イタリアの、甘くドレープの効いた生地よりも、
英国製の、しっかり打ち込まれた張りのある生地をお好みのIさんが
夏物のモヘア混ヴィンテージ素材に続いて、冬素材でもヴィンテージを選ばれました。
といっても、芯地は柔らかいものを使っていますので、
着心地自体は、昔の鎧スーツのように堅すぎる事はありません。
それでも、今までの生地とは比較にならないほどバシッとした着心地に
かなりご満足頂けたようです。
もちろん最近では余り見かけない、この独特の柄にも。
ヴィンテージの生地って、近くで見ると派手に見えますが、
仕立て上がって着てみると、不思議と落ち着いて見えるんですよね。
さすがは昔の超高級素材だと感心させられます。
さぁ、ヴィンテージの世界から戻って来れますか?(笑)