何から何まで手をかけた手縫ジャケット
選んだ生地は、今では生産されていない英国産6プライ。
これから着込むにつれ、どんな表情に変わってゆくのか密かな楽しみです。

イタリアで縫ってもらうので、完成までに時間はかかりますが、
そんな時間は、これからの付き合いを考えると、むしろ楽しみに変わります。
6プライの織りの現場は、以前の出張で訪れていますので、
後日改めて、ご紹介させて頂きます!



今朝も、10月~開講のマイスターファクトリーの準備でした。





今日は、特別ゲストが3名です!

パリから今朝、関空に到着されたtakashiさんから、

この本、、「マイスターファクトリーの生徒さんへ!」と、お土産を頂きました!

takashiさんは、パリの某高級メゾンでパタンナーをされています。



花柄ジャケットの主は、博多の某百貨店のプレタフロアで、

カジュアル系セレクトショップのチーフをやってらっしゃるIKE-IKEさんです。

ちなみに、このジャケット、、当然!?ですが、オーダーです!(笑)





2時間30分の打ち合わせの後、ランチのお店でも、

IKE-IKEさんのハイドロゲンのジャケットに、ところ構わず群がる!メンバーです。(笑)

これからの物作りにとって、この味の検証は欠かせません。

みんなで着回したり、感じる事を言い合ったり。

お店の人、、ごめんなさい。(汗)





パターンバランスの秀逸さが、

立体的な造形ばかりか、優れた着用感まで生んでいます。








週に何度か、午前中にマイスターファクトリーの打ち合わせを進めています。

今日は技術講習のカリキュラムの組み立てでしたが、

10月に開講される実際の教室を使っているので、よりリアルです。

更に、教科ごとの内容に連携を持たせることで、より効率的で実践的な内容となります。



シルク混の生地なので動きにくいのですが、

ご覧の通りグニュ~っと。(笑)





ふくらはぎのクセ取りも、かなり大胆です。





今日も見学者の方にお越し頂きました。

実際に自分の目で見て、講師陣と会って話してもらうことで、

入学後をリアルにイメージして頂けると思います。






BOITS Classic Academy のホームページが完成しました。

http://www.boits.org








昨年7月に結成したボイツクラシックアカデミー

そのサテライトプロジェクトに、パタンナー養成スクール

主宰されている松村氏が名乗りを上げて下さり、後継者育成機関である

マイスターファクトリーが、2009年10月に開校される事になり、今夜もその準備でした。







クラシックアカデミーのメンバーを初め、

業界のプロの方々にも協力を仰いで講師役をお願いし、

2年間のプログラムで、技術者の育成プログラムを進めて参ります。



業界を目指される技術者志望の方!

ご興味のある方は、是非お問い合わせ下さい。

salon@masseattura.com



なお、ボイツクラシックアカデミーのサイトは準備中です。

6月8日までには完成させる予定ですので、

もう暫らくお待ち下さい。






ナチュラルクリーンさんからお預かりした、

ゼニアのジャケットの裏地の総取替えが仕上がってきました。

ポケットの玉縁やフラップどころか、向布やタバコ&ペンポケットまで全て作り替え。

同じゼニアの裏地を使って付け替えたせいもあってか、

新品かと見違えるくらいの出来栄えにご満足頂ける事でしょう。(笑)



それにしても、ナチュラルクリーンさんの『ケア』は、

傷んだ裏地の交換まで、、凄いです。








かれこれ、5年近くお付き合いを下さってるN女史のお友達が、

ご実家近くで、お洋服屋さんをされているという事は前々から伺っていたことです。

Nさんが着られているそのお洋服の感性がとても高いので、今までずっと気になっていました。

つい先日の話の流れで、作っていらっしゃる方のお名前が判りました。

Nさん、「確かキタさんって言わはったと思うけど~」と。



大阪で「キタさん」ってお名前の若手テーラーさんはいらっしゃらないハズなんだけど、、

あれ?ん!? もしかして!!「喜多さんですか?」、「まさか、、」

これは驚きでした、あの伝説の喜多さん?まさか。

僕にとっては伝説的なお方なのです。

ってか、多分、業界でも、、



下の画像、喜多さんのお隣の女性は、そのN女史のお友達で、

和歌山県の那智勝浦にあるニッポンの名店、isasazicon(イササジコン)の洋子さんです。

isasaziconさんでは、喜多さんとのコラボ物をお取り扱いされています。

Nさんが着ておられたお洋服は、それだったんです。



昨夜Nさんからお誘い頂き、皆さんと楽しい時間をご一緒させて頂きながら

今日もまた、散々話をさせて頂いてから、帰られる間際に写真を撮らせて頂きました。





ちょっと硬かったので?

僕の変な顔を見て、笑って頂きました!(笑)





喜多さん、洋子さん、今度打ち合わせを兼ねてisasaziconまで、

カードの限度額を引き上げて?伺いますので、宜しくお願い致しまーす。(笑)

Nさん!こんな出逢いを頂き、ありがとうございます!更々なる発展を期待して下さいね!






先日、コルノの意味で、魔除けネタが出てきた流れに身を任せ(笑)、

これも、、プルチネッラという魔除けだそうです。

コジモ氏から貰ったお土産です。





プルチネッラについて、ナポリのカチョッポリのコジモ氏から聞いた話だと、

彼は道化者の1人だそうで、道化とは振る舞いの奇妙さなどから、

悪魔の眼を遠ざける魔除けの力を持っているとか。。



道化を日本的に言うとピエロになるわけですが、

ピエロ(ペドロリーノ)は16世紀のイタリアで生まれた仮面喜劇である

コッメディア・デラルテ(Commedia dell’arte) の登場人物の1人だと言われています。



プルチネッラも、その仮面喜劇の登場人物の1人なのですが、

どうして、多くの登場人物の中でプルチネッラだけが魔除けになったのか、

それは恐らく、プルチネッラの出身が、ナポリだと言い伝えられているからだと思います。


これは僕の推測に過ぎませんが、恐らく調べてみると、

そこに行き着くのではないか、、詳しい方がいらっしゃれば是非教えて下さいね。



ちなみにコッメディア・デラルテの他の登場人物(道化師)は、

アルレッキーノ、スカラムッチャ、ブリゲッラ、パンタローネ、他があり、

ついでにピエロについては、イタリアでペドロリーノのキャラがフランスに渡り、

モリエールの戯曲『ドン・ジュアン』で間抜けな百姓役に変わったと言い伝えられています。



かなり荒っぽいまとめ方でしたが、専門的な知識がないので、この程度でごめんなさい。






木曜日の夕方から今朝まで、東京に行ってました。

バタバタしていて、事後報告になってしまい申し訳ありません。

木曜の夜は同業の方達の花火パーティーに参加させて頂き、続いて朝まで。

金曜の夜は、東京のお客様達にお誘い頂き、2日間共かなり楽しい時間を過ごしてきました。

その合間、猛暑の中、生地屋さんや展示会を5件もハシゴして、色々仕入れてきました。

皆さん、いっぱいお世話になり、ありがとうございました!

その時の事は、HiraiwaさんとTakahashiさんのブログでご紹介頂いてます!!



◆Hiraiwaさん                      ◆Takahashiさん

http://www.hiraiwa-t.com/blog/       http://blog.goo.ne.jp/paco-kaz/



今日、東京から帰ってきて冬物のご注文を2着戴きました。

そろそろ、、シーズン・インですね。






昨日から始まったgoogleの新サービスが、『ストリートビュー』です。

東京、大阪、京都、神戸など主要都市の街角の景色を、

まるで散歩しているような風景として、

楽しませてくれるんです。



乗用車の屋根にデジタルカメラを搭載して数ヶ月間に渡って公道からの景色を撮影したとか。

実際の使い方は、こちらのサイトで説明されており、簡単にサイトに入れます。

http://www.google.co.jp/help/maps/streetview/



マッセアトゥーラもバッチリ真正面から写ってますし、

最寄の駅からマッセアトゥーラまでも、実際に歩いた時の風景を見ることができます。

特に北浜駅や、地下鉄御堂筋線からお越し頂く場合は、途中、

天神祭のスタート地点となる鉾流橋を渡って、中央公会堂を見ながら、

そして、東洋陶磁美術館、中之島、、楽しいですよ。

自宅は50mの僅差で写ってませんでした。

恐るべしgoogle、凄すぎます。。