今日は、どなたさまのご予約のない日で、
おまけに夜は食事に出掛けるので、のんびりした時間を過ごしています。
するとイタリア語が、、河合君がアイパッドで、イタリアのニュースを見ていました。リアルタイムだそうです。
凄いですね~ あっさり 「もう住んで10年になるんですよ」って言われました。そりゃそうか(笑。


僕のパンツは、どんどん後回しになるので、
せっかくの機会ですから、工房でやってもらいました(笑。
さぁ河合君、あと1時間ちょっとで20時、飲みに行くでぇ~、頑張ってなぁ~♪




ボローニャから届いたドラッパーズのシルクウール。
僕は、この生地でジャケットをオーダーしたのですが、この生地、
今までにもジャケットだけじゃなく、ベストやワンピースでもオーダーされる人気者。
何と今回は、、3ピースでのご注文です!!エロ過ぎませんか?ちょっとこれ、ヤバくないですか?(爆
ごめんなさい、ヤバイとかエロイとか良識を弁えた45歳のオッサンが使う言葉じゃないですね!

股下の数値は、靴のサイズやパンツの裾巾で変わってくるのですが、
生地が届くまでの間に、今回のスーツに実際に着用される靴を買ってきて下さいました。
裾巾は細くせず、生地のドレープ感が綺麗に出るようにします。でも膝巾との差を小さくする事で、スリム感を出します。

今回のUさんの流れ、、
生地に一目惚れして、それに似合う靴を見付けて、、
こうして自分の好きな物に囲まれて、、気付けば、どのアイテムを組み合わせても、
テイストの合う『自分自身のワードローブ』が構築されている。

男性の皆さんは、いつも似た物ばっかり選んでしまうとおっしゃいますが、
僕はそれで良いと思っています。男ってそんなもんです。
同じ紺色でも、新卒の就職活動の学生さんが着ているネイビーと、
お洒落な人が着こなすネイビーのスーツとでは醸し出される雰囲気というかオーラが
まったく違うものになります。スーツは紺に始まり紺に終わると言われるように、ありきたりだからこそ、
シンプルだからこそ、ごまかしの効かないものであり、差がつくアイテムではないかと思います。

Uさんのワードローブ、どれも個性的です。
僕の好みもそんなんですから、キワ者と思われるようですが、
以前、Kさんも書いて下さったように、基本、クラシックな物が好きですので、
そのあたり、ご理解のほど、よろしくお願いしまっす!(笑  支離滅裂な流れで、ごめんなさいっ汗。





こんにちは、大坂です!
残暑が続きますが、もう気分は秋です。。
もう夏服は飽きた!!!
そんな時は足元から季節の変わり目を表現した装いが素敵です。
女性の場合はストッキング。

肌色からディープグレーや黒にするだけで「AUTUMN」な雰囲気がでますよね

男性ならやっぱりスゥエードシューズ。
お洒落は「足元」が重要です!




今シーズン、目を引いた生地の1つがコレです。
僕の貧困なボキャブラリーでは、何と伝えてよいか分かりません!
到着して間もなく、今日Kさんが決めて下さいました。到着する前から話してたので、
Kさんも、興味津々で楽しみにして下さってたんです。クラシックなツイードにはない独特の色気があります。
ここ数年、英国ブームですが、チェルッティが考える英国は、こんな感じになるんですね!って云う
チェルッティ独特の感性が、サンプルの中にいっぱい詰まっているので見ていて楽しいです。




Kさんの、お気に入りのワンピースを
調整したり、リデザインして、型紙から作ったワンピースです。
夏も終わりに近づき、スデにあまり着ていただけない季節になってきましたが(冷汗、
必要に迫られてオーダーしたわけじゃないから大丈夫!と言ってもらえて、
こちらもホッとしました。打ち合わせその他、色々と時間が
かかってしまって、申し訳ありませんでした。


低速織機でゆっくりと織り上げられたコットンリネン素材なので、
このように洗いっぱなしの状態で、良い風合いです。
着ているうちにしんなりなってきて、
洗うと、また張りが出る。
どんどん洗って馴染んでくる、、まるでデニムみたいです。

あっ!このワンピースをデニムで作ってもいい感じになりそうですね!
自分で書いてて、勝手に妄想してしまいました(笑。
Kさん、ありがとうございました!




服を格好良く着るのに、どーでもええことですが(笑、
コートの上襟の裏は、構造上こうして真ん中で切り替えるんですけど、
厚くなってゴロつかないように、生地と生地を重ねずに、付き合わせで縫い合わせてくれています。
これは、先日のサルトリアクレセント(ミラノ)のオーダー会の、コートの仮縫状態です。


拡大してみます、、分かりますか?
こんな技、日本では見たことも聞いた事もありません。
日本の目指すところは耐久性だとしても、これでも全く問題ないと思います。
実用上、問題がなければ、この方が柔らかく仕上がりますからね。
国が変わると縫い方も変わるし、縫い方が変われば出来上がる洋服の雰囲気も変わります。
こんなちょっとした部分の集合体が、洋服の持つ雰囲気になるんですよね。
マニアックなネタ、失礼しました。コートの完成が楽しみです!




昨日と今日は、この前の春に、
採寸をさせた頂いた皆さまの仮縫の着せつけでした。
タイトなスケジュールの中、お時間を頂き、ありがとうございました。
ご了承頂けた方だけになりますが、この2日間の着せつけ風景をご紹介させて頂きます。

もう10年近いお付き合いになるTさん。
世界中で、色々なアイテムをオーダーされている方です。


ここ5年ほど、絞った洋服から遠のかれ、パンツも2タックばかりです。
皆さん、色々と着てみて、結局は自分自身のスタイルを確立されてゆくんですよね。。
まさに『着るか着られるか』『着られるためのスーツは作らない』『あなたがあなたの意思で着るスーツ』です。


典型的なミラノクラシックを、とのオーダーです。
基本はWアルスターですが、バックスタイルはピエゴーネ仕様とし、
全体的に、もっともイタリアらしいコートに仕上げますので、生地もそのスタイルに
似合うように、英国のヴィンテージ素材を探しました。ピエゴーネ仕様には一般的なコート素材は似合いません。


仮縫をご覧頂き、出来上がりが更に楽しみになったと言って頂きました。


色気のある紺ジャケとのご希望です。
バスト106、ウエスト99から、色に負けないくらい、
シルエットで、どれだけボディーラインを再構築できるか!が勝負です。
出来上がりは1月末辺りを予定しておりますので、それまで大きな体型の変化がないように、
皆さま、楽しみにお待ち頂けますよう、よろしくお願いいたします。




最近、真夏はスーツどころか、ジャケットも着なくなたと仰るYさん。
夏はもっぱら、シャツとパンツのオーダーばかりです。
今年4本目のパンツは、コットンのソラーロ。
ビジネスシーンではベージュやブルー系が多くなりますので、
少しずつ変化のある生地をお勧めする中、特にこれは気に入って頂けました!


秋口に向けてスーツでお勧めしたのですが、真夏にパンツばかり着ると上下で色が変わるからと、
秋は秋で、改めてコットンスーツをオーダーしたいと言ってもらいました。
もう少し、ウエイトのある生地を探しておきますね!!

ちなみに、コットンパンツといっても、ドレスとカジュアルがあります。
汗をかいたり皺が入ったからといって毎回洗っていると、
どんどん白っぽくなって光沢感もなくなり
カジュアル化?してきます(笑。

カジュアルで着るコットンはザックリした雰囲気ですが、
ドレスタイプはサラッとした雰囲気で、ビジネスで着るこちらのタイプは
あまり洗わないようお勧めします。かといってドライじゃ汗は抜けませんから、やっぱり水洗い!
上のベージュ部分の文章をクリックして頂くと、
過去に書いた『ナチュラルクリーン訪問記』をご覧いただけます。
同じように色の変わっている文章をクリックして頂くと、どんどん飛ぶように設定しています。


じゃあ、どうするか、、ステテコです(笑。パンツのラインが崩れるといわれそうですが、
ここまで不快な日本の夏には、これしかないのでは?と思うくらい、
穿かないより穿いた方が快適だし、汗もブロック!

子供の頃、ステテコって「おじさん」のイメージがありましたが、
いま思うと理にかなってるし、スーツは初任給の2~3か月分していた時代なので、
スーツを大切にする意味もあったんだろうなって思いつつ、自分も《おじさん化》したのか、、微妙です(笑。



大坂です。
「オーダースーツができるまで」を追ってご紹介するブログ、3回目です。

今日の工房では、生地と芯地が縫い合わされ、「芯据え」の状態になっていました!
さすがオーダースーツ、接着芯ではなく「毛芯」です。
「毛芯」の方がシルエットが美しく、着心地良く仕上がります。


こんなかんじに「ハ差し」が細かく施されています。
これを「すね毛」みたい、、と思うのは私だけでしょうか(笑)


ポケットなどの付属品もほとんどついていますが、
今回レディースにはほとんど見かけない「内ポケット」を追加で付けてもらう事にしました。
既製服だと内ポケットがないので、女性は名刺入れやペンを入れるところがなく、
鞄の中で、いつも迷子になっていましたが、これで解決です!
出来上がりはもうすぐです!楽しみです!!


Sさんのお嬢さまが結婚され、
そのご主人、Hさんからオーダーを頂きました。
実はこの前に、SさんからHさんにハウスクチュールのスーツを
プレゼントして頂いておりまして、そちらも以前にご紹介させていただきました


お写真と共にお手紙まで頂き、ほんとうにありがとうございます。
ご了承を頂きましたので、お写真ご紹介させて頂きます。
Hさん、この度はご結婚おめでとうございます。
またご一緒に遊びにきて下さいね。
楽しみにしてます!