今日ご予約のKさん、夏風邪をこじらせて40℃の高熱が出て、急性気管支炎に、、

普段の過労と、お盆休みで気が緩まれたのでしょう。

かかると長い夏風邪、無理をしないでゆっくり静養して下さい。

それでなくても食欲の減退する夏です、

風邪は栄養をシッカリ摂って、体力を回復させるのが一番らしいです!

早く元気になって下さいね。

そんな中、普段出来なくて放ったらかして気になっている事を、

せっせと片付けました。

WさんやTさんも寄って下さり、昼間っからビールを飲んでゆったりと?過ごしました。

明日16日~週末まで、お店はお盆休みを頂きます。

19日は有志のお客様たちとの夏らしい!企画がありますので、

あらためて報告させて頂きますね♪


日本では昨シーズンからの展開となる、イタリアのヴィエラにあるミル、FINTES。

FINTES(フィンテス)のコレクションは、

イタリアの生地マーチャント〝ドラッパーズ〟なんかでも展開されています。

僕の注目は〝ダイアモンドケーブル〟と云うバンチです。

Super160’Sの繊細な糸を4本撚って(4PLY)織り上げられた生地です。
縦糸が双糸で、抜き(横糸)が単糸(1PLY)という組織が多いイタリア生地の中では、

異色の存在と言えるでしょう。

他には、Super150’Sもシッカリした打ち込みでお勧めです。






ちなみに、

ミルとは、生地を生産する(織る)〝織り元〟で、

マーチャントは、ミルで織られた生地を、

独自のセレクトもしくは別注でコレクションを展開する〝商社〟です。




今日、Fさんから頂いたご注文も、

光沢のある、ドレープ感に優れたシャドゥストライプです。

2000年にNYから始まった〝メトロセクシャル〟ブーム以来、安定した人気を誇ります。

シャドゥストライプは、フレアーシルエットに合わせて、

そのドレープ感を楽しむ方が、生地の特性が生かされるので、僕的には好みです。

ヴィンテージも相変わらずの人気ですが、

こちらは個人的にはクラシコスタイルに組み合わせる方が好きです。

皆さまなら、どんな組み合わせがお好みですか?




ご希望の質感で、ご希望の色のシャツ地を見付ける事が出来なかったので、

「自分で染めてみますか?」、と提案させて頂きました。

僕自身、ずっと今までそうやって欲しい色を手に入れてきましたから、

そんな経験をTさんに話したところ、今回Tさんも試してみられる事になりました。(笑)

先に白無地の生地をお渡しし、Tさんが染色されている間に型紙の準備をし、

染色後、すぐに縫製にかかって出来上がってきました。

こんな方法も、オーダーならではの楽しみ?醍醐味?ですよね♪

今回は生地の段階で染めましたが、製品になった状態だと諸問題ありますので、

決して、良い子の皆さまは真似をしないで下さいね。(笑)




Oさんにご試着頂いた瞬間、ゲイな雰囲気が漂ってきました。

タイトで女性っぽいラインなのに、デフォルメされた大振りなディーテールが、

まさにハード&セクシーな、

何ともゲイっっぽさを漂わせています!(笑)

こんなシャツ着て、パリのマレ地区なんて歩いたら、大変な事になるだろうし、

ゲイ・プライド・パレードに参加したりした日にゃぁ、、(汗)



胸板に張り付くタイトフィットなシルエットに、この大きな襟!

更にそれを強調するかの如く、襟ハネを縦取りしているので、襟が凄く目立ちます。

台襟も縦取りしているので、余計に襟が大きく見えて、目立ちますね♪

話題とは無関係ですが、当然柄合わせをしています。

ちなみに前襟腰4cm、後襟腰5.5cmで、襟ハネはセミワイドの10cmです。





背中に張り付くこのタイトさ、、

ヌード寸法に対するウエスト周りのゆとり量は〝シングル〟です!(爆)





ミニマムタイトな後姿に、ビッグな襟!

ヨークの裁ちも逆にして柄合わせした方が、よりゲイぽかったでしょうか?(笑)





メトロセクシャルなファッションとは違って、

ゲイファッションの方が男性っぽさを感じるのは僕だけでしょうか、、

パリの街を歩いていてもお洒落だな!って思ったら、ゲイの方なんですよね~

もしかして、僕にもその気があったりして!?(大笑)




英国の八ダースフィールドで、’70年代に織られたVintageファブリックです。

英国製Vintageらしい、そのいかにも頑固そうな風貌は、

低速織機による独特の生地感や、

個性的(強烈!)なストライプ(織り柄)によるものだと思います。



仕立て上がりは、張りのあるスッキリシャープなラインになりますので、

ヴィンテージ好きの方は、その独特の柄を好まれる方と、

この〝仕立て栄え〟する、シャープなラインを好まれる方がいらっしゃいます。

後者の方は、無地などの落ち着いた柄を好まれるのですが、

気に入った無地のヴィンテージ物が、なかなか見つからないんですよね~。(苦笑)







生地は通常〝中表〟にして畳んでいるので、最初にこの柄を見た時はビックリしますが、

表返してみると意外に派手でもなく、

離れて見ると普通に見えたりするので、ヴィンテージって不思議なんですよね。


伊ボローニャの生地マーチャント、『ドラッパーズ』の先行予約会として、

8月30日(水)までのご注文に限りまして、割引特典があります。

詳しくは直接お問い合わせ下さい♪



さすがKitonやブリオーニ、それにエルメスなんかが競って使う生地マーチャント、

それにヴィンテージファブリックを好むイタリアのサルトからも、

絶大な信頼を得ているだけあって、

非常に個性的なコレクションが毎シーズン展開されます。



一般的に横糸に単糸を使うイタリア生地ですが、

中には縦横共に双糸使いの、組織的に英国を意識した珍しい生地もあります。



生地だけを期間内に決めて頂き、採寸は後日でも構いません。

是非この機会に、ドラッパーズを!(笑)




昨日、御堂筋を走ってる途中で携帯電話を落としました。

その後、汗だくになりながら、何往復も探し回ったのですが結局は見付からず、、

番号は変わっていませんが、データのバックアップをとってなくて、

僕から連絡をとる事が出来ない状況です。

ご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願い致します。







半年以上前に、既に生産が打ち切りになった携帯電話。

どうしても同じ機種が欲しくてDocomo50店舗以上に在庫確認の電話をかけ、

やっと発見!再入手出来ました。(笑)


今年のお盆は、普段なかなかお越し頂けない方からのご要望が何件か重なったので、

例年より、ずらしてお休みを頂くことにしました。

8月15日までは連続ノンストップで、そして16日~19日をお盆休み、

20日21日は定休日、22日~通常通りの営業日に戻ります。

15日迄、まだ若干の空きがありますので、ご希望の方はお早めにご連絡下さい。

今日はdainojiさんが技術講習会の為、最新のVespa250GTSで大坂に来られました。
ベスパ最大排気量、新旧2台を並べてみると、随分と大きさは違いますが、

共通するアイデンティティーを感じる辺り、流石は外車、

名前は同じでも、モデルチェンジすると、全くの別物になる日本車とは違います。







dainojiさんの家から大坂まで片道200キロ弱、「しんどいなぁ~」って思ったのですが、

運転させてもらうと、「これなら楽勝やん♪」って云う乗り心地で、

それにとてつもなく速い、、国産の250ccクラスのスクーターとは別次元です。



僕の乗っているPシリーズが発表されて30年になりますが、

この2台は全くの別物です。







乗り味を楽しむなら旧型、快適性を求めるなら迷わず新型、、

あなたなら、どちらのベスパを選びますか?

普段使いには、オートマティックで楽チン、そしてモダンな新型を、

そして、休日にはグリップチェンジ4速ミッションの旧車の走りを愉しむ、、

あ~、なんて贅沢なんでしょう、、dainojiさん、たまに交換しませんかぁ~(笑)

気をつけて帰って下さいね!