今日お渡しのスーツは’70年代の匂い♪

襟巾も12cmと異様に広く、ステッチもコバではなく、8mmの位置に。

パンツのシルエットもヒザ位置の高い 程よく細身のストレートです。

光沢のあるシルク25%のスコーフィールド&スミスの生地と

シルエットの相性も抜群のセクシースーツです。

シャツの襟も レギュラーのロングポイントなら、より雰囲気ですね♪







またもや 顔出しお断り、お客様登場お断りでしたが、

ここまでならギリギリ という事で、Oさんご登場です♪




このシャンパン ご存知の方も 多いと思いますが

ドンペリのロゼと間違う味わいです♪



といっても ドンペリなんて何度も飲んだ事はありませんが(笑)。



これはお手軽ですので、是非一度お試し下さい




今日、京都のKさんとイタリアの話をしてたのですが、

忘れてました、最近止まってました。

今日はナポリらしいスナップを少し紹介します。



1枚目と2枚目は 『スパッカナポリ』 と呼ばれるエリアで、

ナポリと聞いて まず最初に思い浮かべられる場所ではないでしょうか。

アジアの喧騒に通じる何かを感じられる場所で、お気に入りです。

ここで歩きながら食べるアランチーニは最高なんですよ!

何個でもイケる!











3枚目はその路地で見かけたブルドッグです。欲しい~♪

この配色が僕好みなんですよね。

アイボリーのアイリッシュリネンのスーツに

ライトブラウンのスゥウェードの靴、それと同じ配色(笑)。







4枚目は国鉄ナポリ中央駅近くの朝市。

ナポリの僕の定宿の目の前です。

地元の人が 新鮮な食材を求めて繰り出してきます。

貝や 魚の専門店は新鮮そのものです。







5枚目は目抜き通り キアイア沿いのカフェです。

真冬でも オープンCafeは当たり前。

みんな着込んでワイン飲んでます(笑)。

ちなみに写真はカフェを撮ったのではなく 2台のベスパ。

水色のET3プリマヴェーラとシルバーのラリー。

どちらも 以前に 僕が乗っていたベスパです。







急に話は変わりますが、、

モトリーノ・デル・ベント の寺田さんが、

僕が今回の出張で 出会ったヴェスパ達を始め、

色々な写真をモトリーノのサイトで紹介して下さってます。

今日届いたレディースの商品は、とても特徴的なスタイルです。



上の画像はお客様が大学の頃からずっと着続けていらっしゃる

紺ブレを再現したモノです。

襟のゴージ位置など デザインは時代性を取り入れていますが

全体の雰囲気は お気に入りのジャケットを再現しています。

何よりも コートに使われる程の厚手の生地で

ジャケットを仕立てたというのがポイント大きいですね。

ツイードのスカートやチノパン、ジーンズまで、

オールマイティーに 雰囲気ある着こなしを楽しんで頂けますね。

気分を変えて金ボタンを付けてもトレンドだと思います。







下のジャケットは ダブルのノーカラー(襟なし)です。

他にも特徴的なデザインがお客様のご希望で随所に。

このスーツのDesignerは お客様ご自身です。

ご希望のデザインを取り入れ その方が一番素敵に見える

シルエットで仕立て上げます。

お客様登場に出てくださるかな、、頼んでみよ♪




お客様と交わした ちょっとした話題から今日はお伝えします。

画像のように パンツ裾口のカカト裏に『靴ズレ』と呼ばれる

当て布をします。

これは経年変化で裾口が痛む事を 防ぐ役割があります。

生地が擦り切れても この当て布だけを交換すれば

パンツ自体は痛みません。



会話の本題はココからです。

この当て布に生地素材の耳を使用した

織込ネームの入ったものを使うか(上画像)、

生地と同じ生地を 使うのか(下画像)についてです。

オーダーと云えば上の画像を思い浮かべられる方も多いと思いますが、

足を組んだりすると見えるからと、これを嫌う方もおられます。



また裾をダブルにされる場合、

スナップ釦留めか糸留めかについても同様で

見える事を嫌って糸で留めて欲しいと言われる方も、、

実用か見栄えか、、気にされる方も 少なくはありません。








英国の生地マーチャント、インネス・チャンバースの

春夏の生地見本が届きました。







ここはロンドンマーチャントのホーランド&シェリーグループの1ブランドで、

以前まで仕事で携わってきたロンドンのサヴィルロウの名店

ヘンリープールと同じ、約1800柄フルラインナップ展開です。



昨年に引き続き’70年代を意識した、

ジオメトリカルで表情豊かな艶のある柄は

ドブクロスが可能にする 興味深い生地です。

プリマヴェーラを感じますね♪

春物シャツが 数種類だけ入荷しました。

本来はオーダーのみですが、すぐに必要な方、

トライアルで既製でもいいので着てみたいとおっしゃる方のためにと、

毎シーズン3~5種類だけ既製を作っています。







オーダーするよりかなり割安でクオリティーをお試し頂ける機会です。

価格は15,750円と16,800円。

気に入って頂けたら約500種類の生地から、

貴方だけの1着を貴方だけのサイズとデザインで オーダーして下さい。

シルエットが綺麗と何人ものイタリア人に声を掛けられました。

レディースのロングコートの仮縫です。

グアナコやビキューナのような高級素材を使う場合、

実際の生地を使わずに こうしてシーチングという綿の生地を使って

仮縫します。







マッセアトゥーラでは実際の生地で いきなり仮縫する事が多いのですが、

今回のようにお客様が明確なイメージをお持ちでない場合は、

フィッティングの為 と云うよりデザイン調整のために

仮縫をさせて頂きます。

偶然の符合。

昨日 名畑さんと時計の話をしている中でブレゲのアエロナバル

(マークXX )が話題になりました。

(画像下がブレゲの復刻版)











この時計は50年程前にフランス海軍がパイロット時計として

ブレゲに別注したモデルで、実はロンジンにも存在するという話でした。

その話題の時計を昨夜ご来店下さったHさんが着けてこられたんです。

こんなレアな時計に 偶然に出会えるなんて。

(画像上がH氏所有の50年前のロンジン



早速名畑さんに尋ねるとムーブメントはバルジューのキャリパー72が

ブラッシュアップされて使われているそうです。

そしてブレゲの復刻版とは違ってフライバック機構の搭載されない

ノーマルなクロノグラフだとか。

ただ この時計はロンジンのヒストリーブックにも出てこないそうで、

正確な事は解らないそうです。



何れにせよ世界の空を飛び回っていた時計には違いありません。

こんな出会いも 僕がこの仕事をしていて良かったなと感じる瞬間です。

今日は時計大好きWriterの名畑さんが寄って下さいました。







画像は名畑さんが’80年代前半に半ばデッドストック状態で

入手されたという’60年代初期のOMEGAコンステレーション。

プラスティック風防にはオリジナルの証 Ωマークが

内側から刻印されています。

曰く付きの時計だとかで、お話を聞くと 購入店はこの時計を ス

チールに金メッキを施したものだと思って 安く出していたとか。

実は無垢の18金なんですよね♪

見れば分かるようなものですが、見慣れないと分からないのかも。

色々な物を見て、騙されないようにしましょう(笑)。

モノ選びは自分の目だけが頼りですから。



最近は高価な機械式時計がブームですが

’50年代~’60年代にかけての大量生産時代突入前の銘機と呼ばれる

自社機械式ムーブメント を搭載した時計もいいですね。

欲しい時計が見付からなかったら、下の画像にあるスイスのお店に問い合わせてみられては。