今日は、年に一度のBoitsの納涼会でした。

糸偏ばかり20名強が心斎橋の小料理屋さんに集結!

テーラーだけでなく、羅紗屋さん・附属屋さん・職人さん・アパレルメーカーの方、

はたまた、職人を志して神戸ものつくり職人大学に通う人たち。

そして、、我がブログにも、いつも書き込んで下さるtakashiさんは、

はるばるPARISからご参加の、某メゾンのパタンナーさん!

ポジションは違えど〝身に纏う愉しみ〟と〝職人技術の継承〟を

日々考えているメンバーとの語らいは、幾ら時間があっても、と言いたいところですが、

今日はそんな話題からは逸れまくって!!な!Tっもっちゃん!(笑)

今日は最高の人生哲学講座でしたね。(爆)







最後は4人で、、4次会?まで行きました。

最後のBARでテキーラのロックを飲みながら食べた、

ガーリックトースト&ピッツア、アーンド!カレーライスは最高でした!



ところでtakashiさん、この前PARISで会ったのが1年半前、、

次回は2年後のご来日か、一緒にアイルランド訪問が先か、ですね。(笑)

本当に幾ら時間があっても足りませんね、、






今年はピークがなく、だらだらとご注文が続いております。

他のお店はどんな感じでしょうか。

そういう意味ではバタバタせず、結構落ち着いてて良いんですけどね。



昨日今日と、数着届きました。





なかなか暑くならないので、皆さん実感が湧かないのでしょうか。

今年は蝉の鳴き声も例年よりも遅かったように思います。



季節を先取りしてご注文を下さる方もいらっしゃれば、

ホントに暑くなってから、「夏物夏物、急いでや~」ってなる方も、、

暑くなったり涼しくなったりすると、気持ちの移行がつきにくいものですね。(笑)



週明けには梅雨も明きそうです。

さぁ!これからピークが、、こなかったらどうしよう、、(苦笑)

シャツの受注シーズンは、これからが本番です。






今日は、月に1度のBOITS定例会でした。

先月に引き続きまして、会場はマッセアトゥーラでした。

狭い店内に20人近いメンバーの方、、窮屈な思いをさせてごめんなさい。



今日は皆さんを混乱させてしまったかもしれません。

オーダーは、スタイリッシュなスーツを作る事はもちろんですが、

やはり、着る方の思いを最優先するべきだと思っています。

もちろん言われるがままではなく、その思いをプロとして昇華させ、纏め上げる。





今日は仮縫いでしたが、

最初に採寸を行う前に、実はモデルのOさんと、

今回のスーツに対する打ち合わせをして、方向性を決めていました。



それをメンバーに伝え切れずに採寸をしてしまったものだから、

仮縫いの段階になって、Oさんと僕の想いに対する皆さんの思いがズレてしまったのです。

僕も自信を持って進めれば良かったのですが、、



今回の目的は、大前提Oさんを格好良くイメージチェンジする事ですが、

やはり、着る人の思いがあってのオーダースーツです。



ですから、出来上がってくるスーツの完成度、、というか満足度は、

如何にお互いの思いをチューニング出来るかにかかっていると思うのです。



各テーラー、それぞれスタイルがありますが、

現時点の僕の方向性は、やはり「着手の想いを昇華させたスタイリング」です。







今日の参加者より、私的なコメントがあります。

「九州のIさん、お元気ですかー、、神奈川のYでーす♪笑」



最後になりましたが、遠路遥々、

神奈川や愛知からもお越し頂いたS君とYさん、、

お疲れ様でした、、貴重なお時間を割いて来て下さったのに、

多くの至らぬ点、申し訳ありませんでした。

この場をお借りして心から、お詫び申し上げます。



毎度の事ですが、全体の様子はBOSSのブログに委ねる事にします。(笑)

それにしても、今夜の帰宅時間は4時を過ぎていました。

今夜をきっかけに、業界の将来安泰を切望して、、BOITS万歳!






一ヶ月ほど前に、専門紙『繊研新聞』に取り上げられたBoitsの記事です。

このダイアリーにも度々書き込みして下さる〝仕立て屋繁田勇〟の666さんから頂きました。












Wさんから頂いたメールを読んでみて下さい。

下記の文章はWさんが目にされた記事だそうで、それに対する返事は、

僕が以前、この場で書いた内容を添付させて頂きました。



>> ミラノにあるSartoriaのY氏のアトリエを訪れたことがある。

>> Y氏によると、所謂サルト(仕立職人)は仕立てには精通しているが、

>> フィッティングに関しては、全てのノウハウを持ちえているわけではないと断言していた。

>> 良い仕立て職人が、必ずよいフィッティングをできるかというとそうではないようだ。

>> フィッティングプロセスの重要性をF氏も強く言っていた。

>>

>> そうなると、フィッターというファンクションが非常に大事になる。

>> フィッターは言わばオーケストラの指揮者のようで、

>> それぞれの名ソリストの持ち味を引き出し、

>> 全体の音を纏め上げる。

>>

>> コスタンティーノ・プンツォ(フィッター)とフェリーチェ・ビゾーネ(サルト)は、

>> 仮縫いの際に意見の相違で相当暑い議論を交わしている。

>> 仕立側からみた限界に対して、

>> 更に高い要求を出すフィッターの意見が衝突しているが、

>> お互いより良い物を作りたいという情熱からか、

>> 最後はサルトの方もフィッターの意見を受け入れて何とかしてみよということになる。

>>

>> コスタンティーノがフィッターとして世に出てきた際に、

>> サルトでもない彼が、

>> 上手なフィッティングができる訳が無いと叩かれたこともあったが、

>> それは、あまりにも乱暴な意見だ。

>>

>> フィッター自身が仕立のことをすべて知ってしまったら、

>> それこそ仕立ての限界も知ることになり、高い要求が出せなくなる。

>> コスタンティーノとフェリーチェが互いに良いコンビとして成り立っているのは、

>> コスタンティーノの感性と哲学に基づいた、フィッティングへの非常に高い要求レベルが、

>> フィリーチェの職人魂に火をつけ、

>> 最善のものを生み出す結果となっているのだろう



最近、日本でも建築家の先生に依頼する施主が増えていますが、

彼らのポジションと似ていると思いませんか?

大工さんが建てる家と、建築家によって設計されて、

それを大工さんが建てる家は、、

適うなら、両方の才能を手に入れたいですね。(苦笑)



話題はそれますが、、建築家と設計家、、

前者は作家的な性質が強く、後者はあくまで施主の意見を昇華させ、

プロとしてカタチにする。

僕はビスポーク、もちろん後者志望です。(笑)






いつもダブルブレステッドをご注文くださるファンキーNさんのスーツです。

このスタイルは、元々は軍服の名残で、

風の進入を防ぐために前の打ち合い(被さり)を大きく取ったのです。

洋服って、軍服の流れを汲んだエピソードが多いですね。

説明、荒っぽ過ぎますか?(笑)





それにしてもビシッと絞られたシルエット、、

今まで皆さんが抱かれていたダブルのイメージとはかけ離れています。

ほとんど見なくなってから久しいので、新鮮ですよね。






今日、スポーツニッポンの取材がありました。

といっても、スポットライトはマッセアトゥーラではなく、

お客様のKさんにあたっています。

Kさん、ご協力ありがとうございました!

そして記者のHさん、ご取材ありがとうございます。

楽しみにしていますね!







ちなみに、画像は、、

Kさんが、今シーズンご注文下さったオレンジ色のジャケットです。

「ウキウキした気持ちになりたくって、、」だとか♪

綺麗な色です、大人しか着れませんね!






マッセアトゥーラでは、

ご予約の方>先にご来店の方、という優先順位で

営業させて頂いておりますので、予約制と云うわけでありませんが、

ご来店時は〝できれば予約して欲しい〟とご理解頂けましたら幸いです。



前日までとは申しません。

せめて、出向いて頂く直前にでも、ご連絡を頂ければ、

せっかくお越し下さったのに、ご迷惑をお掛けする事がありません。

電話番号や連絡先は、こちらまでお願いします。



お近くの方であれば、お越し頂いても来客中であればご遠慮下さったり、

空いている時にブラッと、なんて気楽にして下さっているのですが、

遠方からわざわざという場合だと、僕も恐縮でなりません。



今日も、ご新規の方がお越し下さったのですが、、

結局は無理で、改めてお越し頂くという事でご予約をされて帰られました。

せっかくお越し頂いたのに、Mさん申し訳ありませんでした。

そんなマッセアトゥーラですが、今後とも、宜しくお願い致します。






3月14日に書き込みます、、
ここ数日ブログが閲覧不能になっていました。
多くの方から心配のお問い合わせを頂きましたこと、
皆様にはこの場を借りまして、お詫びと共に御礼申し上げます。


今回の東京も沢山の方にお越し頂きまして、ありがとうございました。
大阪の店舗では、シーズン中でも多くて日に3名のご予約しか受けていません。
そんな対応をさせて頂いておりますので、
今回の採寸ではご迷惑をお掛けした事も多々あると思いますが、
どうかお許し下さい。


そんな事ならご予約を受けない方が良いのか、
それとも受けない方が逆にご迷惑なのか、、悩んでしまいます。


先に状態をお伝えしているのですが、
初めて採寸させて頂く方には、「こんな丁寧にしてもらったのは初めて、、」
みたいなお言葉を頂きますし、
大阪にお越し頂いた事のある方からは、「バタバタするなぁ~」と、
そして、「やっぱり大阪やね、、」と言われます。


僕の気持ちとしては受けたくはない、、
でもこれって、相手によっては押し付けになる事もありますよね。


比べる土俵が違う事を前提に、東京と大阪では満足度は違うと思いますが、
出来上がってくる洋服は、どちらも全く同じレベルですので、
どうか皆さま、ご安心下さいませ。(笑)
と、僕自身の悩み相談室のようになって申し訳ありませんでした。


さて、、やっと本題です。(笑)
この日も19時~大阪と同じような状態になりました。
次回は、それこそ飛びっきりのお洒落をして街に繰り出すのも、
マッセアトゥーラらしい選択かもしれませんね!


それにしても、お土産を沢山頂き、ありがとうございました。
そのほとんどがお酒、、そしてほぼ完飲です。(笑)
皆さま、どうもありがとうございました。


写真は後日アップします。







讀賣新聞の、今日の夕刊に僕が出てます。(笑)
以前取材して頂いた記者のYさんから、老松通を紹介するから、
その中に是非とも!と言って頂き、出たがりの僕はホイホイ快諾しました。






飲食店、骨董屋、美術展、その他全部で21のお店が紹介されています。
梅田から僅かしか離れていない骨董町として有名な老松通には、
古い町並みの中に、お店がポツリポツリとあって、
散策しながら歩くのも楽しい町です。






ほら、出てるでしょ!(笑)






そんでもってジャ~ン、全身で登場で~す!(爆)