今日は同じ業界から、嬉しいご来客がありました。

今年の2月、博多の百道浜にオープンされたウェイクの渡邊さんです。

同じような志(こころざし)を持ってこの世界に入られた方で、共感してお越し下さいました。

頼ってもらえるって、本当に嬉しい事ですね。

マッセアトゥーラをオープンしてから、同じ業界の方だけでも

九州から東北まで10名以上の方がお越し下さいました。

それに、テーラー志望の方を合わせると20名を越えますから、

右肩下がりと云われるこの業界も「今後の見通しは明るいなぁ~」と嬉しくなります♪



渡邊さん、経験が長いか短いかではなく、

いかに時間を過ごしてきたか(真剣に取り組んできたか)だと思います。

お互いに、ますますこれからも切磋琢磨して、日本のスーツ文化を復活させましょうね!

これからも、宜しくお願い致します。




質感の高い、、ギンガーの握りバサミです。

20年後、どんな風に味が出ているのか楽しみです♪







嬉しかったので、「良い物をご紹介頂きました」と、お礼を書くと、お店の人からお返事が、、

読んでると、まるで自分の文章を読んでるようで気持ち悪かったです(笑)。

本当に良いものをご紹介して下さってありがとうございました。

頂いた内容を下記にペーストさせて頂きます。



柳瀬様、こんにちは。

こちらこそ、ご利用頂きまして有難うございます。

家に例えると、

土台がしっかりしていない家は、どんな豪華な家でも一瞬のうちに崩れ去ります。

時間が経ってもその素材の良さがでません。

しっかりした土台(信念)を持っていたら、どんな地震、台風が来ても守ってくれます。

それが100年、200年経っている家と同じです。

良い物は、みなそのように年月が経てば経つほど、その良さが出ます。

味わいもあるし、流行の洋服とは違いどの年代にもその良さが嫌味になりません。

・・・と、意味がわからない発言、申し訳ありません。

電:プルルルルゥ~♪

M:はい!ありがとうございます、マッセアトゥーラです。

O:初めまして、3月9日に採寸に伺いたいんですけど空いてますか?

M:どうもありがとうございます!

   それでは当日、もしお気に入りのスーツがあれば、着て来てもらえますか?

O:は~い、分かりました~♪



そして今日のこと、、

O:やっぱりこうやって着てきた方がいいんですか?

M:そうですね、、

   ゼロベースで作るより、その方がお互いの感覚にズレが生じないんですよ。

O:と言うと?

M:仮に〝タイト〟と言っても、お互いの間で〝タイト〟のレベルが違ったり、

   また、英国スタイルで!とか、サンローランっぽいの!と云っても、

   出来上がってきたら、思ってたイメージと全く違う!なんて事もあり得ますからね。

O:ふぅ~ん、なるほど。

M:そんなズレが少しでも起きないように、お互いの感覚を摺り合わせて、

   今から作ろうとしている服を、さらに昇華させるためなんです。

O:このスーツ、出来上がりが楽しみですね♪

M:気合入れて型紙仕上げますね!



お客様が、その服のどこを気に入り、どこに不満を感じておられるのか、

何かを基準にして「それはもっとこうした方が、、」と云う提案をさせて頂きながら作る方が、

全くのゼロからより、早道ではないでしょうか。

中には何着も持ってきて下さる方もいらっしゃいます。

ただ、あまり多すぎても何が本質なのかを見失う事もあるので危険な場合もあります。

もしも気に入ったスーツがなくても、

絶対に譲れない部分だけを伝えて頂いた上で、あとの調理をお任せ頂ける方が、

結果的には、1着目をバランスの取れた、綺麗な洋服にするコツのような気がします。




ここ2年程前から、ジャケットのラペル巾の指定に新たな傾向が見えています。

6cm台から11cm台まで、バラエティーに富んでいるんです(笑)。

それも、ワイドかナローのどちらかに偏る傾向があります。

もちろんクラシックと云われている9センチ前後のご注文も半分近くを占めてはいます。

また、ワイドラペルをご指定下さる時は70年代を意識し、

フレアーパンツを提案させて頂くと、ご希望になられる方も多いです。



肩巾や胸囲とのバランスはもちろんの事、

Vゾーンの深さ、ゴージの高さや角度との兼ね合いも考えないといけないので、

結構大変ですけれど、スーツ創りが多様性を増し、

流行に関係なく自分の価値観をしっかり持たれた方が増えてきた事は、

とても嬉しく、僕としても色々なスタイルを創らせてもらえるので、ホント楽しいですね♪





画像は胸囲実寸106cm、肩巾46.5cmの方で、8.7cm巾ご指定ですから、

ゴージラインやバスト巾からすると、少しナロー気味ですが、

これ位なら逆に流行に関係なくスッキリ着て頂ける、程よいバランスだと思います。

今日は面白いネタがなかったので、

僕が最近ハマっている珍味?をご紹介させて頂きます(笑)。

我が家の味自慢グループ、小林みつ子さん提案の〝焼にんにくなめ茸〟です。







通常のなめたけの佃煮に、スライスにんにくが合わさり、

驚異的な食欲が湧きます♪(爆)

皆さま、塩分の摂り過ぎにはご注意下さいね。


2月10日の読売新聞に掲載の記事を、

ホームページの〝掲載メディア〟にてアップしました。

買い逃した方は、是非ご一読下さいませ(笑)。

これからも皆様に喜んで頂けるよう、モノ作りに誠実に取り組んで参りますので、

あらためて宜しくお願いします。








今日仕入れてきた、ドーメルTONIK(トニック)のブルーのピンチェックです。

マニアな方にはタマらない生地ではないでしょうか、、

こんな張りのある生地だからこそ、

バシッと仕立て栄えするタイトなシルエットでお仕立てされてはいかがでしょうか?

これはヴィンテージなので、

今のTONIKより素材も良く、張りや光沢もあります。

もちろん高価なTONIKにしたら、破格のお値打ちモノですよ♪




3月12日(日)東京展示会を開催させて頂きます。

元々東京のお客様たちから声を掛けて頂き、ご協力頂いて始める事ができた展示会ですが、

今回も1日ではありますが、またまた会場は高橋さんのスタジオをご提供頂き、

開催できる運びとなりました。

皆様のご協力、本当にありがとうございます。



前回もそうでしたが、大阪までワザワザ作りに行く前に

「柳瀬ってどんな奴?」的に会いに来て下さった方もいらっしゃいます。

ですので、是非お気軽にお越し下さい。

ただ、一気にお越し頂くとユックリ話すこともできなくなるかもしれませんので、

ご来場前に是非ともご連絡頂けますよう、ご協力をお願いします。






キルティングのオーダーを始めました(笑)。

何だかワクワクします♪

裏地と中綿とステッチを選んで作ったキルティングを使って、コートを作るんですから♪



今回はキュプラ100%のツイル裏地に、中綿に高性能素材シンサレートを使うのですが、

その中でも最もドレープ性に富んだ、Exソフトの40g/mを組み合わせ、

2インチの菱形にキルト加工してもらいました。

今回のコート、シェットランドツイードとの組み合わせで、

どのような暖かさを生み出すか、本当に楽しみです。










今日はバタバタしてしまい、皆様ご予約を頂いていたにも関わらず、

少々お待ち頂いたりして、申し訳ありませんでした。

でも春物のお渡しや、ご注文を戴いた生地の色目も明るくてウキウキでした。



それに加えて、今日はもう1つウキウキする事が、、

レオニダスは、チョコレートでは知っていたのですが、こんなの初めてです

凄くジューシーで、食感も最高です。

見た目も宝石箱のように可愛く、僕にはヒットしました♪

是非、皆様にもご紹介したくて、、(笑)。

Nさん、ありがとうございました。