今日ご紹介させて頂く東京のBさんのスーツは、
「マッドメン『MAD MEN』というアメリカのドラマにハマってます。」
「今回は、その中に出てくるスーツをお願いしようかなと考えているところです。」
というメールを頂いて始まった〝マッドメンProject〟です!
Bさんによりますと、このドラマの時代背景は、
「1960年代のニューヨークの広告業界のピーク時代で、
マディソン街にある広告代理店のエリートたちの生活を描いたお話で、
登場人物みんなのスーツ姿、ポケットチーフや帽子、食べるお店、酒の飲み方、
何だか、このドラマの何もかもがお洒落で、僕のライフスタイルにも通じるものがあって、
良い時代だったんだなって思います。」
「タバコはバンバン吸いまくるは、昼から会社でお酒を飲むは、、
ランチは2~3時間お酒飲みながら、なんて、そんなアメリカ広告業界のバブル期。
男性が皆んな、ジェントルマンな所が格好イイ!」
のだそうです!
こんな内容でメールを頂いたものですから、何とか再現できないか、、
頂いた画像をプリントアウトし、全てのバランスを寸法取りして専用の型紙を起こし、
今後の為に、専用型まで作ってもらって出来上がってきたのが、このマッドメン・スーツです!
フルオーダーでない限り、ここまでしない事の方が普通ですが、
それでこそ、ビスポークチュール、職人さんに感謝!
襟巾やゴージ位置、その角度ばかりか、
こんな事まで、できます!
有り合せのタイで、太すぎて似合ってないです。(汗)
おまけにトルソーのサイズより、ジャケットサイズの方が、かなりデカいです。
そして出来上がったスーツを見られたBさんから、
「メチャクチャかっこいいです。ぴったりイメージどうりです。」
「なかなか他にないですね、生地もかっこいいです。素晴しい組み合わせだ!」
「本当にありがとうございます。」
「今週の金曜日は、車のベントレーと雑誌LEONのイベントがあるので、
それに着て行こうかなと思ってます。」とお言葉を頂きました。
Bさん、こちらこそ何時もありがとうございます!