採寸(=創寸)

工場縫製ラインで初めて採寸の方には
できるだけシルエットの確認をして頂くのですが、
それでもご不安な方は仮縫を付けてみられては如何でしょう。

マッセアトゥーラの工場縫製ライン(ビスポークチュール、イタリクチュール)でさせていただく仮縫は、
体に合わせる為の仮縫ではなく、お好みに合わせる為(デザインの為)の仮縫です。
イメージがない方は「百聞は一見にしかず」でシルエット確認の為
仮縫のシステム(オプション)ご利用されるのも一考。

仮縫なんて見ても分からないよ!
実際に着てみないと分からないよ!って事でしたら、
完成した洋服を着てみてから、あとで微調整される方もいらっしゃいます。

いずれにせよ、オーダー服と言うのは、
体だけではなく自分の気持ちにフィットした物であるべきです。

僕が今の仕事を始める前に
あちこちのテーラーでオーダーしても、
どれもシックリせず、既製服を買って直した方が良いや!
って思っていたのは、自分の気持ちにフィットした洋服にならなかったから。
まぁ、お店の選び方を間違えていた自分の責任も大きいのですが、、

マッセアトゥーラでは、
できるだけそんな事がないように、
最初の仮縫で出来るだけご確認頂きたいので、
お時間を頂ける方には、ピンを打ってご確認頂いております。
仮縫より採寸時間はかかってしまうのですが、こうして最初にキッチリすれば、
2着目以降の採寸で細部に集中できるので、感性が更に研ぎ澄まされ、より気持ちにフィットした
お洋服を手に入れて頂く事ができます。

こういった内容のことは、
随分前にも、度々書いていた事を思い出しました。
その一部ですが、、
フィッティングプロセス(2007年07月03日)
スーツコンダクター(2006年07月06日)
マッセアトゥーラ流〝創寸〟(2005年08月13日)
姿勢に合った服(2006年05月19日)

関連した内容で、メディアに取り上げて頂いた内容です。
手間暇かける(2006年02月10日)
スポニチに掲載!(2006年12月05日)