にもなります。

安いイメージのするバティックなだけに

価格を聞いてビックリされると思いますが

見比べてみると全然違うので、その価格差も納得できます。



インドネシアの伝統工芸品 バティックは、

日本の着物や帯に値する一物一価の作品です。

それに対して価値を感じるか、お金を払えるかは自分次第ではないでしょうか。



ここ半年で10kg近く痩せたので、型紙引きなおしです(苦笑)。

出来上がって 色も落ち着いたらまた紹介させて頂きます♪




お客様からお預かりしたスカートを大好きなシルエットのまま、

お好みの生地で再現しました。

ただ、ウエスト位置だけはローライズドに リデザインしています。







ジャケットの場合は使う芯地で雰囲気が変わってしまったり、

他にも色々と問題があって不可能に近いです。

厳密には ミシンの糸テンションや 手縫いの針運びの力加減でも変わるから、

附属類の少ないスカートでも全く同じようにはいきません、、

マニアックすぎますね(笑)。



そんなん どーでもエエから、、雰囲気さえ同じならエエねん♪

という方はご相談下さい(笑)。

今日は雑誌の取材に来て頂きました。

実はこの雑誌、僕が学生の頃からの 『愛読書』で、

すごく嬉しいです♪



六法全書に次いで、暗記するほど読みまくりました(笑)。

創刊時よりFANだった雑誌に自分の店を載せて頂けるなんて

最高の幸せです♪







画像は 僕が大切にしている発行当時の物(15年前)です。

いま見ても新鮮♪

載ってるお店に行ってみると

無くなってたりする時も あるんですけどね(苦笑)。



関係者の皆さま有難うございます。

書店に並ぶ日を心から楽しみにしています!

今日は お客様から嬉しいお話を2つ聞かせて頂きました。



1つ目は「スーツをハードに着る僕が今まで3シーズン着れた試しがなかったのに、

柳瀬さんトコのは 3年どころか、5シーズンを終えても、

まだまだ着れる勢いやで」 と云って、

初期に作って下さったスーツを

「5年着たスーツの芯がどんな風になってんのか参考にするか?」と、

2着も下さったんです。

自分の好みのデザインが変わったからと云う理由です。



Kさんはこれ以外のスーツはリメイク出来る範囲でリメイクされて

「柳瀬さんトコのは丈夫やさかい、2度おいしいなぁ~」と言いながら、

違うシルエットを楽しんで下さっています。







2つ目の嬉しいお話です。

4シーズン着て頂いたYさんのスーツは

パンツが股ズレを起こしてしまいました。

とても気に入って頂いてた生地&シルエットでしたので

「ブレザーとして着られては?」 とボタンの付け替を提案した所

ご快諾下さった上にその下に似合うシルエットという事で、

スペアパンツまでご注文下さいました。




今日お客様と「昔は夏にフラノを着ていた」という話になりました。

テニスウエアとしての夏のホワイトフラノの話は聞きますが、

自分で実際に何かで確認してないので確信を持てなかったのです。

そしたらお客様が『羊の本』 に出てくるとおっしゃるので

「どこの本屋でも置いてますか?」と聞いたところ

どうも話が噛み合わないんです。

よく聞くと『羊の本』ではなくて『フィッツジェラルド』の

聞き間違いでした(笑)。

僕が中学時代に見た 『華麗なるギャッツビー』 に出てくるそうなんです。

チャンチャン♪

帰りに借りて見返してみます。



フラノについては 2004年12月3日のダイアリーをご参考に♪




春の到来にウキウキ♪

涙と鼻水が止まらない位嬉しいです♪

拭いても拭いても止まらず 遂には涙目をこすり過ぎて目が充血。

春の到来に ここまで嬉しさが隠せないのは20年ぶり?



アレルゲン(スギ花粉)入りの目薬は花粉が沈殿してるので、

よく振ってから使うと何故か気持ちが落ち着きます。







今日は お客様から大切な資料をコピーさせて頂きました。

これさえあれば(ムフフ♪)



それにKさん、昨日仕入れたばかりの

ビッカビカ生地でのご注文ありがとうございます♪




開店以来、モヘア素材を使って細身のクラシコスタイルに仕立てるのが、

夏のお勧め定番スタイルです。

もしモヘアを昔風のスタイルで仕立てたらそれこそ野暮ったくなります。

そのビッカンビカン光沢あるモヘアが今年はブレークの気配です。



でもブレークして欲しくない。

日本って ブームが去れば見向きもしなくなるじゃないですか、、(涙)

でも、流行だブームだと騒がれている内は、まだ本物じゃない気がします。



でもモードを追う方は別。

流れに乗りましょう♪

もちろん、そちらのお手伝いも得意です( ^ ^♪♪



もしかしてノンポリ?

いえ、どのようなご要望にも対応できるのが僕の腕の見せ所ですか(笑)。




今日お問い合わせのあった内容は、価格についてです。

今日のお客様以外にも疑問に思われてる方もいらっしゃると思いますので、

改めて説明させて頂こうと思います。

実際、昨日にも同様の質問がありましたので、、







「A店ではゼニアのスーツが15万だったのに、B店では10万円だった。」

というお話なのです。



これに対する回答については、僕なりに一生懸命!頑張ってみます。



真っ先にお伝えできるのは〝仕立ての違い〟です。

パッと見は同じでも、使う芯地を始めとする附属物の差、そして

工程の違い(手間を掛ける度合い)です。



これがラペルの綺麗な返り(ロール)や、

全体にふっくらした温かみのある雰囲気を醸し出し、

柔らかで、そして軽い着心地を生むのです。



そして更には、コスト最優先で作られた物と比べると、

その差は耐久性の違いとなって現れ、3年後、5年後、10年後に差が出ます。



もちろん、生地の仕入れ価格については、

企業努力というか店の力ですから、その差も若干あるとは思いますが、

量販店でない限りは劇的な差とはならず、

結局は〝仕立ての差〟が最も大きいと云う事になります。







あとは、フィッター(採寸者)の力量です。

採寸時にお客様の体の癖を見抜いた上で、お客様が望まれるもの、

それを、どうお客様を引き立たせる形にするかがフィッターの技術とセンスの見せ所です。



縫製の技術が高くてもこの部分が欠けてしまうと素敵な服は生まれません。

それには時間も要しますし、お客様との対話(ビスポーク)も必要になってきますから、



お互いの信頼あってこそ、良い服は生まれると言えるでしょう。







結局は、それらソフトの部分にお金を出せるかどうか、だと思います。



真のモデリストが存在するイタリアでは、スーツってそんな存在なんですよね。

ブランド云々じゃなく「この人に作ってもらいたい!」ですから、、

昨年の夏に我が愛車’88年式ボロボのショックを交換してから

走行3,000kmと 丁度いい具合に馴染んできたので、

減衰力の調整をしてもらいました。

早速生地の仕入れで阪神高速、市内と走り回ってきましたので、

レポートします。







KONIのショックは 縮み側が柔らかいので乗り心地は硬くならず

その代わり伸び側を硬くしてショックの伸びを抑える為に

車体がロールしません(傾きません)。

だから 街中での乗り心地を損なわずにカーブの続く道や

高速道路での運転がとても楽になりました。

これは不思議な感じです。



普通はセッティングを硬くすれば、

伸び側だけでなく、縮み側も硬くなるから乗り心地も悪くなります。

僕は大学時代から車が好きで色々とイジってきましたが

今回のショック&セッティングは大満足な結果となりました♪



昨年の夏/2004年7月20日のダイアリーを ご覧下さい。




先週末、店内とウインドーの照明工事に入ってもらいました。

今まで暗かったフィッティングルームも明るくなって、

気分もリフレッシュ♪







相変わらず 店舗らしい雰囲気の照明ではありませんが、

あくまで生地を見て頂く事を最優先に考えた照明にしています。

その代わり ちょっとした細工が、、暗くなると分かります(笑)。



照明については2004年10月20日のダイアリー

ご覧になって下さい。