これ、サグラダファミリアに次いで有名ではないでしょうか?
ガウディ建築については、以前にコテコテと書いていますので、今回はサラッと。
20世紀の初頭、ミラ夫妻の依頼によって建てられた、この超高級な集合住宅(マンション)は、
現役の世界遺産で、実際に住んでおられる方もいらっしゃるそうです。
中に入って、エントランス方向を写しました。
全ての造形が有機的で、まるで生きているような気がします。
中庭は外部に吹き抜け、庭を取り囲む壁面や階段にも曲線が使われています。
バルセロナの目抜き通り、グラシア通り沿いに普通に建っています。
溶け込みすぎて、通り過ぎてしまいそうです。不思議です。
カーサ・ミラの屋上から、サグラダファミリア大聖堂が見えます。
バルセロナが凄い街だって思えるのは、
こうした建造物(芸術作品)が、街の風景に溶け込んでいるから。
後日また紹介させて頂きますが、町の北の外れ(丘の上)にあるグエル公園なんて、
世界遺産である公園が今でも普通に、市民の憩いの場となっているんです。