ナポリの目抜き通りキアイアからフィランジェリーに入って、

ロンドンハウス、フェイ(トッズのアパレル部門)のあるコーナーを越えて、

次の角を右に曲がると、突き当りに、雰囲気のある映画館(下の画像)があるのですが、

その一角に僕の大好きな、アットリーニと云うサルトリア(テーラー)があります。

世界最高クラスの軽い着心地を体感させてくれる品の良いスーツは

既製品としても、世界中に顧客を持っています。





この日は店主のクラウディオ氏がいらっしゃいました。

前回訪れた時には、縫製工場をされている弟のチェーザレ氏がいらっしゃいました。

話している中で「やっぱりナポリの服は胸で着るんだな」と感じます。



胸板が薄い日本人に、胸板の厚いイタリア人の服は似合わないと言われますが、

オーダーならそれをカバーして仕立ててもらう事も可能かなと思うのですが、

作り慣れてさえいないから、無理なのでしょうか?



それよりも、僕もイタリア人みたいに胸の筋肉を鍛えた方が、、

それも無理か、、ラテン民族とは土台、骨格が違いますものね。(苦笑)





帰りにロンドンハウスのオーナー、ルビナッチ氏に初めて会ったので、

写真を撮らせてもらいました。

ルビナッチとアットリーニ、両氏のお父さんが

今のナポリのクラシックスタイルを確立したと言われています。



最後に本題からはズレますが、、

どちらのお店でも、やはりモダン英国調のジャケット地が目に付きました。