本日をもちまして、年内の営業は全て終了とさせて頂きます。

今年もたくさんの洋服創りを手伝わせて頂き、ありがとうございました。



洋服をご注文下さった皆さまばかりではなく、

この日記の読者の方々にも、心から御礼申し上げます。



本当にありがとうございました!



それでは皆さま、

ご健康で、輝かしい新年をお迎え下さいませ。



マッセアトゥーラ 柳瀬博克







なお、年明けは7日(月)から営業させて頂きますが、

早々ではありますが、8~9日は出張の為、店舗はお休みを頂きます。






Mさんは、毎晩のようにBARで飲んで帰られるようで、

グラスを持たれる右手の肘の辺りに〝テカリ〟が生じてしまいました。





これは、カウンターと擦れて組織が寝てしまい、

さらに表面の毛羽がなくなって、繊維表面が平滑化することで起こります。



普段からのブラッシングで起毛を心がけ、スチームを当てたりして、

生地をふっくらと回復をさせてあげることで、

ある程度は避けることができます。

ただし、ムキになって擦りすぎて、生地を傷めないように注意して下さいね。(笑)



生地によってはあまり効果がないものもありますので、

適性を見ながら試してみて下さいね。






今日届いたジャケットやスーツに使った生地の残布。

破れや虫食い時の〝カケツギ〟に必要な分量だけお渡ししますが、

それでも結構な分量が余る事も多いです。

捨てるには勿体無いので、ご希望の方がいらっしゃれば、

捨てずに置いておきますので、仰って下さいね。










ニューヨーク近代美術館(MoMA)のシンプルなKEYホルダー。





これは、新婚旅行で行かれたニューヨークで、Iさんが選んできた下さったお土産です。

あたかも無駄を削ぎ落とす事を目的としたようなミニマルデザインは、

洒落者、Iさんらしいセレクトです。

他にもNY名物?ゼイバーズのチョコレートも頂きました。

ここは僕も、15年ほど前にNYへ行った時に行きましたが、楽しい!(笑)

Iさん、遠慮なく頂きます!ありがとうございました!

最後になりましたが、、

ご結婚おめでとうございます!!

末永くお幸せに、、






12月30日(日)~1月6日(日)をお正月休み、

そして、1月8~9日は出張の為、店舗はお休みを頂きます。



また、毎年の恒例になっている年始の海外出張は、

来年度は生地展及び、ミル(機屋)巡りをする予定ですので、

生地展の開催日程に合わせ、2月11日(月)~21日(木)は休ませて頂きます。



長らくご迷惑をお掛けしますが、

何卒、ご了承頂けますよう宜しくお願い致します。



2007年も残すところ、あと1週間ですが、

皆さま、思いっきり楽しんで楽しんで、楽しみまくりましょう!(笑)

この1週間寒くなりそうですので、体調管理はシッカリ!






パリのシャンゼリゼ大通りで見た完全防寒装備されたベスパ。

若いパリジェンヌが乗って去ってゆきました。

それにしても、ちょいイカツイです。





イタリアとスイスの国境、スイス側の町ルガーノにて。

イタリアやフランスじゃ実用車として乗られている事の多いスクーターが、

ここでは、どれもレーサーレプリカ!(笑)







ミラノで見るスクーターより、確実に派手だし、

それに何といっても、綺麗にお手入れがされていますね!(笑)





国が変われば、事情もこれだけ変わるんですね。(笑)





コレ、おまけです、、ミラノの街角でみたビアンキの自転車。

チェレステグリーンの車体のヤレ具合が雰囲気♪










これまで、僕がヨーロッパに行った時に撮り貯めたスクーター中から、

今日は、ナポリの街中で見たベスパを紹介します。



意外にも、整然と路駐されています。(笑)





水色のプリマヴェーラET3が、僕が以前乗っていた車体。

そして、後ろのラージボディーも、以前僕が乗っていたRALLYと

同じ車体です。(これは125gtrですが、、)
日本じゃ結構な値段がつきますが、ナポリじゃ、あちこちで普通に見ます。





最新の200gtsですが、既にボロボ、、いや、味が出てますよね。(笑)

ちなみに、スパッカナポリ地区で見た風景です。





この車体が、僕が今、乗っている新しいタイプで、

それでも30年経っているモデルです。

この風景は、世界遺産にもなっているエルコラーノ遺跡前のリストランテです。





これだけ、、どこだったか忘れました。(苦笑)

大型ホイール車輌が多いので、もしかしたらフィレンツェかも。










20万円握り締めてご来店下さり、「お任せします!」

嬉しいです、ありがとうございます!!

でも(初歩的な事ですが)、

お話を聞かせて頂くと、持っておられるシャツや靴、ベルト、、

全体のバランスが悪いかも、、

スーツを着るときには、全体のバランスが大切。

そんな時は12万のスーツにして、残った8万円をその他に投資される事を勧めます。

もちろん、20万円以上のご予算があって、他にも予算が取れるなら、

ご予算の20万円全てをスーツに注ぎ込んで下さい。(笑)



どうお金を使われようと、余計なお節介ですが、

スーツってシンプルが故に基本的な事を押さえた方が、そんな思いから。

以前このブログの〝オシャレ通信〟カテゴリーのどこかで、『紺に始まり、紺に終わる。』

という内容を、書いた気がしますが、

これは、そういった基本的な事をパーフェクトに押さえ、

その上でバランスの取れた自分流を持った上級者だからこそ、、

きっと、ネイビーがお洒落に映えるんですね。



一点豪華主義ってのもアリですが、

あっ、、これ以上書くと本題から外れるのでので、、

また別の機会にでも。(笑)






先日、高知のKさんがお越し下さった時に頂いたポン酢です。

今日、出来上がった洋服を発送させて頂きながら、

ポン酢の事を思い出しました。(笑)



高知市内から2時間程度、高知県の東部、安芸郡の中北部、

室戸岬の真北の山間に馬路村はあります。



本題から外れてもう少し続けますと、

明治時代までは馬路村の隣に魚梁瀬(ヤナセ)という村があり、

この2つの村が合併して馬路村となったそうですが、

その魚梁瀬地区にある〝ヤナセ杉〟は

古くから朝廷奉納用、幕府献上用として手厚く保護され、秋田杉、吉野杉と並んで、

にも選ばれているそうです。

そう、、字は違いますが、同じ〝ヤナセ〟なんです。(笑)



ちなみに、馬路村ブランドの製品は、

このポン酢以外にも、その後続々と開発され、

イメージキャラクターまで生まれ、快進撃を続けられているようです。

でもその根底に流れるのは、消費者間の口コミがあってこそ。

その部分を大切にされている結果の賜物ですね。



それにしても、美味しい! Kさんありがとうございました!

今までのポン酢に加え、これからはポン酢も使い分けの時代ですね。(笑)












4年のお付き合いになるNさんのスーツ、今回の生地も半ばお任せ状態で選ばせて頂き、

スタイルはいつもと同じですが、それ以外の仕様も全てお任せ下さいます。

裏地は、寒色系の生地と大きくコントラストをつけることなく、

暖色系の優しい色合いを選ばせて頂きました。

袖裏は若干明るい色に、グラデーションをつけました。

裏地選びも密やかな愉しみです。(笑)