この時期、イタリアは夏のヴァカンツァに入るので、

K君がミラノから一時帰国しました。

そして嬉しいお土産を持ってきてくれました♪



ディジェスティーボDigestivo(食後酒)の一種、ミルトMIRTOです。

このミルト、僕も初めて知ったのですが、サルディーニャ島の特産品だそうです。







以前、僕の好きなお酒として、グラッパGRAPPAを紹介しましたが、

蒸留酒臭い?グラッパとは違って、リモンチェッロLIMONCELLOなんかと同じく甘めです。

それでもアルコール度数は34%と表示されているので、

美味しいからといって、調子にのって、クイクイ飲ってしまうと、

あとで大変な事になりそうです。

あくまでも食後酒!ボトル半分程度で止めときましょう!?

K君ありがとう!マニアックな本といい、重いのに、わざわざありがとう!

大切に飲ませて頂きます。

でも、来週飲みに行く日まで残ってるかどうか?(笑)

ご来店の皆様に、セコいお願いですが、、

数に限りがある貴重品なので〝お1人様1杯限り〟でお願いします♪(爆)




本来なら、シャツのカラーがイカれた時に取り替えるイメージが強いクレリックですが、

今では、デザイン的なものとして捉えられています。

身頃の生地の質感に合わせて、クレリック部分の生地を探すのも、

これまた、ひと苦労です。(苦笑)

今回は、少し透け感のある薄手の〝ローン〟と云う、サラッと爽やかで上質な綿素材です。

クールBizの影響で、ちょっと個性的なシャツを希望される方が増えています。




昼間の礼装に使われる、

正礼装のモーニングコートや、準礼装であるディレクターズスーツ。

画像は、その時に着用するコールパンツの生地です。







慶事にはストライプの巾の広い、明る目のものを選び、

弔事にはストライプの巾の狭い、ダークなものを選ぶ方がいいのですが、

僕が選ぶなら、最初の1本目は、ストライプの巾の広い、ダークな感じを選びます。

これなら、どちらにも使えますからね!(笑)



最近の結婚式でこそ、やっとブラックスーツにホワイトタイと云うギャングスタイルが減り、

光沢感のあるミッドナイトブルーや、ダークグレーをお仕立てされる方が

増えてきましたが、

結婚式で主賓をされる場合や、お客さまをお迎えする立場、

ある程度のポジションをお持ちの方には、

この正統派ディレクターズスーツを、ビシッと着て頂きたいものです。



間違っても、、

黒の上下は弔事専用で、西欧では慶事には認められません。


カメラ撮影用の三脚ですが、イタリア人が作るとこうなります。

マンフロットと云うメーカーにこだわりを持っている訳ではありませんが、

道具としての機能、そしてデザイン製に優れた物を探すと、

マンフロットのこのモデルになりました。

デザインを優先するあまり、使い勝手の悪いものも多いですが、

これはトータルで、かなーり気に入っています。

永く使っていくうちに〝底艶〟が出てきそうなパーツを使った造りも◎です。

枕元に置いて寝たいくらい、嬉しい出会いです♪(爆)






お客様に生地をお勧めする時、お客様が希望される生地だけではなく、

その方をイメージして、「こんなん着て欲しいなぁ~」って思う生地も一緒にお勧めします。

そうすると決まって、「着て行くトコ無いしなぁ」とおっしゃる方がおられるのですが、

僕は昔から、「これ着て、どこ行ったろかなぁ~」って考えます。



ファッションを変えると、必ず何かが変わります。

もし自分から変われなかったとしても、周りが気付かせてくれるはずです。

意外と思われるかもしれませんが、ファッションてそんなもんです。



もっと言うと、自分の中に眠っている違う自分に気付きたい時、

思い切ってファッションを変えてみて下さい。

何度も言いますが、「きっと何かが変わりますから、、」

今日は同業の方が遊びに来て下さって、こんな話題で盛り上がりました。

皆さんは、どう思われますか?






先日ご紹介させて頂いた、着物を裏地に使おうプロジェクトの続きです。
着物って1枚の布地に見えて、意外に細かく分かれている物なんですよね。
なので、これが思ったように裁断できないんです。(苦笑)

他にも色々な問題があって、
職人さんとの打ち合わせを進めながら、
並行してYさんとも、毎日メールのやり取りが続いています。
で、Yさんには仕立てあがった時に想定されるリスクをお伝えし、ご納得頂いた上で、
いよいよ実際に着物を解いて、型紙を差し込んでみる段階まで進みました。
ところが、ここでまた新たな問題が!
解いてみると、想像以上に生地が傷んでいます。
焼け、虫食い、糸目の拡張、生地の角っこの擦り減り具合など、
先ほどにも書きましたが、予想以上に、型紙を巧く差し込めませんから、
ちょっとした寸法不足が命取りになるので、糸を解くのも慎重にならざるを得ません。
↓ ほら、こんがり?焼けてるでしょ。 これじゃ使えません。
そんなこんなで、試行錯誤を繰り返しながら、想像力を豊かに働かせ?
幾らかのリスクを残しながらも、何とか入りそうです。

当初無理かな?と予想していたサイバラ(細腹)も、
実際にバラしてみると、着物って縫ってる所を解くと中でつながってたりして
これは案外イケるかも?てな事も。
Yさんの想いが凄く伝わってくるので、何とか素敵な結果を出したいです。
Yさん、期待しすぎずに?楽しみにしてて下さいね♪


アルパカ100%のジャケット生地ですが、皆さんは冬場のこういった明るめの生地だと、

何色のパンツを合わされますか?

よく黒いパンツだとか、同系色の濃色を合わされている方を見かけますが、

理由を聞かれると困るのですが、何となく好きじゃありません。



では、どんな色を合わせるか?ですが、、

必ずどんな色にも〝粋〟な組み合わせがあるんですよね~

秋冬物の仕込みもボチボチ進んでいますが、今年も周りがハッとするような

小粋なご提案を心がけようと試行錯誤しております♪

いつもハッ!とし過ぎて浮いてますか!?(爆)




大阪の夏祭りと言えば天神祭です! 

本宮の今日は、運送便の集荷も15時で終えました。(笑)



16時に天満宮を出発した3,000人の陸渡御の行列は、マッセアトゥーラのすぐ南側、

旧家の町並みが残る骨董の町〝老松町〟を抜け、御堂筋を経由し、

船渡御(ふなとぎょ)の船乗り場まで向かいます。



陸渡御(りくとぎょ)は、

火と水の祭典をイメージする天神祭のクライマックス、船渡御に比べて地味ですが、

特に老松通を巡航する姿は、周りの雰囲気と相まって何とも趣があります。





◆老松通を西へ向かう陸渡御の行列が、

 マッセアトゥーラの前を走る、広い4車線道路にさしかかろうとしています。





◆枕太鼓の行列が、4車線道路を横切っているところです。





◆行列は、骨董の町〝老松通〟のメインストリートへと入っていきます。

 ちなみに画像の行列は、約30講ある内の1つ、

 マッセアトゥーラのある大阪市北区西天満の属す、連合町会の〝神鉾講〟です。





◆馬にまたがる天狗のお面をかぶった猿田彦が、実質的な渡御列の先導役です。





◆天神祭の2日間、この界隈は仕事の雰囲気は皆無です。(笑)






先週やったブログdeクイズ!ですが、せっかく盛り上がったので紹介させて頂きます。

予想を上回る数の書き込み、皆さまに感謝致します。

どうもありがとうございましたっ!

ということで、今日の内容は7月14日のコメント欄と同じ内容なので、

既読の方はごめんなさい。

※ちなみに正解者は〝こけっち!〟さんでした♪







画像は、羊の毛を刈り取ったままの状態、『グリージー』です。

羊の脂分や汗に泥土や草がこびり付き、ついでに?糞までくっ付いてます。

これこそ、本物のドレッドですね。(笑)

手で触ると脂ギッシュでベトつき、ケモノ臭まで放ってます。



こけっち!さんの仰るソーピングは厳密に言うと染色工程の一部ですから、

この段階では洗毛と呼ぶほうが相応しいと思います。



グリージーを洗毛し、

ある程度の汚れを取って綺麗にしたものを『スカード』と呼びますが、

この状態になると房はほとんど残らないので、

これは紛れもなくグリージーです。

クリンプ(ウエーブした縮れっ毛)も綺麗に残っていますしね。



ちなみにこのグリージーはポルワース種のものです。

ここから先は、またの機会に、、




まず始めに、「Kさん!ネタのご協力に感謝しまーす♪」

この生地、ロロ・ピアーナのセルジオ社長も大好きな玉虫色に輝く生地で、

何年も前に発表された生地ですが、今年になって待望のリバイバル?を果たしました!

今回はその生地を裏使いし、さらに艶っぽくしてみました。(笑)

画像では分かりませんが、シルエットもかなり色気が、、

裏使いに関しては、2006年3月30日のダイアリーをご参考下さい。



そんな生地に合わせた英国製の裏地も、織り込まれたペイズリーが

今にも動き出しそうなほど生き生きと、これでもかと言うほどビッカンビカン輝いてます♪

Kさん、裏地チラ見せ、ご協力ありがとうございます!(笑)







この生地、スティル画像ではなく、

ムービーならリアルにお伝えできるのですが、、残念です。







アップで取らせて頂きましたが、この画像で

この微妙なミクスチュア感が伝わればいいのですが、、



これは余談ですが、

こんなスーツばかりじゃなく、真面目なスーツの方が圧倒的に多いので、

誤解なきよう、宜しくお願い致します。(笑)

ちなみにKさんはいつもこんな感じのスーツです。(笑)

ついつい、ネタにはユニークなものばかり取り上げてしまいます♪

Kさん!ご協力ありがとうございました!