生地の質感

バシッと打ち込まれた張りのある生地がお好みの I さんのシャツが出来上がりました。

10枚近いacornの中で、このMALHAMシリーズだけで3枚目です。



それに合わせられる今日のスーツは、リアブラウン&ダンスフォードのオイスターで、

しっかり打ち込まれた、ヘヴィーウェイトな400gです。



昨年の秋にご注文を頂いてから、今日のご来店まで約半年の間、

コンスタントに、週に1回ペースで着てこられたそうですが、

正直なところ、まだほとんど馴染んでません。(笑)

生地が硬過ぎて、まだボコボコしてます。



英国の生地は馴染むまでに時間はかかりますが、着込むほどに味わい深く風格を増します。

着た瞬間から馴染むイタリアの生地とは好対照、国民性を表します。(笑)

もちろん、どちらも仕立て方にも依りますが、、





画像にはありませんが、今日もう1枚お渡ししたシャツがあります。

サックスの演奏の時にと選ばれたカンクリーニのシャツで、

インコテックスのパンツに合わせられます。

ラベンダーのロンストです!



バシッとスーツ姿の時と、普段着との使い分けをされるあたり、

質感までトータルでコーディネートされる I さんは、本質志向の本格派です。

I さん、いつも撮影ご協力、ありがとうございます!