この背中のラインが欲しくて、、

マッセアトゥーラに頼んで良かったです!

Mさん!このコメント、大きくハズれてないですよね?(笑)

僕も、そう言って頂けて最高に嬉しいし、これが遣り甲斐だし、喜びです!!

職人さんも喜びます!







実は、Mさんの前にお渡しだったKさんのジャケットも撮らせて頂きたかったのですが、

最後の方でバタバタして忘れてしまいました。

最近、そんなんばっかりです。ボケるには早過ぎますよね。(苦笑)






Nさん、いつも楽しませて頂いてありがとうございます!

今回も綺麗な色のジャケットが出来上がりました♪





今回の素材は、シルク40%・麻15%・ウル45%と、伸縮が良くないこともあって、

雰囲気の良い、袖付けでオーダーして頂きました。

これは、ナポリでよく用いられる袖付け技法〝ナポリ袖〟で、

見た目の柔らかな雰囲気ばかりか、

非常に柔らかな着心地を提供してくれます。





こちらは今日、Nさんが着てこられたジャケット(実は上下のスーツ!)です。

何を隠そう、、僕とお揃えなんです。(笑)








Mさんのスーツ、何とも言えない色です。

ここまで〝深い〟紺色は初めてといっていいくらいです。

Mさんが仰るように〝青みがかった黒〟と表現した方がシックリきます。



店内で撮っても黒にしか写らないので、

外で撮らせて頂きましたが、微妙な部分まで伝わらないですね。

※袖丈ちょい長いので、お預かりして調整しますね。





店内でフラッシュを使ってみると、

ビッカビカモヘアなので、反射して色が飛んでしまいました。

それでも、こちらの写真の方が、何となく伝わっているような気がします。

たかが紺色、されど紺色、、面白いですね。





ちなみにこの生地は、ビンテージとまではいきませんが、

20年ほど前の〝ジョン・クーパー〟です。

か・な・り、の高級素材ですね。






こんな部分にネームを入れてみました。

パンツを穿き、ボタンを留めるたびに見えますね。

検品、糸クズ処理をしてから、月曜日到着で発送させて頂きます。(笑)

これは、、僕たちにしか分からない〝秘め事〟ですね。(爆)





ちなみに、このボタンはナポリで買ってきたものです。

ガレッシのコロッツオですが、厚みがシンプルに抑えられています。

ミディアムグレーのパンツに程よいコントラストで馴染むので使わせて頂きました。






緯糸/120番綿双糸、経糸/100番麻単糸の綿麻混紡素材。
スラブ(節)が出ていて、涼しげな雰囲気です。
でも、その経糸も100番と細いので、スラブの出方も繊細というか、上品です。
ちなみにUさんからご注文頂いた、伊『カンクリーニ』の素材です。
毎度の事ですが、裁断前に糊抜きの意味も兼ねて、お湯で縮絨したのですが、
濡れると、麻素材特有のシッカリ感が出ます。
洗濯の際は、脱水を途中で止めた状態で乾かした方が、
皺が入りにくく、アイロンが楽チン。
ただし、、生乾き状態でのアイロン掛けは縮みを起こす原因になりますから、
しっかり引き伸ばしてから、もしくは手を出さないで下さい。(笑)



前回ご登場頂いたOさんですが、

今度の写真は義兄bw88さんから送って頂いたものです。

ご協力、どうもありがとうございます!!

今回は、『フォーマル』カテゴリーでアップさせて頂くことにします。



奥様の上品で華奢でシンプルなラインのドレスと、

これまたクラシックなタキシードが、大人っぽい2人を演出してますね。





最もクラシックな、ショールカラーのタキシード

Oさんの魅力を、よりいっそうエレガントに際立たせています。





Oさん、ここまできたら折角なので、『お客様登場!』もお願いできませんか?

本気で考えてみて下さいね!(笑)






7年振りでしょうか、久々にチェンジポケットの重ね付けです!

Mさんからオーダー頂くシルエットは独創的ですが、

今回「他に何かある?」って聞かれて、、





パンツの裾も、膝が22.5cmなのに、裾が27.0cmあります。

トムフォード時代のサンローランのリヴゴーシュを彷彿とさせますね♪

だって寸法も、ほぼ同じですから。(パクリ?)

そして、そんなシルエットに合わせる袖も、かなり強烈なフレアーなシルエット。



生地も、画像では巧く表現できませんが、

ここまで光沢のあるソリッド(無地)感って珍しく、目を引きます。

このソリッド感が、なんとも直線的でシャープなイメージを生み出します。





Mさん、プルミエールクラッセへのご出展おめでとうございます。

普通は2年待ちなのに、申し込んでいきなりですか、、

世界を舞台に、、いよいよスタートですね。

益々のご発展を祈念しています。






機密ルートで仕入れた、ジム・トンプソンの玉虫シルク。

あ~、空港から出た瞬間の、あの纏わり付くようなムッとした熱気が忘れ、、

ややこしい嘘つくなって!(爆)



ジム・トンプソンはアメリカの建築家で、

二次大戦末期に陸軍の情報将校としてタイに赴任したそうです。

美術的センスのあった彼は、大戦が終わってからも、タイ(バンコク)に残り、

Thaiタイシルクの発展に尽力し、

その結果として、巨額の富を得たそうです。







彼の成功要因は、それまで家内工業であった伝統的な手織りのThaiシルクに、

彼の建築〝家〟としての、欧米の華やかなデザインを取り入れ、

オリエンタルホテルの内装を手がけたり、

有名なミュージカル、『王様と私』の衣装を担当するなどし、

結果、Thaiシルクの名を世界に広めたそうです。



この生地を使って、どんなシャツが生まれるのか、、

Tさん、今回は少し?大胆に!?遊ばせて頂いても宜しいですか?(爆)






2003年の春から少しずつ提案するようなった〝フレアー袖〟です。

そして昨年の秋冬から、更にバージョンアップして、

2cmの傾斜をつけるようになりました。







Fさんのこの袖は、肘とのバランスもあってか、

そのフレアー感は更に印象的に、そしてエレガントに見えます。



Fさんのお好みで、袖釦は重ねています。

この〝イタリアの陽光とイギリスの陰影〟的なスーツは、

まさに、『着るか、着られるか。』ですね、、






昨日に引き続き

新カテゴリ、『フォーマル』を設定しました。

改めて見てみると、フォーマルについては、あまり書いてないですね。

これからは意識的に、できるだけ書いていくことにします。







フォーマルにカテゴライズできない内容ですが、、

別カテゴリ、『今日のオーダー』でも、フォーマルなスーツが出てきますので、

そちらも是非ご覧になって下さい♪