これからの季節にと、
昨年末、Tさんからオーダー頂いたリザードのベルトです。




フロントをコンパクトに設計し、さらに引っ張り皺を出してスタイリッシュ感を表現し、
肩はHさんの傾斜角に合わせずイカリ肩にし、しかしコンパクトにすることで威圧的ではない男っぽさを表現。
 

シャイニーな生地は、数多くのコレクションブランドでも使われています。


こんなディティール、見覚えのある方も多いのでは、、


ボタンもシャイニー!


パンツのラインの微調整も大成功で良かったです。
仮縫段階で微妙なラインは見えてこないので、完成後に修正して正解だったと思います。
とても楽しい仕事をさせて頂けましたこと、改めて御礼申し上げます。


世界を飛び回られるTさんのジャケット。
僕も同じ生地のジャケットを5年近く着ているのですが、
その間、一度もプレスしていません。強い皺が入れば、水をスプレー!
逆に今では、とても味わい深い表情に「育って」いるのですが、そこも人気の理由なんです。


色違いで20色近くあるのですが、中でも一番人気がこの色です。
リネン×ウールに、ポリエステルが7%混紡されているのですが、全く分からないどころか、
着込んでいくと、皺が入りすぎることもなく、とても良い風合いに変わっきます。

リネンのジャケットを着てみたいけれど、皺が気になる方、
Tさんのように世界を飛び回られる方、ご出張の多い方ももちろんですが、
これからの暑い夏にも、とても軽くて涼しいので、きっと重宝しますよ。絶対にお勧めです!

Tさん、いつもありがとうございます。
着ていくにつれ、手放したくなくなってくると思います。(笑)
 

坂東玉三郎さんが舞台で着ていらっしゃったと言う着物から
インスパイアされてオーダーに至ったという配色のカセンティーノです。
肝心の裏地を撮影させて頂くのを忘れましたが、真っ赤な裏地が、まさに玉三郎style! 


色使いだけでなく、styleにもMさんのご希望が生かされています。
背中全体を1枚の生地で、プレスもそこそこ軽く仕立てあげ、歩くたびにフワフワとなびきます。


仮縫いでタックの分量や位置を調整させて頂いたおかげで、バランスよくまとまりました。
色々と細かな調整にお付き合い頂いたMさん、職人さん、
どうもありがとうございました!




Hさんからオーダー頂いた「ヘラクレス」と名付けられたヴィンテージ生地のジャケットです。
裁断から仮縫い、縫製まで、マイスターファクトリーのtakayasu君が
心を込め、誠意を込めて担当させて頂きました。


Hさんご希望のディティールを取り入れ、2度の仮縫いを経て仕上がりました。
イメージを摺り合わせるのに時間はかかりましたが、
気に入って頂けるお洋服が出来上がって、
作り手側としても嬉しいです。


どうですか?このゴリゴリ感。
ヴィンテージ好きには堪らない風合いですが、
何とも柔らかく、釦ホールも同じく?繊細に仕立てあがりました。
お仕事をさせて頂きましたHさん、本当にありがとうございました。感謝です。




ポールスチュアート好きのOさんからオーダー頂いた
英国ランカシャーにあるacornの綿×ウール素材のシャツです。
レディースのドレスシャツで、ウール混は最近あまり見かけなくなったとか、、
気に入って頂けるシャツが出来上がり、作り手側としても大変嬉しく、ありがたい事です。
Oさん、いつもいつもありがとうございます。普通に家でガンガン洗って着て下さい。

 

Nさんから、お名前入りのベルトをオーダー頂きました。
バックルは、シルバー製の物をお持ち込み頂きました。(写真撮らせて頂くの忘れました) 
芯もシッカリした伸びにくいシナヤカな革を使っていますので、ウエスト周りへのアタリが柔らかくなります。





少し前に撮らせて頂いた、Oさんが昨年オーダーされたVEST&SKIRTの2ピース。 
ご自身の気に入ったシルエットを明確にお持ちのOさんは、生地だけ選んで、いつもの型紙でオーダー。


背中も共生地で作らせて頂きました。
ご自身のお好きなスタイルをお持ちのOさんらしいお洋服です。




Sさんのウール×リネン素材(EuroTex)のジャケットの仮縫。
ビスポクチュールでオーダーして下さっていたのですが、今回はナポリクチュールで。


ボディには少し小さいサイズなので、ビタビタに見えますが、
実際に着て頂くと、、ほど良くドレープのある、エレガントな雰囲気です。
仕立て上がりが楽しみなジャケットです。





Yさんの靴の2度目の仮縫が出来上がってきました。
縫目は全てレベルソ(伏せ縫い)です。さらに外羽根部分もレベルソ!


実はこれ、縫う人にしか分からない難題なんです。