服地についているSEAL(シール)から古いものを数点。

最近の生地には付いてない事も多いですね。

付いていても、味気ないクオリティーの物が多くなった気がします。

人間の古い?僕は、これが安っぽいと、生地まで安く見えてしまったりするのです。



SEALは、英語で『印章』の意味で、

封書にロウを垂らして刻印されたものをご存知の方は、

この画像を見られて、イメージが重なるんじゃないかと思うのですが、、







まぁ、良いように考えれば、

それだけオーダーが身近な存在になったのでしょうが、

やはり、SEALは、生地のクオリティーを示す〝太鼓判(印章)〟のように思うので、

こんなところで、手を抜かないで欲しいのが本音です。

まぁ、手を抜くというより、耳に文字が入るようになったので、

必要がなくなったと言えば、そこまでですが、、






今日がマッセアトゥーラ1着目のお渡しだったOさん。

Oさんとは、かなり時間をかけてイメージ固めをしたのですが、

出来上がってきた洋服は、Oさんがイメージされていたよりもタイト、というか、

ちょっとシャープ過ぎる印象だったようです。



同じようなイメージのままスッキリ仕上げたつもりだったので、

1着目から「きましたきました~♪」って感じで、

僕としてはご機嫌だったので、ガックリ。



ただ、ここからは検証で、どこがイメージと違ったのか、可能な限り修正すべく、

再度お互いのイメージのチューニングの為に、

鏡の前で、気に入っておられたスーツと今日お渡しのスーツを、

何度も、、それこそ10回近く、交互に着替えて見比べてもらったんです。

そうこうしている内に、ラブラブな超ファッショナブルなOさんの彼女も合流!!



再度Oさんに着替えて頂き、彼女にも見てもらったんです。

そしたら、「凄く似合ってるよ!」のひと言が、、

そして、「あなたらしいやん」とも。



Oさんご自身も気付かれ始めたタイミングで、

彼女にも、それと同じような事を言ってもらって、Oさんも納得。

やはり女性の目(直感!)に狂いはないと僕も納得。(笑)



ここぞとばかりに、僕も彼女に見てもらおうと、

この前、ナポリのサルトに仕立ててもらった服を着てみました。(爆)







「やなせさんらしいよ、全体のシルエットばかりか、襟の柔らかなラインも似合ってる。」

「私がやなせさんを知ってるから、そう思うのかもしれないけど、

優しさが伝わってくる感じがする。」



ガァ~ン、、



続いて、最近着てるジャケットを着てみる、、

「やっぱり、さっきの方が似合ってると思うけど、、うん絶対!」



ガガガァァアァ~ン、、、



自身、そういう風に見られる自分が嫌でワザとそうじゃない服を着ていたのに、、

すっかりお見通しだったのです。(苦笑)



サルトリア・ラッジョ氏が、「君のフィロゾフィーまでをも表現する洋服を、、」

と言いながら仕立ててくれたジャケットは、、やはり本物。

でも、「だから俺は、そんなイメージを払拭したいんだよぉお~(悔涙)」



着る人のイメージを如何様にも変える洋服って、恐ろしいなぁ、、

あらためて装いの大切さを痛感しました。

でも、結局はその人らしさと言うのは、人はお見通しみたいですね。

これからもより一層、中身を磨かないと(苦笑)。



毎度のことですが、長々と失礼しました~






Nさんが5年も前から、「あっ、これは俺が乗る車やな」と思いつつ、

仕事を頑張ってこられ、先日納車された車なんです。

いいですね~好きですね~

そういう思いをもって手に入れるって。

ごめんなさい、今日は硬い話は抜きにしましょう!(爆)



キャデラックのセダンと同じアイデンティティーを感じるさせる

エスカレードのフロントビューです。

というか、セダンがそのまま厚くなったって感じですね。





ヘッドライトの高さだけでも50cmのド迫力?風格です!





ほんとデカイです。

助手席に乗せて頂いたのですが、

寂しがり屋の僕には運転席と離れすぎてて、、

だって、4人くらい座れそうな勢いで開いてるんですから。(笑)



ありがとうございました!

透けシャツ(笑)、急いで仕立てますね~。



デロデロ~って走り去る6.2リッターエンジンが奏でる排気音~♪






家具屋さんのFさんが、今日、突然ブラッと入ってきて下さいました。
聞くと昨深夜、ウチの前を通られた時に、凄く雰囲気が良くて、
洒落た雰囲気で置いてある家具が気になられたとか。
それで今日、改めてお越し下さいました。
嬉しいですねぇ~そういう間違い。
ありがとうございます!(笑)

実は開店当初、家具屋さんやBARと間違われたり、、
もしかして、テーラーをしているより集客力は高かったりして!(爆)

この場では語りつくせないほど、
物創りをするもの同士、時間を共有できました。
さて、、みなさんは、どうしてスーツを着ますか?
どうしてオーダーされるのですか?
物を創る側は単に作るだけではなく、その先にあるものを見ながら物を創らなければ、、
そうイメージして作らないと、良いものは生まれてこないと思います。


大阪のKさんのアンコンジャケットです。
この裏地のセレクト、正解!
ネームの色も裏地に合わせました。




これは、本日の発送をお約束させて頂いていた東京のTさんの、
コードレーンのスーツ、綿素材にポリ混で快適♪




もう1着、東京のOさんのスーツがあったのですが、
先程のKさんに、その発送準備の間お待ち頂いて、何とか間に合いました。


今日は(も?)皆様に、ご迷惑をお掛けしました。
もう少し、ゆとりのあるスケジュールで仕事を進めるよう心がけます。
今後とも、今回の皆様の寛大なお気持ちに甘える事なく、
心がけますので、宜しくお願い致します。





広島の友人が、滞在中のアロナビーチから画像を送ってきてくれました。
アロナと聞いて判る人は、きっとダイバーでしょう。(笑)


波打ち際から30mをボーダーラインに、
ホテルやダイビングショップ、レストランやBARが並びます。




波打ち際にある茅葺のBARで、波の音を聞きながら、、
レッドホースBEERを飲むのって、
スーツをビシッと決めて、ホテルのバーで過ごすのと似た感覚。
、、、スタイルは違っても、僕にとってはいずれも至福の時って事です。(笑)




昼間は猛烈に熱い!ので、
夕方になれば、みんな散歩に出てきます。




フィリピン名物〝バンカーボート〟です。




海側から見たアロナビーチ、これが巾1キロ弱に渡って続きます。




友人N君と、仲良しのロコ達。
足しげく通うN君は、家族ぐるみのお付き合いが続いてます。




歓迎のお料理♪




のんびりした島に、のんびりした時間、、
そんな休暇を過ごすために、僕も久々に白砂のアロナに行きたいなぁ~





先日、無事結納を済まされたSさんに、
無理にお願いをして送って頂いた2枚の画像です。

画像と共に頂いたメールを掲載させて頂きますね~
たっぷり自慢させて下さいね~(笑)

> 昨日フォーシーズンズホテルで厳かに結納を執り行いました。
> 衣装はもちろんやなせさんの新作です。
> 強風でしたが、よく晴れた日で、おニューのスーツがよく映えました。
> 超かっこよかったです!
> スーツが。。
> 6月にお呼ばれしている結婚式にも着ていきます。
> 今から楽しみです。
> いいスーツですよ、ほんとに。
> ありがとうございました。

Vゾーンが〝パーンッ〟と張ったSさん、
まるで肩幅が広くてウエストの細い、イタリア人みたいな雰囲気です♪

Sさん、ホント末永くお幸せに!
奥様をお幸せに!!
よかったら、高橋さんや山下さんが撮って下さった奥様との2ショット写真も
使わせて頂けると、とっても嬉しいんですけどねぇ~
ん?あれはスーツ姿じゃないっ!目的がスリ替わってますよね。(爆)

Sさん、画像のご提供、どうもありがとうございました!
奥様にも、宜しくお伝え下さいね!!

今日は同業や仕入先を始め、デザイナーやパタンナー、
はたまたクリーニング屋さんやヘアースタイリストの方々と云う、
人を素敵に魅せたい!という同志で仕事をしている仲間の集まりBoitsの例会でした。
それに専門紙S社のO氏も交えて、新鮮な会となりました。
最初は同業者だけだったこの会も、志が同じなら業種は関係ない!
そんな広がりをみせながら進化してきました。


何故スーツを着るのか、
どうしてこの仕事をしているのか、、
意見は全員一致!流石は意識の高いBoitsメンバー。(笑)
身に纏うと云う本質的な部分について、色々な意見が出ましたね~♪
今日はそんな話題にふれる中で、
好きな事を仕事に出来ている喜びを改めて感じました。


その時の模様は、BOSSのブログで公開中ですので、
そちらをご覧下さい!(笑)


画像は、GW中にBOITS仲間のB君とK君とで行った布施にあるお店です。
並んだ甲斐がありましたねぇ~、このお店。




どうですか、見てるだけでソソられませんか?♪
その時、たまたま隣席に座り合わせたグループも同じ業界の人。
その時も、酒で勢いづいているせいか?熱い話(生々しい話?)になりました。
是非ともBOITSへのご参加、お待ちしておりますので、
この場でエントリー受け付けております!(笑)


ちなみに今夜は、
北浜の証券取引所の斜め向かいにあるエルポニエンテにて、2次会でした。
食欲をソソる料理のせいで、メチャクチャBeerが進みましたぁ~♪


◆BOITS(=Bottom Of Illminative Tailor’s)
混沌が始まり、心が崩れ 新たな創造が始まる。
天分として、テーラーはあらゆる啓蒙が必要な時代。
自分自身、そしてすべての人たちとの対話から、
服を作り今を感じ、未来に歩む。
「闇に輝くテーラーたちの後ろ姿」
by BOSS








Kさんからのお土産です。いつも何やかんやとありがとうございます!
地元の超優良企業、亀田製菓アルビレックス
新潟では、普通に並んでいるとか。
名付けて〝勝ちの種〟(爆)






ビールのおつまみにどうぞ!って事で頂きましたが、今日はKさん、車でした。
全10袋の内、まだ8袋残っていますので、是非♪
って、、
一体何の店やねん!?(爆)


今日は数件のお渡しを始めとし、バタバタしてご迷惑をおかけしました。
Iさんから「YANASEさん、いつがゆっくりしていますか?」と、、
いや、「今日はたまたま、急に重なっただけで、、」
皆さま、ごめんなさい、、







acornのシャツ地から、2種類のピンクのストライプを各1着ずつご注文され、
襟とカフを入れ替えて2枚のシャツをオーダーされました。






1枚はボタンダウンカラーで、
身頃には太目のストライプを、そして襟&カフには細目を配し、
もう1着は、セミワイドスプレッドにし、
そして、身頃と襟&カフの組み合わせを逆にしました。


この2種類の生地を使ったシャツは、
遠くから見ても同じトーンになるようなストライプを選びましたから、
パッと見は無地のピンクのシャツに仕上がっています。
あえて目立たさないYさんの遊び心です♪






ちなみに画像の釦は真珠の母貝である〝白蝶貝〟から削り出したボタンです。