ザックリシタ風合の4者混ツイードです。
4つの異なる素材を混ぜ合わせ織り上げられます。
このジャケットはウール、シルク、リネン、ポリアミドの4素材。
ナポリから届いたこの生地は、とてもソフトでふんわりとしたボリューム感。
着用感は生地感に似ますので、カーディガンを羽織っているような軽い着用感になります。
ふんわりして空気層を多く含みますので、暖かいですよ。
チャーミングなDさんにお似合いです。
本日発送させて頂きます。


お待たせしました!



略礼黒3ピーススーツ(シングル2ボタン)+シルバーベスト+コールパンツ
お付き合いの多いKさんにとって、フルセット必要なようです。
これで冠婚葬祭パーフェクトに対応可能です。


フルセットでなくても、ディレクターズは
何かと重宝する場面がります。
オーダーされた方は皆さん仰います♪
ご相談ください。



ナポリから届いた生地は、
懐かしいようでいて、新鮮です!
さてさてDさん、どう着こなして頂けるか、
楽しみです! 




1980年代初頃のウーステッドフランネルです。
脂が抜けてきたせいか、ウールンフランネルのような風合い。
ウールンのようで実はウーステッド、ビジネスでガンガン着るには良い感じ♪


シルエットは、
細身が流行ろうと短め丈が流行ろうと、
Kさんはずっとこのスタイルを着続けられています。

10数年前にお付き合いが始まった頃は「細いなぁ」と言われたという
Kさんのスタイルも、今では少しゆったりして見えますが、
古臭さなんて感じさせない、むしろ品格が
漂うエレガントなスタイル。

打ち合いのボタンからバストに駆け上がる
豊かなドレープラインが、優雅さと男らしさを醸しています。


今日、Kさんが着てきて下さったジャケットも、
もう8年前にオーダー頂いたEゼニアのインナーモンゴリアンカシミアです。
クリーニングには出されず、適度なブラッシングとスチームで
オーダー当時の風合いを保ち続けて下さってます。




以前からご案内させて頂いておりました
シルクコットン素材のスプリットラグランのコートです。
季節の変わり目に羽織るためのコートをご希望され、提案させて頂きました。
秋口にも春先にも着て頂ける色合いと素材感は、着るほどにNさんの気持ちに馴染んでくれるでしょう。


優雅な雰囲気を醸すため、程好いサイズ感に仕上げました。
生地感を生かすために、ハンドステッチだけでなく、
全体をほぼミシンを使わずに縫い上げました。


シルクの光沢は、
使うほどに少しずつ鈍くなって、
生地の表面にうっすらと霞がかかったように
変化していきます。そして表面的な光沢から奥深い光沢へと、
底艶という表現が似合うのか、なんとも言い表せない独特の光沢に変わります。

これは絹糸の構造に由来します。生糸の繊維構造は三角形になっていて
この形が入ってきた光をプリズムのように反射し拡散させます。
光の反射と拡散によって、独特の光沢が生まれます。



豊かな光沢の中に陰影で浮かび上がるカモフラージュ柄は、
女性だからこそ、ビジネスの場で、スーツとして着て頂きたいラグジュアリーなデザイン。
Gさんにオーダー頂いたこのスーツは、スカートスーツの柔らかな雰囲気の中に、
お仕事で使って頂けるキリッとしたディーテールを盛り込みました。


無地の紺色スーツより、
柄によってソリッド感が抑えられ優しい雰囲気に映ります。
近くに寄ってみると、迷彩柄(カモフラージュ模様)だとわかってハッとさせられますね(笑。
チャーミングなGさんにはピッタリな雰囲気に仕立て上がったと思います。


男性には
ビジネスの場で着ていただく
ジャケットとしてお勧めできるデザインです。
アンタイドはもちろん、タイドアップも似合う秀逸なテキスタイルデザイン。



今シーズン、
結構、気に入った生地です。
ある生地メーカーでは、これを3Dと呼んでいたりします!
確かに(笑。 新鮮なんですけど、何だかクラシックな匂いもするんですよねー(笑。


裏地も、ご希望でこんな感じです。




希少ラムズゴールデンベールとカシミアの混紡という
ラグジュアリー素材で仕立てさせて頂くクラシックなチェスターコート。
触った感じ、コートにすると薄く感じますが、目が詰まっていて650g/mもあります。
そのせいか、厚手のカシミアのような感じではなく、ドレープ感のあるシャープな雰囲気にも関わらず、
もの凄く暖かいです。


生地がお好きで、手に触れられる機会が多い方は、
触った瞬間、その独特の手触りに驚かれる、そんな生地です。
こんなにしっかりしているのに、どうしてこんなに柔らかいんだろう!?$#%&%
ここから先は、経験値がクラッシュします!そして脳ミソがとろけます(笑。


以前、ユーロテックスの生地で『ダイヤモンドケーブル』という生地がありましたが、同じ原理です。

糸番手は太いのですが、繊維番手が極細ですから、
糸の断面を見ると、繊維密度が高くて空気をたっぷりと含んでいます。
この意味、瀬戸大橋のケーブルの断面を見た事がある方なら分かって頂けると思います(笑。
僕なりに考えた結果、瀬戸大橋のワイヤーに例えてみます(笑。


糸番手がケーブルの直径だとすると、繊維番手は赤青黄で、各色127本のピアノ線から成っています。
直径約1mのケーブル1本は、何と!!
直径約5mmのピアノ線が34417本も束ねられて作られているそうなんです。
1本の棒状より、こちらの方がしなりやすく、強度もありそうですよね!
なんだか、応用力学?の勉強みたいになってきましたね(爆


見た目にはシンプルですけれど、
ちゃらいラグジュアリーなんてフンって感じの
分かる人にだけ分かるクラス感かな~なんて思うのです(笑。
Nさん、しっかりメンテナンスをさせて頂きますので、これからも宜しくお願いいたします。




6月頃から打ち合わせを始め、仮縫を経て
ちょうど良いタイミングで完成したMさんのポロコートです。

ピアチェンツァのカシミアを使って、大学生の頃に、
モデルをされていたというMさん好みのタイトさ加減に仕上げました。
ピアチェンツァにこだわられたのではなく、赤みがかったキャメルカラーを探して行き着きました。


正面も、ウエストのシェイプなんか、
とっても良い雰囲気なのですが、画像がなくなっています汗。
Mさん!次回お会いした時に撮らせて下さいね!



今回は20本ほど、
ナポリのマリネッラのネクタイが入荷しました!