フォーマルコーナーにあるモーニングの堅さが好きじゃなく、
イタリアのB社やK社、V社も見に行かれ、マッセアトゥーラにお任せ頂くことに。

お好みのスタイルになるよう、
生地の選定、各仕様の打ち合わせも済んで、いよいよ裁断まできました。

お好みの造形になるよう生地はイタリア製を選定、

芯の組み合わせも、すべては柔らかなドレープが表現されるHさんご希望の完成形のために。




新しいスタッフをご紹介させて頂きます!
4月1日入社の岡嶋朋奈(OKAJIMA,Tomona) です。
本人に言うと怒るのですが、少年のように?天真爛漫な女性です。
アッ!という間に馴染んでおりますので、皆さまどうぞ宜しくお願い申し上げます!




良い生地に、良い仕立。
良い仕立に、良い生地。

仕立との相性を考え、生地を選ぶ。
そして何より、着る人との相性が最優先される。

そう、仕立と生地の相性を選ぶときに大前提となるのは、着る人。


ミラノ仕立の特徴を踏まえ、Uさんのご希望を汲み取り、その背景まで考えながら、、
方向性の違う生地を2点ご紹介させて頂き、その時のUさんの志向が向いたベストバランスをチョイス。


仕立と生地には、相性があります。
どの相性を選ぶかは、着る人の個性やTPOが深く関係します。
この関係を掴むまで、少々お時間がかかります。まるで恋愛のようだとも思える関係性。

それが、
テーラーで洋服を仕立てると云う事は人間関係を築きあげる事と云われる所以。

この洋服、まさに「紺に始まり紺に終わる」と言える
究極の1着になることでしょう。
楽しみです。

生地と仕立の相性については、いずれ改めて。



全形を撮り忘れました(汗。
今日と明日、ミラノ仕立のオーダー会ですが、
サルトリアクレセントの河合氏がイタリアから持ってきてくれたコロンバ。

今年は4月20日が復活祭(伊パスクアPasqua/英イースターEaster)で、その時に食べるお菓子です。
コロンバってイタリア語でハトを意味し、平和のシンボルである鳩を形取っているとか。
いい香りに釣られて、写真を撮る前にバラバラにしてしまいました汗。

味や食感的には、クリスマスのパネットーネ(簡単に言うと菓子パン!)のような感じで、
これは、オレンジピールが入っていて、物凄く香りが良いんです。


こちらは、イースターエッグ、、じゃなかった、エッグチョコです!


今日はバタバタしてて(パンを食べるのに!?)写真を撮らせて頂くのを忘れました汗。
パンがおいしく、お客様たちとイタリアの食べ物談義になった流れで、途中でナポリのお菓子『ババ』を買いに走り、
一時、店内は、イタリアの甘い香りが充満していました(笑。
Uさんから頂いたコーシーも最高でした!!
皆さんありがとうございました!



ハービスプラザOSAKAにある
マッセアトゥーラの隣には、ベルトの専門店、今
ロンドンで話題のエリオットローズ(ELLIOT RHODES)があります。

ベルトとバックルを自由に組み合す事が出来て、飽きたらバックルを替えるなんて事も。
ついつい買い足したり、組み替えたりする人もいるくらい、1本で3度も4度もおいしかったりするんです(笑。

そんなエリオットローズJAPANのサイモンさんが
ロンドン出張のお土産にリバティーの生地を買ってきて下さいました!

顔に当てて見たのですが、もの凄い男前に見えます(爆。選んでもらうって良いものですね。
自分の新たな魅力?を発見させてもらいました。サイモンさんに感謝です!
お仕事で行かれているのに、お土産、、恐縮するけど嬉しい♪




昨年末に3ピースのお渡しだったKさんが、今日はシャツのオーダーにお越し下さいました。
背筋がピンと伸びて、気持ちも引き締まるし、意外に暖かくて3ピースにハマッた!と言ってもらいました。
それに3ピースって、見た目にも、とてもエレガントですね。
シャツやコートばかりか、ネクタイまで全てマッセアトゥーラ製コーディネート!
Kさん、いつもいつもありがとうございます!これからも3ピースで、改めて宜しくお願いいたします!




1年中、いつでもどこでも誰とでも!着倒して頂けるジャケットをコンセプトに(笑。


合わせる服も、TPOも、季節も気にせず、いつも手に取りたくなるKさんのジャケットです。
着るほどの味わいが増す、Kさんの顔に変わってくる洋服。
何年かして、また写真撮らせて下さいね!


Uさんが選ばれた超ド級の生地です。
僕がこの仕事に就いて15年目にして初めて出会う生地。
見た目に始まり、触れた時の質感、持った時の感覚、握った時の量感において、
すべてにおいて初めての感覚を味あわせてくれた感動の生地です。
春に仮縫、夏に2度目の仮縫、冬に完成予定です。


Tさんの、スタンダードでクラシックなネイヴィーのスーツ。
150’Sのその滑らかな質感が、作り手の技量がストレートに求められる生地と言えます。
こちらも数年後に写真を撮らせて頂きたい、どんどん表情が変わるジャケットなので、着手の愛情も問われます(笑。
そう考えると、どこまでポテンシャルを引き出せるか、
乗り手側の技量もストレートに問われるスポーツカーかもしれません。
踏めば走る、踏んだら止まる、回せば曲がる、誰が乗っても同じ、至れり尽くせりの大衆車。
スーツで云うと、糊や芯で固められた『型崩れのしない制服のような洋服』と比べては駄目なのかもしれません。


2日間、お渡しの方、仮縫いの方、生地を決めてオーダー頂いた方、
皆さまお忙しい中、本当にありがとうございました!
次回のオーダー会は春の予定です。



カラーネップの効いたドネガル(ドニゴール)ツイードのジャケットです。
画像では見えませんが、マーブルチョコのレベルです(笑。


普段着と云う事で、シルエットもさほど絞らず、
下にニットを着たり、時にはパーカーなんかも着て頂いたり。


着込むにつれ、どんどん味わい深い表情に変わってゆくので、楽しみです。
着る時はガンガン!お手入れは愛でながら、、しっかり愛情をもって手を掛けてあげて下さい。
ちなみにこの生地は、何年か前に北アイルランドまで見に行ったマギーの生地です。そちらも是非ご覧下さい。


続いて、Kさんのスーツの2度目の仮縫です。
こちらはジャケットとは違って、ドレープ感豊かな甘~い生地。
ジャケットは着込む程に表情が出てくる生地、スーツは縫製の雰囲気がダイレクトに見える生地。
対極にある生地を選ばれてオーダーされるという、Kさんらしい愉しみ方です。


続いて、Nさんのコートです。
イタリアのサルトが作る特徴的なアルスターコートです。
バックスタイルが特に特徴的で、袖付けと相まって貴族的というか、兎に角サイコー!です。
このコートは、近いうちに改めてご紹介させて頂きますので、お楽しみに!

Nさんも、今回ジャケットとパンツをオーダー頂きました。
事前に生地を数点、一緒に選ばせて頂き、
最終は、河合君に「どの生地で仕立ててみたいと思うか」で選んでもらおう!
そんな流れで、ジャケットは低速織機で織られた日本製の生地に、
パンツはイタリア製ですが、緯(ヨコ)糸が2PLYの生地に、
何だか日伊コラボなコーディネートに決定(笑。




今日は福井のNさんのお渡しでした。
微妙な襟のカーブは、最終工程として『現場合わせ』です(笑。
このスーツ、先日ロッリさんがお越し下さった時に大絶賛して下さったうちの1着です!!


もちろん、左右のバランスを取りながら!!


微調整を何度か繰り返し、、
完成品の画像を撮り忘れました(汗。
次回、ご来阪頂いた時に、改めて撮らせて下さいね!!
Nさん、いつもありがとうございます。暖かいスーツで、寒い冬を乗り越えて下さい♪




ロッリさん、今シーズンもありがとうございます
来期S/Sのローリーサジェスチョンには、今回も良い生地がたくさんありました!
店内にかけてあったお客様の2着のスーツは、偶然にも?両方ドラッパーズの生地を使っていて、
それを見たロッリさんが「モルトベーネ!良いスーツだ、特に釦穴と襟が素晴らしい!ゴージラインが実に美しい!」
と言って下さったので、
僕が中山君の方を指差して「彼ですよ!」と云うと、
わざわざ近くまで来て手に取り「イタリア製じゃないのか?」と言ってもらいました。
肩・袖付けの辺りをマジマジと見ながら、「イタリアのサルトが縫ったようや!」と、、最高に嬉しいです!!
でもこのお洋服のカッティングは、お客さまのご希望によってプレタっぽいラインにしてあります。


せっかくなので、研修生のAZUMAさんも一緒に記念写真!
今日のロッリさんのジャケットは、ミラノのジャンニカンパーニャ製でした。
僕のシャツ、何故か袖から出てないですね(汗。