分かりますか?


よ~く見て下さいね。


ピンドットがちりばめられています♪
遠目に見ると無地ですが、近寄ると「あら!チャーミング♪」




英国っぽい「ウィンドーぺーン」の色とタイ。
写ってないけど、靴も同じ色。でもベルトはブラックで抑えて。
こういう「見る人が見れば分かる!」的なさり気ないお洒落は高等テクを要します。
シルエット感はもちろん、素材感や微妙な色調まで完璧だと、パッと見直ぐに分かるお洒落よりオーラを感じる。
生地は、ローマ企画の英国で織られたもの。 Nさん、毎シーズンありがとうございます!!




コットン素材ですが、1ボタンでピークドラペル!
フォーマルなスタイルを、カジュアル素材でドレスダウン。
大人ですね~! こういうの大好きです♪ 皺くちゃじゃあ駄目ですけど
ある程度クタッと着てもらいたい、大人なスーツスタイルですね。




Ma65
お客さま第1号!


今回はTさんのご希望で製品洗いしましたが(僕が自宅で!)


洗う前だと、こんな感じです! お好みは分かれるところですが、僕は洗う派!


ネームタグは、こんな感じで。
ご希望で、なくても良いですし、場所の変更もアリです。




ジャケットとベストの着せつけ。
造形的に、いつも反身を加えてしまう、、
着ていく内に、馴染んで下がってくるんだけど、
短気な性格か我慢することを知らないのか、いつも最初から。
なかなか良い感じで、「肉体を再構築」した造形が出来たと思います。
Nさん、楽しみにしていて下さいね! バランスのよい洋服が出来てきますから。




いい感じで、


ドレープが出ています。


でも真正面から見たシルエットは、


脇の絞りは強くはなく、むしろズドンとしています。
もう少し緩んだスタイルに仕上げるため、脇は更に緩めた造形にします。




*色の違う文字にリンク有
旧式の低速織機で織られたシャツ地です。
最近、アナログの物作りが見直されていますが、このacornも、
マンチェスターから発展していった産業革命時代の物作りを受け継ぐ英国最後の生地屋さん。

日本には、遠州播州に数台残っていますが、世界のスーパーブランドから
依頼が来ています。でも、、大量生産の必要がなくなり、
その大切さに気づいた時には時既に遅し、、
後継者はもちろん、その品質を見極める人材がいなくなっているでしょう。

この生地は奈良のHさんが、
低速織機の質感を求めてお選び頂いたものです。
先に洗ってガス乾燥機で縮めておいてから、Hさんの型紙で裁断に入ります。




ピンドットに引き続き、
Alex氏のヘリンボーンのタキシード。


拝絹と生地の表情とのコントラストがさり気無い大人感を醸します。
昨日ご紹介させて頂いたピンドットのタキシードと並んだ時、パリの人の目にどのように映るのか、、
パリの物づくりでもなく、イタリアでもなく、、そして旧来の日本でもない表情。
反応を聞かせてもらえる事を心待ちに楽しみにしています!
マッセアトゥーラのタキシードがパリデビュー♪




ピンドット!
埃じゃないですよ♪


チャーミングな仕上がりに期待です♪




完成しました!
全体の雰囲気は古都、京都ですが、、
襟の「のぼり」は東洋のナポリ・鹿児島がイメージです(笑。
分かる人には分かりますハイ(笑。依頼主のNさんは分かっておられるから大変です。
*ちなみに、京都とフィレンツェは姉妹都市です!
*柳瀬は京都で、中山は鹿児島です(爆。


鏡越しに撮ると、こんな「ギラ」ついてビックリ!
この生地はシルクが沢山入っていますが、実物はこんな光りません。
そのシルクのお陰で、、
サマーツイードと呼ばれる生地の多くは着込む程、いい感じに起毛感が出るから楽しみです。

味わい深くなるのは生地だけじゃなく、、
仕立も、着込めば着込む程、どんどん雰囲気が出てきます。
男の顔の皺のように「どう着るか(生きるか)」で、10年後20年後の表情が違ってきます。