今日お渡しの2枚の白いシャツ。

どちらも特徴的な生地、そしてデザインです。







左のメンズは、生地はカルゼ

袖はWカフスの Wボタンで、襟は ロングポイントのピンホールです。



右のレディースは、ブロードのダイア柄です。 

前立巾がとても狭くて、カフスデザインもスタイリッシュです。



タイトで 綺麗なシルエットは、貴方だけの型紙を引くからこそ成せる、

職人技です。

シャツの型紙も、スーツ同様、オーダー回数を重ねる度に洗練されていきます。



襟型やカフスのデザインは、お気に入りのシャツの COPYを取らせて頂き、

お作りする事も可能ですから、是非ご相談下さい。




年内納期の受付が、来週末までと近づきました。

年内ご希望の方はお早めにお越し下さい。

来週になるとご予約も落ち着き、今の所まだ空きがあります。

来週木曜日には お買い得のアンゴラのジャケット&コート地 (濃紺のみ)も

入荷します。







画像は一部ですが カシミアの豊富なバリエーションを初めとし、

キャメル、ラム、ビキューナ 等を取り揃えています。



皆さまのご来店を、心からお待ちしております。

急に寒くなったので ずっと予定が詰まりっぱなしです。

ご予約入れて頂けない方ごめんなさい。

もうしばらくお待ち下さい。



最近服ネタが多いダイアリーですが 久々の酒ネタです(笑)。

シャーリーテンプルというロングカクテルがありますが、

使うジンジャーエールは必ずウィルキンソンを!

カナダドライとは 味が格段に違います。

また使うオレンジジュースもみかんジュースがお勧めですよ♪




E・ゼニアの来春の生地見本が届きました。







さすがに時代性か メトロセクシーな生地が多いです。

人気の生地は、この時期になくなります。



11月中のご注文ですと、お得な特典付きです!

特典の内容は お問い合わせ下さい!

Oさん!今日は早速ご注文下さり、有難うございます!

Made In England!

どれも僕の20年選手です。







上の画像はプラダ傘下に入る前の 「Milan」 文字が入る前の

’85年購入の Church’s(ラストNo73)です。

僕がセレモニー用に履いてるものです。







これは ’87年購入のナタリーです。 

これはソールの張替えが出来なくて、ボロボロです。







次は ’86年購入のワラビー

これは 2度ソールの張り替えをしています。



今では、どれも人件費の高い英国では 作られていない物です。

それが良いかどうかは別にして、手入れをして、大切にしていれば、

靴底の張替えをして、20年でも使えると云う事です。



もちろん全部が全部、張替えが出来ると云う訳ではありませんが、

それを知らずに 履き潰している方が多いのも事実だと思います。



この他にも、20年選手の Church’s が数足あったり、

JM.Westonもあります。

僕ってモノ持ち いいでしょ!?(笑)





三重県のYさんからお電話を頂き、生地を送らせて頂くことに。

Yさんの型紙は今までのご来店で完成済みです。

一緒にあれこれイメージしながら作れなくて残念ですが

今シーズンはお仕事が忙しくてご来店頂けないと云うことです。







この画像は 福岡のTさんのスーツです。

Tさんはご注文時はいつもご来店下さり、お渡し時は発送をご希望されます。

Tさんの型紙は もう既に完成していますから

シルエットやディーテールについてはご注文時に話し合いながら決めています。







本日ハンガー便で発送のスーツは全てご遠方のお客様です。

Tさんのように ご注文時だけお越し頂ける方。

今回のYさんのように、どちらも電話やメールでのやり取りとなる方。

色んなパターンがありますが、「スーツの絶対条件」 である綺麗なシルエットは、

やはり肩・バストまわりのフィッティングなしには成り立ちません。

この辺りをご理解頂いてる皆さんは、最初は必ずご来店頂き

型紙を完成させるべく僕との信頼関係を築いて下さいます。

逆に言うと ここさえ押さえておけば、

あとはお電話やメールでのやり取りも可能となります。



Easyオーダ-やPatternオーダーのスーツと

マッセアトゥーラのスーツの違いを 感じ取って頂けて

リピーターになって下さるお客様が多い事も僕の自慢です。

お互いの信頼関係の中で これからも素敵な 『勝負服』 創りをさせて頂きたいと

願っています。

Kさーん!伊豆で潜ってますかー



ダイバーでもあり お客様でもある、東京のKさんが教えて下さった

関西情報です(笑)。



2頭のイルカが串本に泳ぎ着いたそうです。

偶然居合わせたダイバーは ラッキーとは 云うものの

無事に元の海域に戻ってくれるよう祈ってます。







イルカと云えば 以前にも、このダイアリーで紹介した

ジャックマイヨール氏を思い浮かべます。







それと、この場をお借りして Kさんにご連絡が、、

スーツもう少しかかります、ごめんなさい。

英国から生地が届くのが遅れて、、

人気の為 欠品中で、追加で織っていました。

今月末には出来上がります。

楽しみに待ってて下さいね!

ちょっと重い内容かも、、気合を入れて読んで下さいね!







今日は毛芯のセミナーでした。

台場や本開きといったディーテールにばかりこだわっても

中身の伴わないスーツでは本末転倒。

やはり芯地(中身)にこだわる事こそが良いスーツの条件です。

美しい バストドレープは芯地で決まると言っても言い過ぎではありません。







上の画像左側は 馬のタテガミを糸で撚って作った芯で、

これをベースに フエルト等を何重にも重ねて使用します。

そして肩にだけは 画像右側の肩バス(本バス毛芯)を加えます。

この本バス毛芯は馬の尻っぽの一本毛を使った 張りのあるものです。

この組み合わせは一般的なもので 使う生地に応じて芯を足したり抜いたりします。

また柔らか過ぎる繊細な生地にはリネンとキャメルを混紡した毛芯などを

使う場合もあります。



他にも、価格的に抑えられたスーツでは、人髪を使ったものや 化繊を使って

毛芯に見立てた量産向けの物まで、毛芯の種類は様々です。







僕がいつも着終えたスーツは 厚手のハンガーに掛けて

クローゼットに入れる前には陰干しをしてから!とか、

続けて着ないように!と 言いますが生地だけではなく、

芯地が水分を吸収した状態で 型崩れを起こさないようにするためです。

靴にシュートゥリーを入れるのと同じですね。



マッセアトゥーラのスーツは たまに肩やバスト周りから

硬い針のようなものが チクチクと出てきますが、

これは このバス毛芯が折れて出てきています。

引っこ抜かずに出ている分だけ爪切りなどで切って下さいね。

今日は面白そうなネタがなかったので、

以前にお作り頂いたモーニングの仮縫い風景を画像に選びました。











これは メルボルンカップの来賓として招かれたと仰る、

滋賀県栗東市のKさんにお作り頂いたものです。



日本の礼・略礼装の感覚は 世界では通用しませんので皆さんご注意下さいね。

時間帯によっても着るスーツは違ったり、色々な決まりがあるんですよ。

詳しくは ダイアリーでは書ききれないので

有名サイト タキシード会議にお任せします。

もちろん マッセアトゥーラにお問い合わせ頂いても構いませんよ!

日本の常識は世界の非常識です。



明日は毛芯 についての セミナーがありますので

終日、店舗はお休みを頂きます。

シーズンインで混み合ってます。

ご連絡頂いてる皆様ご免なさい。

最近ラインナップも更新できていませんが、

順次 ご紹介させて頂きますので楽しみにお待ちくださいね!



またサイト上に価格表がありませんが、年内にはアップする予定です。

スーツ94,500円~お作り頂けます。

ご予約は1週間前から詰まり出しますので、

それまでにご連絡頂ければ助かります。宜しくお願いします!



写真は柳宗理バタフライストゥール

移転開店時に頂いた名品です。

白樺派との因果関係は?