ビスポーク靴「Perticone – seiichi yoshimoto」 
  ◎BLOG http://shoemaking-in-italy.blogspot.it/   ◎Instagram https://www.instagram.com/perticone_official/
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開催日:2018年07月07日(土)・09日(月) 両日とも11:00~20:00
    07月07日(土) 16:00~18:00のみ空きがございます
    07月09日(月) 16:30~18:00のみ空きがございます
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ご注意:必ず事前にご予約をお願いいたします


担当:柳瀬
salon@masseattura.com
06-6345-8708

Perticoneについては、こちらをご覧ください→2017年11月11日




オルヴィエートの駅前からバーニョレージョへ向かいます。
週末はバスが走っておらず、タクシーに乗りました。
トスカーナの長閑な田園風景、幾つかの集落を抜け、道路の途中で?降ろされました。
降ろされた場所からチヴィタ・ディ・バーニョレージョは見えません。
ちゃんと伝わってなかった?降りていきなり不安になりました。

言われた方向に歩いてみたのですがチヴィタは見えません。
周りには誰もいないし、車も走ってないやん!
でもイタリア人を信じて歩こ(苦笑。
どんどん不安になってきたところで看板発見!
看板だけでも、ちょっと安心です!
え!こんなとこ下りんの!?
上るんちゃうの(汗。
大丈夫か!?


えーーーチヴィタ、、、どこにも見えへんやん!!
もしかしてあの案内板って、嘘なんか!? 世界遺産やで、チヴィタって。
こんな人がおらへんもんなん!? 世界遺産やのに、こんな狭い道を歩くんかいな!??
いくらシーズンオフっていっても、ここまで誰もおらへんもんか!?
不安になりつつも、ウンブリア州の素晴らしい景色を見ながらどんどん歩けます!



おっ!来た来た来た来たぁ~ 世界遺産チヴィタに来たぞぉ~
もしかして、この感動を味あわせるために、ワザとあんな辺鄙な場所で降ろした?
やるやんイタリア人! 粋なことしてくれるやん!
タクシー降りてここまで振り返りながら
ブツブツとテンションMAX(笑


バーニョレージョ村の人口は4,000人弱で、
この内『チヴィタ・ディ・バニョレージョ』と呼ばれる
村の歴史地区に登録されているチヴィタは、僅か8人(2017年3月)とか。


何気に、またまたApeを撮ってます(笑。


ワクワクしてきたぞぉ~
小さなチケット売場で€1.5払って、
1965年完成の細い橋を歩いて、いざチヴィタ!


チヴィタの歴史は古代ローマよりも古いそうです。
古代ローマ人が模倣したとされている高度なエトルリア文化、
そのエトルリア人によって、2500年前に作られたと伝えられています。
その更に昔、BC6Cの頃から既に人が住んでいた痕跡もあるそうで、気が遠くなります。

長い歴史のなか、約1000年前から地震と雨風で浸食され、台地辺縁部の崩落が続き、
上にある建物が崩れる危機にさらされ続けている状況となり、
陸の孤島といった風貌になってきたそうです。


チヴィタ(海抜462m)は、オルヴィエート同様、
トゥーフォと呼ばれる火山噴火による凝灰岩の上に作られた町(分離集落/フラツィオーネ)です。
剥き出しの岩肌を見ると怖いですよね。


道も家も、レンガです。
派手さはないですが、美しい景観です。
作ろうとしても、自然に美しく作れるもんじゃないです。
イタリアの洋服の美しさって、こんな景色を見続けてきた彼らだからこそ!


中世から時間が止まってしまったかのようなレンガ作りの町を歩くと、
そこには教会があり、カフェがあり、トラットリアがあり、土産物屋があり、生活も感じる。


どこを見ても絵になる風景、ゆっくり30分もあるけば1周できてしまう。


どこを切り取っても絵になる、なんて素敵な町!


ここでもアペ(Ape)が人々の足として大活躍!


イタリアって、道が狭い中世都市が特に多いので、
抜群の小回りと機動性で、アペ(Ape)が生き生き走り回っています!
またアペ(Ape)の話にそれてんで~(笑
こんな素敵な場所に来てるのに、何で最後はアペ(Ape)やねん!?
僕の貧しいボキャブラリーで説明できない
素敵過ぎるチヴィタ、アペ(Ape)で誤魔化しておきます(笑。


こんなアペ(Ape)のことも思い出しました。
2013.07.05(シラクーサ/シチリア島の南東部)



お洒落なFさんから、爽やかなジャケットとパンツをオーダー頂きました。
ウールに、シルクリネンが混紡されたラグジュアリーな生地です。
合わせるパンツもシルク混紡のラグジュアリーで軽い、
爽やかなブルーグレーをセットアップ!


芯地の相性を見極めて芯据えを行い、
衿がけ・袖つけ・肩まわり・ポケットの玉淵など
その大部分を職人さんに縫ってもらうことで雰囲気が生まれます。
ソフトなタッチとドレープが美しい、ナポリらしいジャケットに仕上がっています。
イタリアンカラーのシャツも、また雰囲気です♪
このジャケットとパンツを着て、南フランスに行かれるそうです。