【2007年1月6~7日】


アマルフィーの町を後にして
アマルフィー海岸沿いの曲がりくねった道を、
バスで1時間程走ると、今度はポジターノの町に着きます。


この辺りは、バスは断崖の上のほうを走っているので、
バス停で降りてからポジターノの町まで、緩い下り坂をぶらぶら歩きます。
でも歩いているのは地元の人か、僕くらいで?




この時も、僕が歩いている隣を、
高級リゾートらしく、フェラーリが通り過ぎました。(笑)




坂を下るにつれ、
切り立った崖沿いに張り付くかのごとく建ち並ぶポジターノの町が迫ってきます。
下り坂から海側の断崖にも、海に迫り出して建物が建ち並んでいます。
それらの建物にはプールがあるので、恐らくホテルでしょう。
ん?もしかして、別荘なのかもしれませんね、、
ただ、この時期はシーズンオフで、ひっそりしていました。




坂を下り、お店が建ち並ぶ細い路地や階段を抜けて海岸に出ました。
そこから見上げると、町はこんな感じです、、圧巻です!
本当は船に乗って海から訪れたかったんですけど、
この時期は就航していませんでした。




先に訪れたアマルフィの海岸でも、そうでしたが、
ここでも、泳いでいる人がいました。
コートを着ている人がいたり、泳いでいる人がいたり、、
どっちがクレイジーなんでしょうね?(笑)
もう少し時間があれば、僕もこんな場所で寝不足解消したかったな♪




リゾート地に来て、ほんの数時間だけ見て回って終わりとは、寂しい!
見るだけでもかなり満足したけれど、でもやっぱり、、
次の機会には、せめてゆっくり2泊して、
イタリア人のリゾートファッションを見てみたいですね。
あっ!これで夏に行く理由が出来ました。(爆)


※今日お渡しのスーツのシルエット、凄く色っぽかったのに、、
  撮影させて頂けませんでした、、残念!





【2007年1月6~7日】


今回のイタリア、アリタリア航空の就航曜日の関係で、
到着翌日いきなりの週末で、何処も休み、、
そんな言い訳を前置きしつつ、し~っかり観光してきました。(笑)


ナポリから電車でサレルノまで行き、
サレルノの駅前から、世界遺産のアマルフィー海岸を目指しました。
本当なら船でアマルフィーの町に入りたかったのですが、
暖かい時期しか就航していないらしく、探し回った挙句に断念して、バスで、、


下の画像は、サレルノから、アマルフィの町に入るまでの途中。
海に張り出した断崖絶壁の狭い道路をクネクネと、もの凄いスピードで走ります。
車酔いする方は、トラベルミンと、アキュライザーをお忘れなく!(笑)
画像の場面も、車同士の擦れ違いが出来ずに交通渋滞。
お陰で、酔い覚ましついでに、写真タイム♪




ちなみに、アマルフィー海岸とは、アマルフィの町だけに限らず、
アマルフィーの町を挟んで、東西に伸びる約40キロの景観を呼ぶようです。
今から1,000年以上も昔、中世の時代には、
海洋都市、アマルフィ共和国として栄華を極めたそうです。


サレルノからSITA社のバスで100分、
とことん酔う前に、アマルフィーの町に到着しました。




町そのものが海と接する距離は1キロもなく、町の懐は山側に広がります。
海岸沿いを見る限り、冬とは思えません。
でもね、、コートを着ていても別に暑くはないんですよ。




というか、それもそのはず、ビーチで泳いでいる人も、、
ダウンジャケットを着てる人や、コートを着てる僕がいれば、かなり薄着の人も、、
いったい、季節はいつなのでしょうか?(笑)




下の画像は、
日本でも結構有名になってきたディジェスティーボ(食後酒)〝リモンチェッロ〟です。
といっても、アルコール度数は30度オーバーです。
町中のあちこちで売っています。




買いました!(笑)
アマルフィ海岸一帯には、海に切り立つ断崖にレモン畑があり、
「どうだ!このリモーネ(レモン)は大きいだろう!」
「苦味も少ないし、甘い香りも最高だぞ!」
と、店の親爺が申してました。(笑)


リモンチェッロは〝南イタリア〟の銘産ですが、
これは正真正銘、アマルフィー産のリモーネを使ったシェーカー社のリモンチェッロです。
冷凍庫で凍らせて、ニコラシカグラスで一気にクイッと飲りましょう!




この後、引き続きアマルフィー海岸を西へ、、
ポジターノ~カプリと続きます。
その模様は、いずれまた!





ナポリのスペイン地区にある附属屋さんで、今年もボタンや裏地を買ってきました。
微妙な色合いが豊富で、前回も皆さんに喜んでお選び頂いたボタンです。
今回はグレーのパンツ専用として、スーツ用とは別に、微妙な差で5色選んできています。
それにしても、ほんとイタリア人、、というか外国の男性って、
年を重ねるごとに、お洒落に!そしてカラフルになっていきますよね。
当然、、内面的な分も豊かに熟してくるんでしょね。






それにしても、絶妙な発色のカシミアニットがお似合いでした。
今まで何度か会ってますが、いつもお洒落です。



本日帰国しました!
長い間お休みを頂き、ありがとうございました。
全てをお伝えする前に、数枚をピクアップさせて頂くことにします。


インネス・チャンバースを抱える世界最大の生地マーチャント、ホーランド&シェリー社
社長のスチュワート氏(左)と、極東担当マネージャーのブライアン氏です。
ホーランド&シェリー本社まで行ってきました。
ここは、ツイード川の上流に広がる町ピーブルスにあります。
世界遺産にも指定されているスコットランドの首都エジンバラの南西方向、
車で約1時間走った場所です。
※ネクタイはおろか、ツーリストスタイルで失礼いたしました。




ナポリの生地マーチャント、カチョッポリの次期社長コジモ氏。
僕が急遽ナポリで仕立ててもらう事になったジャケットの生地を裁断中で、
この後サルトの元へ届ける為に、ナポリの喧騒へと消えていきました、、ありがとう!




ドネガルに15名いるツイードのハンドウィーバーの1人であるフランク氏は、
北アイルランドの北西の最果てにあるドネガルの自宅の1室で、3日かけて1反を織り上げる。
今回のドネガル訪問は、ロンドンの生地マーチャント『William Bill』
のアテンドのお陰で、Mageeのご協力のもと実現しました。
皆さん、ありがとうございました!
詳細はまた後日、伝えますのでお楽しみに!




ナポリで60年もサルトをしているジュセッペ・ラッジョ氏
前回のカチョッポリの来日時に、コジモ氏が着ていたジャケットのラインが美しく、
仕立ての技術も素晴らしく(当然着心地も)、
会ってみて話を聞くだけの予定が、何と仕立てをお願いできたんです!
ちなみに来日時の彼が着ているのはラッジョ氏のものではなく、
僕のジャケットなので、ズングリと太目です。(笑)




敢えてお名前は伏せますが、、
偶然の機会に恵まれ、この方にも頼んでしまいました。




以上、「遊んできたんちゃうん!」と言われる前にご紹介しておきます。
遊び(観光)の写真は後日追々と、、
まぁ僕の場合、仕事と遊びの境界線が、、(爆)


最後に、、
写真を見て頂いてもお分かり頂けると思いますが、
当初の予定以上に充実した出張となったのは、ご協力頂いた皆さまのお陰です。
取り急ぎ、この場をお借りして、皆さまに御礼申し上げます。
ほんとうに、ありがとうございました!
詳しくは、追々各写真ごとにご報告させて頂きますので、楽しみにしていて下さいね。



今年の年初に行った出張報告、
気が付けば、既に師走に入ってます。
今更ですが、最後の出張報告させて頂きますね。


ある目的でパリに行った際、
最近、巷で噂の?コルテのパリ本店に行ってきました。


たとえ自分が欲しい色がなくっても、ひと夜あれば?
希望の雰囲気にパティーヌ(色付け。色変え!?)して下さいます。
さすがに、ダークな色調を明るくする事は無理ですが、、




これは全て、納品待ちのコルテの靴です。
聞くところによると、引き取られていない靴もあるとか、、




パリのヴァンドーム広場から裏通りに入った所にあるコルテの本店です。
どうですか、日本にあるコルテの手本となっている店構です。




まさに!靴の彫刻と呼ぶに相応しいフォルムをパティーヌする事で、
さらにそのオーラを際立たせてしまいます。


昨年はクリストフ・コルテ氏(ピエール・コルテ氏の弟さん)が
対応して下さったのですが、今年は不在でした。
写真は、今回の3足をパティーヌして下さった方ですが、
1年近く前の話で、、名前を忘れました、、
凄く親切で、丁寧なご対応をして下さいましたよ。




この後、帰路の途につきました。
出発日は、仕事の都合で成田からパリ経由でイタリアに入りましたが、
帰りはこのまま、シャルルドゴールから関空に戻りました。
年初に行ったはずの出張報告が、やっと終わって、
1年間ずっと行ってた気分です。(爆)
皆さま、お疲れさまでしたぁ~





(2006年1月12~13日)
マリネッラの通り沿いのお店は、相変わらず溢れんばかりの人だかりです。
この中に、果たしてナポリっ子はいるのでしょうか?(苦笑)
そんな喧騒的な路面店を避けるかのように、
マリネッラのサロンは、中世の建物の2階にあります。
サロン内は、当時の面影を残したまま装飾されたもので、
それだけでも一見の価値がありますね。
イタリア流イギリス様式で統一された内装は、
マリネッラ一族に受け継がれるライフスタイルからくるものだそうです。
マリネッラは、英国製のネクタイ用ヴィンテージFabricの収集家としても知られており、
貴重なネクタイ地が、無造作に置かれています。
1994年のナポリサミットの際に、マリネッラのタイが配られた事をきっかけに、
今ではレディーメイドが主流になったマリネッラですが、
従来からの顧客は今でも、このヴィンテージファブリックを使って、
タイをス・ミズーラするのだそうです。
タイ以外にも、靴やベルトといった洋品類から衣類まであります。
初代当主のエゥジニオ・マリネッラは最初はバール(Bar)の店主でした。
1914年に現在のヴィットリア広場前で創業に至った経緯は、
Barの顧客が、手先の器用な彼に色々な洋品類を依頼したことがきっかけです。
カンの良い方は、もうお気づきだと思いますが、
オーダーのお店って、こうしてBarを起源に持つお店が結構あるんです。
趣味の世界って、そうした〝趣味の場〟から始まってるんですね。
最初は、店の前にあった馬場に集まる人々が顧客となり、
顧客は彼のセンスに任せて注文し、、と云われるマリネッラです。
そう云えば、先日伊勢丹のメンズ館で、現当主のマウリツィオに出会ったのですが、
ナポレターノらしく!大振りなアクションで、
陽気に抱きしめてくれました。(笑)

彼はマリネッラのスタッフですが、
英国っぽい匂いがプンプンするナポリ流の着こなしです。
「京都に行くから、、」と言っていたのは、、いつですかぁ~(笑)
今回も、長さ147cmや143cm、それに巾も9.5~8.5cmを選び、
芯(インテルノ)も、ウーノ、ドゥーエインテルノなど、、
色々とオーダーしてきました。

でもセッテは、「日本人はセッテ好きだけど、すぐダメになるから止めた方がいいよ。。」
ダメになる、、イタリア人らしからぬ?発言ですが、前回も言われましたね。
それとも、僕がそんなにも貧乏臭く見えるのでしょうか?(汗)

以前、別の機会に見学させて頂いた時に書いたマリネッラの工房の訪問記もあります。
ナポリに行くたびに、好きなものを少しずつ仕入れています
これからも、少しずつですが仕入れます
長さのオーダーも可能ですので、
ご興味のある方は是非!



(2006年1月11~12日)

二日酔い気味の気だるい体を引きずりながらピッティ会場内を1日中歩き回った後、

ESスターに飛び乗り、ナポリチェントラーレに21時過ぎに着きました。

実は、今まで明るいうちにナポリに入った事がなくて、

深夜到着ならピッツェリアしか開いてないけど、この時間なら駅前のIrisが開いてます♪

大好きなリストランテ、Irisの海鮮サラダをつまみに、

イタリアンBeer2本&ワイン1本飲んで、この日は爆睡(爆酔?)しました。







ナポリの初日は、いつもスパッカナポリの朝の喧騒から始まります。

窓から窓に渡されたロープに色鮮やかな洗濯物が下町風情を感じさせてくれます。

恐らくここが、皆さんが思い浮かべるナポリの光景だと思います。

朝ごはんはいつも、ここスパッカナポリでアランチーニの歩き食いです。(笑)







いつもそこから、大好きなサン・ドメニコ・マッジョーレ教会に寄ってから、

トレド通を南下し、プレビシート広場まで歩きます。







今回は広場前からメルジェッリーナまでバスに乗り、アンナマトッツォに向かいました。

でもアンナさんは不在、、今はピッティ開催中でした。(苦笑)







そこからサンタルチア港まで3キロほどの海岸沿いを、

ジェラートの3段重ねを食べながら、そのカロリーを消費しながら、ブラブラ歩きました。(笑)

この海岸沿いの散歩は、昼夜を問わず、ナポリでの結構好きな時間です。



右手にヨットハーバー、左手には山の斜面にへばり付いたようなナポリの街が広がります。

ナポリは世界3大夜景と云われていて、夜景は特に最高ですね~。







昼ごはんは、サンタルチア港に浮かぶ卵城を見ながら、

カンパリ飲んで、ご機嫌でした。


(2006年1月12日)

久々のイタリアレポートです♪でも、保存していたハズの画像が、、

朝ピッティー会場に入場してから、夕方退場少し前までの辺りがなくなっています。

ということは!お洒落な来場者の画像がほぼ全滅状態!



ということで画像はほとんどありませんが、

会場内を1日見て回って感じた事を簡単にお伝え致します。



まず、今年の色に関してですが、

どのブースも昨年に引き続き、昨年の注目色、グリーンやパープルが目立ちましたが、

全体的に昨年より落ち着いた色調に変化していました。

オレンジやピンクも、スモーキーな色調です。

柄で言うと、僕の知る限り3年連続で英国調のグレンチェックが目立ち、

既に定番化しているような印象です。



来場者の靴もそれと同じような傾向なのか、昨年は明る目の茶系が多かったのに、

今年はダークブラウンが目立ちました。

あっ!イタリア人が余り履かないと思っていた黒い靴を履いた人もチラホラ、、

もしかして、黒靴好きのフランス人バイヤーだったり、、(笑)



そして、クラシコイタリアのブースに関してですが、、

昨年にもまして、これでもかというほど超高級素材が使われ、

ラグジュアリー感がエスカレートしていました。

数年後はどんな風になっているのか、逆に楽しみになりました。(笑)

ただ〝クラシコ〟とは〝最高の〟を意味するイタリア語ですから、何年後でも

同じなのかもしれませんが、、



あと、僕の目に印象的に映ったのはルイジボレッリでした。

ナポリの本店が既にそうなっていますが、

今回の出展で総合アパレルメーカーかと思うほどアイテム数が増えていて、

ジーンズを見た時には、さすがに驚きましたよ!





それでは、データが残っていた貴重な?画像をご紹介致します。(笑)



◆甘い雰囲気の着こなしが印象的でした。

 全体に明る目グラデなのに、寒さを感じさせない素材感と知能犯的な色使いで、(笑)

 スッキリまとめ上げられており、かなり僕の好きな色使いです。

 デザインもシングルピークドラペルと、トレンドもしっかり意識されてました。





◆出口に向かう途中で寄った建物で〝オニツカタイガー〟のブースを見付けました。

 そう、、イタリアでは2年位前から、かなりブームみたいです。





◆出口に着く直前での1ショット。

 こんな大きな建物全体が、1社のブースでまとめられている事もあります。

 これは余談、クラシコブースで見る顔ぶれはほとんどオヤジですが、

 プレタ関係だと男女のカップルが多いんですよね。(笑) 

 



◆会場を後にし、もう1度全景を1ショット!

 この方、特に目立った感じでもないのに、日本人が同じ格好をすると、

 恐らく周りはビビるでしょうね。(笑)





◆上の↑1ショットの後、前を向いて歩き出した直後に1ショット!

 目が覚めるようなイタリアンレッド、そして綺麗なペールブルーのコートを

 何の抵抗もなくサラリと着こなしておられたお2人でした。

 その後お2人の前に回ったのですが、お2人とも50~60歳くらいな感じでした。







次回はいよいよナポリ編です!


(2006年1月12日)

ヴェネチアからフィレンツェまでは、ユーロスターで所要3時間弱の移動です。

どちらの駅も街のど真中にあり、到着後の移動ロスがなくて便利です。

料金も2ndクラス(普通車)なら28Euroと、これまた安い!

日本で買っていくと8,000円程度ですから、ハイシーズンや混み合う路線でなければ、

現地についてから券売機でクレジット決済して購入する方が便利でお得です。

時刻は、前もってインターネットで調べておけますしね。



そんな電車の話はさておき、

本題は、『PITTI IMMAGINE UOMO』です!





といっても、目的はピッティ・イマジネ・ウォモで買い付けるわけではなくて、

ピッティに出展している店のスタッフや、集まってくるバイヤーの着こなしを見る事が

最大の目的なのです(笑)。

もちろん、次期A/Wのトレンド情報がいち早く入手できるのも魅力です。



ピッティ・ウォモは、フィレンツェの鉄道の玄関口〝サンタ・マリア・ノベッラ駅〟から

北500mに位置する〝バッソ要塞跡〟に各ブースが設けられ、開催される、

ハイクオリティな世界最大級のメンズファッションの展示会です。

今回のピッティを〝白〟で演出したのは

招待デザイナーの1人、ベルギー出身のマルタン・マルジェラで、

白は、彼のメゾンカラーでもあります。

真っ青なフィレンツェの空に生える〝白〟が眩しいっ!





今回の入場者数は、開催期間1月11~14日の4日間で28,000人にも及び、

そのうち10,000人が海外からの参加者でした。

日本も、海外勢1位のドイツに次ぐ参加数で、昨年対比8%増の1,000人を超え、

ピッティへの注目度が高まっている事が伺えます。

日本以外の極東地域では、韓国が14%増の456人と急成長しています。

また中国からは、今回は312名と前回を少し下回りました。

いま注目されているBRICsの1つ、ロシアからの参加も増えています。



参加企業数も回を重ねる毎に増え、今回は643社811ブランドにも上り、

そのうち35%が海外からの出展が占め、日本からの参加企業も少しずつ増えています。



ちなみに、今年のもう1人の招待デザイナーはリック・オウエンスでした。

ピッティ・イマジネ・ウォモ(2)は次回に続く、、




今回のイタリア行きは、成田発エールフランスの深夜便で、早朝のパリに到着し、

そのまま乗り継いでベネチアから始まり、いつになくワクワクしました(笑)。

でも、ファッションとは次元の違うレベルで、です(苦笑)。



僕が中学生時代に買ったマドンナの〝Like a Virgin〟のビデオクリップ。

記憶にある方も多いと思うのですが、

ベネチアの水路をゆくゴンドラの上で、マドンナがセクシーに歌うあのシーン、

あのシーンが、純真な少年の脳裏を焦がしてしまったのです(笑)。



そんな事はさておき、、

水の都〝ベネチア〟は、街全体が世界遺産に指定されている水上都市で、

水路が張り巡らされた中に、中世そのままの街が、

水上に浮んでいるかのように、〝ひっそり〟と佇んでいます。



ひっそり、、

そう、この街には車どころか、バイクすら一台も走ってないんです。

グランキャナルと呼ばれる大運河が街を貫き、幹線道路の役割を果たしています。

そして、この大運河を走るヴァポレット(水上バス)が、路線バスのように回り、

船着場でヴァポレットを待っていると、ヴェネチアーノ気分に浸れます。

サンマルコ広場やドゥカーレ宮殿も、この大運河沿いにあります。





玄関に船着場がある家もあったり、、





こうして見ると、中国の水の都〝蘇洲〟の景観とダブるところがあるのですが、

そういえば、どちらも世界遺産でしたね(苦笑)。





迷路のような路地裏?の水路には、どこか生活の匂いを感じませんか?

夕方には、いい香りが漂ってきたり、、(笑)





ほら、マドンナのビデオクリップの風景そのまんま!(もうええって!!)





こうしてヴァポレットからグランキャナルを眺めると、その広さが分かるでしょ!





ベネチア編、お疲れ様でした!

次回から、場所はフィレンツエに移ります♪