雑誌の影響か、白シャツ人気です。

今日仕立てあがってきた5枚のシャツも、総て白シャツ。





ひと言に白と言っても、無地や織り柄と、そのバリエーションは驚くほどです。

無地でも、糸番手の太いものから細いものまで。

それ故に奥が深いのでしょうか。

織り柄も、ヘリンボーン、ピンドット、ジオメトリック、ユニークな柄まで、

バリエーションは無数にあって、目移りしてしまいます。



話は変わりますが、シャツは元々下着の範疇だったようです。

(アメリカで下着と云えば、Tシャツですが、、)

下着の下に下着を着るって変ですね。

高品質なシャツこそ、本来の着方である素肌で、、楽しみたいものです。

それに着心地ばかりか、シルエットにまで悪影響を及ぼすんです。

イタリア人男性のように、白シャツを素肌に着て、

色っぽく格好よく見せる為には、やはり体を鍛えないと(笑)。

もちろんフィッティングによってジャストサイズなシャツを実現するのが前提ですが、、



下の画像はヘリンボーンとピンドット柄です。








上の画像は今日お創り頂いた 英国トーマスメイソン社(右)のヴィンテージ生地と、

伊アルビニ社(左)の生地です。







トーマスメイソン社は、’90年代の初めにアルビニ社に買収され、

今の生地は イタリアっぽく繊細な質感になっていますが、

この生地は 買収前に英国で織られたもので、

低速織機でしっかり打ち込まれた張りのある生地感です。

水洗いしてゆくにつれて段々と目が詰まり、光沢が増します。



その歴史が 産業革命時代に遡るトーマスメイソン社のこんな希少な生地は、

その寿命を縮めないためにもクリーニングには出さずに家で水洗いをして下さい。



下の画像もヴィンテージ生地ですが、残すところ20着程になってきました。




これ、東京のHさんがプレゼントして下さったシャツ用の筒型の洗濯ネットです。

これに入れて洗うと、洗い上がりが、アイロンを使わなくてもいい位皺が

入らないそうです。







使い方は簡単。筒状のネットから上の画像のようなネットが出てくるので、

そこにシャツを挟み込むようにセットします。







上の画像では、それを丸めた状態です。







丸め終わってから、最後に筒状のネットに入れてファスナーを閉めて、

後は洗濯機に入れるだけ。これを手間と思うか、

洗い上がりのアイロンがけの手間を省くか、、



さっそく試してみて、インプレッションは後日!

Hさん、有難うございました!



ラインナップのオリジナルラインを更新しました。

今日はスーツを1着ご注文頂きました。

今までに何着もお創り頂いてるお客様でしたので、

採寸も直ぐに終わりゆったりとお話ができました。



また、先月あるお客様からご注文を頂いた

コットンのドレスシャツが出来上がってきました。

写真が上手く撮れず、この質感をお伝えできないのが残念ですが、

このシャツ、実物は純銀製の織物のように?光沢があって迫力満点です!

ドライクリーニングに出してせっかくの生地を痛めないように

家で水洗いして下さいね。