今日 出来上がってきた ハウンド トゥース(千鳥格子)のレディーススーツと

子供用スーツのパンツは同じ柄です。

全部を同じ生地にせずにこうして一部に取り入れるのも粋かもしれませんね。







このレディーススーツ、S・2B ピークドラペルで、

最近 ご注文の多いスタイルです。

女性の場合 お好みのバリエーションは男性以上に豊富ですが、

プレタでご希望通りのスタイルが見つからない時は 是非ご相談下さい。

デザインが適うだけでなく、ドレープ感の豊かなスーツが出来ます。

今日、注文靴「Tetsuji」の受注会のご案内を頂きました。

受注会の日程は8月5日(木)~10日(火)の11時~18時。

場所は芦屋のスペースRです。

案内書がご入用の方はご連絡下さいね。







「足元を見る」と云う言葉がありますが、いい靴を履いているかどうかを

「値段」で見るのは日本人的発想です。

ヨーロッパでは 履き手の足に合っているか、

手入れの行き届いた靴であるかをポイントに見るそうです。

いい靴を履いていても手入れを怠っては台無しです。





仮縫い待ちのスーツです。

何とカシミア&シルバーミンク&ビキューナ混紡の

オールシーズンタイプの高級素材です。



スタイルもシングル1ボタンにナローラペルと特徴的です。



今日は日本の三大祭祇園祭、山鉾巡航日です。





どうですか? レディーススーツの裏地、全部パープルです。

ジャケットは胸ポケット付けずにネームだけ表地に合わせて

紺色で入れました。

上の画像で見えますか?







パンツの裏地もポケットの袋地も、全部キュプラ100%のパープルです。

綺麗でしょ♪

キュプラ(ベンベルグ)は通気性と吸汗性に優れているために、

裏地には最適な高級素材です。

マッセアトゥーラでは標準でキュプラの裏地を使用しています。



デザインはシングル2釦で、襟型は、襟巾狭目のピークドラペル。

パンツは膝幅よりも裾幅が3センチ広いフレアータイプです。

かなり格好いい系のパンツスーツに仕上がりました。

お客様登場に出てもらえると嬉しいな♪

みかん箱のひと回り小さな箱が届きました。

以前に頼んでいた〝Tetsuji〟の靴です。

箱を開ける瞬間ってワクワクします♪ 

僕のために創られたラスト(木型)が目に飛び込んできました。

自分だけの特別な1足という気持ちが更に盛り上がります。

自筆の手紙が入っています。

「大切に履いて下さい」、取り扱いに関する注意書きが書かれています。

Tetsujiさんの職人魂の込められた愛着の1足、

もちろん大切にしますよ。







初めて足を入れる瞬間。

つま先をそっと入れるとスルスルと吸い込まれていき、

ピッタリと納まりました。

靴を履いて感じた初めての快感です。

8月の受注会までに履きこんでおきますので見て下さいね。

今回は色といい雰囲気といい、ジーンズにピッタリですね。

2足目のデザインはスーツに似合うように、

英国風の顔つきにしようかな、、今からワクワクします。




女性のお客様Nさんがご注文くださった若草色のスーツ地です。

男性はきっと羨ましいでしょうね。

男性でも、こんな綺麗な色のスーツを着たいって思っている人も

少なくないと思いますが、これは女性の特権ですね。







今日の採寸は珍しく、お2人共女性のお客様でした。

ちなみにこの生地は、麻とシルクそれにモヘアとSUPER120’Sウールの混紡です。

すごく上品な光沢があります。



ラインナップにMさんの画像アップしました。

ラインナップにTさんの画像をアップしました!

ボンドスタイルのスーツです。

クラシコ全盛の今だからこそ、流行に流されることなく、

自分のカラーを持ってスーツ創りに参加してもらえるよう

柳瀬も頑張ります。

だから、一緒にスーツ創りましょうね。

と言いながら時には流行に流される事も必要だと思いますけどね。








今朝は何と!画像と同じデザインのコートのご注文を頂きました。

Mさん有難うございます。

きっちり型紙補正し、すっきりタイトに仕上げますので、

楽しみにお待ち下さいね。

ツイードなのにめちゃくちゃ軽い着心地ですよ!



下の画像は今日のスーツのお渡し、Tさんとの会話の中で

思い付いたように僕が話題にした話を紹介しますね。







画像を見てください。これはパンツの裾口の拡大写真です。

裾のカカト側から少しだけ生地が出ているのって分かりますか?

これは仕立て間違いではなくって、靴でカカトがすり減った時に、

この部分だけを交換すれば済むようにワザと出してあるんです。

コレが出てないと、直接、表地を傷めてしまいます。

みなさんのパンツはどうなってますか?

パーソナルカラー勉強会でラピスの花岡先生のオフィスに、

いつもお世話になってる高木先生と行ってきました。

3時間も店を閉めてごめんなさい。







さて、色って僕たちの周りに自然に存在しているのですが、

改めて考えると難しものです。

好きな色でも自分には似合わなかったり、嫌いな色でも似合ったり。

でも基本は楽しみながら色を着る事だと思います。

ただその為にも客観的に自分に似合う色を知る事は必要です。

選ぶ色って、その人のキャラクターを表します。



でも初対面の人や街行く人には、そんな個性は伝わらないですよね。

着たい色を着る、個性で着る事も大切ですが、

マッセアトゥーラのお客さんにはTPOを考えて

色をコントロールできるようになってもらえるよう、

僕ももっと勉強します!

今年のマッセアトゥーラは、「コットンスーツの当たり年」だった。

「生地は生きているから生地と呼ぶ」や

「生地は生まれたての地」なんて言葉がぴったりのコットン。



出来たてのコットンスーツより、着込んだ方が断然格好いい。

ラペルやポケットのあたり、また肩のあたりのステッチにシワが入り、

シワの「山」の部分に「アタリ」が出て、それが「アジ」になる。



そのためにも選ぶコットンは「ギャバジン」や「ツイル」のような張りと

腰のある生地を選びたい。



着込んだときに「味」ではなく「みすぼらしさ」が出ると困るから。。

張りと腰のある生地ならそうはならずに、段々と着手に馴染む。

そしていい年のとり方をする。。



僕の持っているコットンスーツはカーキ色のギャバジンと

ブルーのシャンブレー、それにコードレーンがある。



いい皺が出て、いい色に焼けて、どれも僕の身体に馴染んでいる。

僕は高校が私服だったので、その時に買ったものだ。

会社に入った頃までは着ていた記憶がある。



久々にクローゼットから出してみると、やけに新鮮。

どれも裾幅は詰めまくって19センチ程度しかなく、それもダブル。

センターベントに3Bの段返りのスタイルが多い。

そうアイビーってゆーか、アメリカンスタイルだ。

靴は当時トップサイダーの白いデッキシューズを履いていた。

今のようにインナーソックスがなかったから、手入れが大変だった。



ネイビーのリネンジャケットも出てきた。これは今でも年に数回は着ている。

これもアタリが出て、いい感じにクタッとなっている。



しかし、残念なことがある。

太りさえしなければ、、、どれもいい感じで着ることが出来るのに。。。

スーツが育っても、お腹まで育つと、、、着れないです。

みなさんご注意下さいね(笑)