中縫をご希望され、、
袖の雰囲気も、こんな感じで大丈夫でしょうか?


今回の中縫の目的は、、
ゴージを含め、襟の微妙な調整です。
でも他に中縫のメリットが、、全体に3cmほど痩せられて、、
毎夏こんな感じだそうで、夏サイズに調整させていただく事になりました。
良かったです、間一髪でした(汗。 Nさん、きっと気に入って頂けるシルエットになりますよ!!
今では織られていないEウッドハウスのクレープ素材、ス~ス~と涼しい素材です。




両日ともずっと埋まっていた
20・21日のオーダー会も終わり、今日は僕の仮縫。
型紙は既に出来ているので、今回は生地との対話の為にする仮縫となります。


経糸にウール、緯糸にシルク。
素材が素材だけに、独特のドレープ感ですね。
写真の左の方が色気があっていい感じなので、こちらで調整してもらいます。


一流の技術と、一流のシルエット(マッセアトゥーラ担当!)の融合!
そんな、超離れ業による完成が楽しみなジャケットです(笑。



Tさんがミラノのサルトにオーダーされるのは今回が初めてですが、
僕の方で採寸と打ち合わせを済ませてから、先にミラノに生地を送っておきましたので、
今日のオーダー会では、着せ付けをさせて頂きました。


昨日と今日の2日間、
ミラノの「サルトリアクレセント」のオーダー会にお越し下さった皆さま。
どうもありがとうございました。心から御礼申し上げます。
次のオーダー会はお盆明けを予定しております。
今回ご注文下さった皆さまの仮縫も、
その時にお願い致します。



今夜、リッツカールトンホテルで、
雑誌『SAVVY』とハービスPLAZAの共同企画で
ファッションショーを主にした、スプリングパーティーが開催されました!

各店舗から出品された2013S/Sのアイテムを、
プロのモデルさんが着て、ランウェイを歩かれるのですが、
マッセアトゥーラは、お客様がオーダーされたご自身の服を着て自らモデルになって
ランウェイを歩いて下さいました! 正直言わせて頂きます!「ウチが一番!格好良かったです!!」(笑。

お客様がオーダーして下さるお洋服ですから、ファッションショーの為だけじゃ駄目です。
お茶目な洋服が大好きなMさんは、お好きなピンクで全身をコーディネート!
全体のバランスを考えつつ、後々アイテムごとに使って頂けます。

主にビジネスで使われるNさんには、清楚な感じのブルーを主体としたコーディネートで、
今年のトレンド『緑』を刺し色に加えたコーディネートにさせて頂きました。
ご本人とめがね以外、全てマッセアトゥーラのアイテム(笑。
NAVYのシャツと、NAVYスエードのダブルモンクの靴が全体を引締めてくれます!


英国の70’Sモヘアは、個性的なグリーンのストライプ。
このスーツはTさんが5年前にオーダーされたもので、今でも新鮮です。
ここ数年タイトな洋服がトレンドですが、Tさんが7年前にマッセアトゥーラに来て下さって以来、
このスタイルは変わっていません。
上着丈も股下も流行の短さではありませんが、
Tさんを際立たせる流行を超えたスタイルは年月を経ても色褪せません。


全身ピンクのインパクトのあるコーディネートで更に!
ジャケットとシャツを柄と柄で合わせて、完全にショー用?です!!
でも、、アイテムで単品使いをして頂くと、Mさんお好みのお茶目なアイテムです♪
パンツは、どんな靴を合わせて頂いてもベルトで悩まないように(笑、サイドアジャスター仕様です。


遊びでスーツを着られるTさん。
ビジネスでジャケットを着て頂くNさん。
ビジネスと遊び兼用!?のMさんのジャケパン!
皆さんそれぞれの『個性とTPO』に合わせたシルエット作り。


会場のお友達に愛嬌を振りまかれるNさんのお茶目っぷりも会場を沸かせました。
この後、Mさんのジャケットを勢いよく脱がれると云うアドリブに仰天された?Nさんを待ち受けていたのは、
これまたNさんを仰天させた観客席からの突然の花束!
この後、Nさんの頭の中は真っ白に!?ザワメキの起きるファッションショーもアリです!


女性の多いパーティーだったので、皆さんノリノリ!?(笑


皆さん、本当にありがとうございました!
裏方として不手際も多くご迷惑をかけた事と思いますが、
今年の経験を糧に成長しますので、これに懲りず、来年も宜しくお願いします!


また、実際のお客様にモデルになってご登場頂くと云う突拍子もない?企画を
快く受けて下さり、成功に導いて頂きました関係者の皆さま、
特にエルマガジン社の竹森さん、ハービスの
スタッフの皆さま、本当にありがとうございました!
心から感謝すると共に、来年の開催も宜しくお願いします(笑!



このジャケット、普通のテーラードではなく、完全なアトリエメイクです。
かなり特殊な型紙で、裁断前に生地を洗ってフワフワ加工し、
かなり手を入れて、独特の雰囲気を出してあります。
前の店舗の時にオーダー頂いた洋服ですが、
型紙は技術の中山の担当でした。

今日はジャケットの紹介じゃないんです!(笑
ベルトです、ベルト!お隣さんのエリオットローズのベルト!
もともと色気のあるジャケットですが、Oさんが今日オーダーされたこのベルトで、
全体の雰囲気が、更にエロっぽくなりました。スワロフスキーが散りばめられていて派手に見えますが、
ウエストに巻いてみると、これが意外や意外、グッと沈むんですね~、不思議。
微妙にボルドー係ったグレーに、ピンク系のスワロの配色。
ジャケットの色を引き立ててくれてます!
画像を大きくして見て下さい!


僕も、こんなベルト大好きですが、好きな物と『似合うか似合わないか』は別です。
なんで、こんな俺に生まれてきたんや~(涙。




今週末、ハービスプラザとハービスエント合同で、
リッツカールトンホテルでスプリングパーティーが開催され、
メーンイベントとして、入店店舗のファッションショーが開かれます。
既製服を取り扱っておられる店舗さんは、モデルさんに着てもらわれるのですが、
マッセアトゥーラはオーダーなので無理。そこで企画の方に「お客様モデルでお願いします!」
そう頼んでみたところ、ショーの構成や他店さまとの絡みを考えて下さいまして、何とオッケーを頂きました!
初の試みだそうで、ワクワクドキドキです。
果たして受けて下さるお客様がいらっしゃるのだろうか?
ショーなので、普通のスーツより、華やかな感じのスーツが興味深い!
そしていつもお仕事じゃ着ないスーツをオーダー下さるTさんに頼んでみることに、、
Tさん即答でご快諾下さいました!ヤッター!!他にも普通じゃない?洋服をオーダー下さる方に
頼んでみたところ、皆さんからオッケー頂けたばかりか、結構ノリノリな感じ♪

そんなこんなで今日はTさんが最終の衣装合わせにお越し下さいました。
メチャクチャお忙しい中、本当にありがとうございます!

地味派手なこちらか、


個性的なこちらか、、
悩んだ末、決める事が出来ず、
ショー当日、リハーサル時に他の皆さんと
ランウェイを歩いてもらって決めようという事になりました!




もう13年という長きに渡ってお付き合いをして頂いている
Oさんのご長男さんが、大学の入学式用のスーツをオーダーして下さいました。
その時は幼稚園に通っておられた事を思うと感慨深いものがあり、ジーンとしてしまいました。
今回はファーストスーツですので、
先ず手始めに?プレタクチュールのフィッティングの限界に挑戦させて頂く事になりました!


画像はOさん(お父さま)から頂きました。
プレタクチュールは、完全に体に合わせることは出来ませんが、
きっちりとピン打ちをして、ご希望のシルエットにするためのご確認はして頂きます。



ご注文頂いた時に、色々と話していた中で、
今日お渡しの時に、ご購入された靴をお持ち下さいました。
色もとても綺麗ですし、何より、トゥのシェイプが絶妙でサイコーです!
穿いて頂いた時のボリューム感もバッチリでした。Kさん、いつもありがとうございます!
今日新たにご注文頂いたコットンソラーロも、楽しみですね。今回も、また靴、お願いしますね!(笑




お気に入りのワンピースをお持ち頂きました。
夏にサラッと着られて、とっても便利なこのワンピースをベースに、
もっと好みのシルエットやデザインに、リデザインして欲しいとのご希望です。バックジップ仕様でしたから、
サイドジップにして背中をシームレスに、よりエレガントにと提案をさせて頂いたところ、
主人の仕事を取ったら駄目!変えないで♪とのこと。ご馳走様でした(笑。


こちらからも、2つのデザイン提案させて頂きました。
気に入って頂ける生地が見付からず、今から探してみますね。
シーズン終わらないように、早く頑張ります!
Hさん今回も楽しいオーダーを頂き、
ありがとうございます。




以前お伝えしていた洋服が出来上がって、今日お渡しでした。
肩巾だけじゃなく、上胸巾も沿わせました。
肩の傾斜角も変わってきていてたので、現状に合わせました。
使っている糸、針目もオリジナルに合わせて、雰囲気を全く変えずに縫いました。
もちろん、いつものことですが、縫ったのは僕ではなくて技術の中山君です(笑。お疲れさまでした!


やはり15年すると、少しずつ体型も変わります。
首の付け根に筋肉がつくと、傾斜角は撫肩になりますし、逆に
筋肉が落ちると、結果として怒肩になりますから、角度の調整が必要になります。
もちろん誰でもじゃなく、体を鍛えられていた方がトレーニングを止められたり、逆に始められたり、、
すると段々、体に合わなくなってきます。愛着のある洋服だけに、特に今回のような人の手で縫われた高価な洋服など
きっちり合わせて、こうして新しい息吹を入れてあげれば、また今から何十年と着て頂けます。
プレスも雰囲気を壊さないように、全体にスチームを入れさせて頂きました。
Tさん、楽しい仕事をさせて頂きありがとうございました。
中山君は悶々としていましたけどね。