今日お、、客様が帰られた後、

フィレンツェ在住の若きマエストロM君が来てくれて、

近所のカフェで、明るいうちからBeer飲んでました、ごめんなさい。

でも最高に幸せですね、そんなBeer。(笑)



という事で、イタリア国鉄の車内に置かれている紙袋です。

毎回?大量に持って帰ってきては、お渡しの際に使ったりしてます。

ん?これって、もしかして犯罪か!?(笑)







流石、、イタリアです。

そんな紙袋でも、これほど洒落てます。

袋の大きさ、文字の大きさ・フォントや色使い、、

それら全体のバランスが最高に絡み合って、取っ手の太さがこれまた最高!



ちなみに、「綺麗にされた電車は、より美しい!」って書かれています。

要するに何が言いたいのか、、

そもそも美しい電車が掃除されて、余計に綺麗なんだ!です。



ちなみに、僕が今まで知っている紙袋で〝粋〟だなって思ったのは、

NYの百貨店、ブルーミングデイルズの紙袋です。

大きいサイズから順番に

・Big Brown Bag

・Medium Brown Bag

・Small Brown Bag



と、Blooming Dales のフォントで、茶色のクラフト紙を使って

作られた紙袋に印刷されています。

画像は後日!






昨日に引き続き、イタリア紀行です!

【2007年1月12日】



珍しく?少し二日酔い気味の体を引きずって、ミラノ・チェントラーレに。

といっても、ホテルから僅か2分ですけどね。(笑)





隣のフォームには、落書きだらけの電車が、、

これは良く見る光景です。





ミラノから普通列車で1時間30分程度でベルガモに着く。

途中、高校生達がドッサリ乗ってきたりと、ローカルな気分を満喫した。

やはりその国を感じるには、ローカル列車に限る。



駅前から、バスでベルガモの旧市街(チッタ・アルタ)に向かう。

山の上に見えるのが、別世界の旧市街です。





同じバスに乗っていた紳士。

もう1人いらしたが、写真は断られた。

こちらの紳士も、オッケーくれたものの、恥ずかしいみたい。

色合わせ、イタリア人が好きなオール緑のコーディネートが最高!!

ホント、ご高齢の方ほど、お洒落なイタリア♪





ここからフニコラーレ(ケーブルカー)に乗って、旧市街を目指す。





いきなり中世に迷い込んだ雰囲気に変わる。

なのに、人々の普通の生活がある。

ここはテーマパークではなく、中世から脈々と続く生活の場。





子供たちがサッカーをしている。





女性も、みんなお洒落。

ミラノから近いからなのか、この地が高級住宅街なのか、

みんな洗練された雰囲気を持っている。





何もかも、石で作られた街。

やはり、ここが中世の城壁都市の名残。





フニコラーレの駅を降りて、ぶらぶらと上を目指していると、

見晴らしの良い場所に着いた。どうやら頂上だ。





綺麗な背中のラインです。

普通のオヤジが、普通に格好いいんです。

ってゆーか、こんな人、日本じゃあまり見かけないでしょ。

これまた、、グリーン系の色合わせが絶妙でした。





これ、どうやら凄いものらしいです。

ごめんなさい、、あまりルネッサンスに興味なし!?





取り敢えず、観光客らしく、、

これはマーブル(大理石)の象嵌ですが、

象嵌には興味があります、、写真だけは撮っておきました。(笑)





次は、いよいよ、、

英国&北アイルランド&スコットランド編です。






久々に、今年1月のイタリア紀行の更新です!

【2007年1月10~11日】



SMN駅からESスターに飛び乗り、フィレンツェを後にした。

ホント、毎回この〝飛び乗る〟って表現が似合うくらいバタバタ。(苦笑)



列車内でピッティを回って感じ取った事を書き留めたり、日記を書いたりしていると、

気がつくと、列車はミラノ・チェントラーレ駅に停まっていた。







今回のミラノの宿は、珍しく事前に予約しておいた。

チェントラーレの直ぐ目の前にあるホテル前には、列車の到着が遅れたこともあり、

既にsartino君が待っていてくれた。

チェクインだけ済ませて部屋に荷物を置いて、2人で直ぐ食事に。



南から、列車でこの国を北上してくると、

いやでもここミラノが、イタリアきっての大都市であると実感させられる。

豊かさと大都市の持つ雑多さ(喧騒ではない)が共存する。



何でも揃う便利さと、逆に騒々しさと、、

あるいは他人に干渉されない気楽さと、逆に冷たさとが入り混じる街。







ミラノコレクションからイメージされる華やかなイタリアは、確かにここにあるけど、

それは、この国の持つほんのひとかけらの部分であるって事実、

それは、この国に実際に来てみないと分からない。



到着日の翌日は、sartinoさんにもらった地図を見ながら、

路面電車や地下鉄を使って、ミラノ市内の附属屋さんや生地屋さんを見て回った。





ミラノだからと言っても、やはり現場は泥臭い。(笑)

全く英語なんて通じない、、ここは日本でも有名な附属屋さんなのに。





同じ泥臭い現場であっても、看板を見ると格好いい。

これは、日本人特有の〝横文字コンプレックス〟からくるものだと思う。(笑)





そしてまた夜は、sartino君とドゥウォモで待ち合わせ食事へ、、

流石はミラノ住民のsaritino君!

日本人観光客を見た事がないと云うトラットリアに連れて行ってもらった。

閑静な住宅街の一角に、地元の人たちで行列が出来ている。



今までイタリアで食べたイタリア料理は

日本で十分食べられるし、それどころか日本の方が美味しい。

でも、このお店は違った、、恐ろしいくらいに美味かった、、ヤバイ!!

お店のカードがあるので、ミラノに行かれる方は、ご連絡下さいね。

駄目ですか教えたら?saritino君、、



翌日も、予想した以上のスピードで目的先を回れた。

興味がそそられるものがなく、写真を殆んど撮ってなかった。

道行く人は飛びっきりお洒落なミラノだが、中々撮らせてもらう勇気もない。



そんな中、、唯だ2つ!

こちらはISAIAのショーウィンドゥです。

(一番下のボタンは留めたら駄目でしょ、捨てボタンですよ!)

(それとも、それこそコート感覚なのですか?)





そしてこちらは、確かBRIONIだった記憶が、、

いずれも脇の縦ポケットが、

今回、僕が着ていったバヴァを真似たコートに似ていたから。





今日は、取り止めもないミラノ日記でした。

でも、この画像だけは、、面白いでしょ、座蒲団3枚!(笑)










Yohji YAMAMOTOのヴィンテージデニムシリーズや

earnest sewnとのコラボレートで知られる大阪・堺市にあるマジックウォッシュ

いつも当ブログに書き込みを下さるparis在住のパタンナーtakashiさんが
この夏に一時帰国された際に、そこに連れてってもらいました。

大阪に住む僕がparis住むtakashiさんに、、何だか変な構図です。(笑)


takashiさんに頼んでいた、その時の画像を

parisから送ってきて下さったので紹介させて頂きます。


これはtakashiさんがparisで購入されたYOHJIのヴィンテージデニムです。
もちろん、マジックウォッシュとのコラボレートモデル。

takashiさん、初オーダーだったので、

お気に入りの落ち具合のパンツを持ってこられました。

これ、オーダーの基本ですね。

でないと、言葉だけではお互いのイメージは伝わりにくいですから、、





で、これはtakashiさんが今回選ばれたデニムです。

ワンウォッシュ状態ですから、実際に穿いてみて、脚がどの位置で曲がるか、、

安全ピンでマーキングされます。





他、どこにどんな加工をするのか、

細かな部分まで、詳細な打ち合わせが続きます。



そして、出来上がりです。







このマジックウォッシュ加工、、

持ち込みも受け付けて下さるそうです。



takashiさん、さらにここからtakashiさんの色に変わってゆくんですね。

次回お会いした時、どんな表情に変わっているか楽しみです♪





どうもありがとうございました!






今夜は閉店時間きっかりに店を閉め、

羅紗屋のBB君家族と一緒に、友人宅で鍋パーティー♪

友人の奥さんのご実家筋の酒蔵のお酒で、久々にヘロヘロです。

どの家庭も同い年位の子供がいるので、放ったらかしでも平気です。(笑)

Mさん、いつも美味しいお酒をありがとうございます!

今夜の鍋は最高に旨かったです!

家族で集まっても、最後は仕事の話題になってしまいました。

奥さん連中、ホント申し訳ありません。(苦笑)








今日、初めてマッセアトゥーラにお越し下さったオーダー経験者のKさん。

どうしてウチにお越し頂いたのかを聞いたところ、

今までのお店では、Kさんの思い通りの服にならなかったとか、、

1着目~思い通りになる筈はないと、

1店で最低2着は作ってこられたそうです。



色々とお話をさせて頂く中で、僕自身が経験した事で

腹立ち度1、2を争う話を思い出しました。

今日は愚痴らせて下さい!(笑)



その前に前振りを、、

プレタ(既製服)は、服に体を合わせるものだと言われますが、

僕の場合は限界を超えているので、それが合うなら苦労しませんって!(苦笑)

ちなみに、、身長163cm、胸囲98cm、ウエスト81cmです。(苦笑)



皆さん、オーダーをされる理由は色々あると思いますいが、

体に合わせた服を作る事がオーダーだって思われてる方も多いと思います。



そして、いよいよここからが、

既製のスーツではサイズが合わない僕の話です。



アメリカ陸軍御用達のチノ素材でパンツを作ってもらった事があります。

試着してみると余りにも変な形だったので、

お店の人に、「こんなもんですか?」って聞きました。



「確かに妙なシルエットやね~、、初めてやね。」それに続けて、

「でも、採寸して合わせてますから、こんなもんちゃいますかね~」とも!



皆さん、どう思われますか?



今の僕なら絶対に、

「変な体型で既製が合わないから、作ってもらいに来てるんじゃないですか!

そのまま作る事ないでしょ!何のためのオーダーなんですか!」って。



でも、その時高校生で、オーダーの経験も浅かった僕は、

その自分の体型に変に納得し、呆然と立ち尽くし、、

言い争うでもなく代金を支払い、そのまま持ち帰ったのでした。

しかし、そのパンツに一度も足を通す事は〝決して〟ありませんでした。

今となっては、「あの時は良い経験をさせて頂きました。」とお礼を言いたい気持ちです。



ごめんなさい、完全に消費者に戻ってましたね。(苦笑)






今年の年初にイタリアに行った時に、

訪れた各地にネットカメラを設置してきましたので、

クリックして現地映像を楽しんで下さいね♪(←閻魔さんに舌抜かれんでぇ~)



まず一発目は!最高に良かったアマルフィーの風景です。

夕暮れ時が綺麗ですよ。(時差は日本時間-8時間です!)

現地カメラはこちらです!

数分毎に更新されますので、PCの【更新ボタン】をクリックして下さいね。



そして、同じ世界遺産アマルフィー海岸のポジターノです。

現地カメラはこちらです!





次はソレントです。

ナポリ民謡『帰れソレントへ』は日本でも馴染み深いですね。

夏場がメインのリゾート地なので、今がシーズン!

イタリア人のリゾートファッションを、10秒毎の自動更新でお楽しみ下さい♪

現地カメラはこちらです!



最後は、それらアマルフィ海岸への拠点となるナポリです。

ヴェスビオ火山や、卵城も見えます。

世界3大夜景と言われるナポリ、夕暮れ時が最高に綺麗ですよ!

現地カメラはこちらです!





イタリアに行った気分に浸って下さいね!(笑)






今日お越し頂いたIさんと、30年前の話で大盛り上がり!

小6?中1?の頃に買った〝POPEYE〟です。



今とは、クオリティーが別格、というか、別物かも!?

(ごめんなさい、発行人さん!)





これも僕たちのバイブルでした。

アメリカの香り、

時代は、、第2次サーフィンブームの真っ只中でした。





こんなテーマで、顧客交流会を開いても楽しそうですね!

初対面の方同士も、会話のテーマがあれば、、きっと盛り上がる♪






僕の好きな住宅建築家のひとり、宮脇檀さん。

最高ですね!大共感です〝プランニングからディーテールへ!〟





何度も土地に足を運び、スケッチをし、施主と打ち合わせ、

住まう人のライフスタイルや個性を読み取り〝個の〟住宅を作り上げてゆく。

宮脇さんの書かれた本は、知識の羅列ではなく、

人間対人間の生臭いやり取り、考え方や思想が書かれています。



家創りと洋服創り、、似てると思いませんか?



時間をかける、という近道。

スピードと効率の現代に逆らって、1着(1軒)はゆっくりとかたちになる。

1着を〝顧客の満足ゆくもの〟に仕上げる為には何が必要か、、

それを考えて〝物創り〟取り組まなければなりません。



既製品は、それを見た購買者が買うか否かを決めることが出来ますが、

オーダーの場合は、依頼された側の姿勢が問われますから、、






昨夜、帰ろうとしたら雷が鳴って空がピカピカ光り、

大雨が降ったので置いて帰ったのですが、

今朝、店に出てきたら、、おもいっきり凹んでました!!

誰ですか、、こんなことするのは!!

きっと天罰が下りますよ、きっと自分の身に振り返ってきますよ。

こんな事するのって、綺麗ですか?美しい事ですか?

自分の生き方、もっと綺麗に美しくありましょうよ。







ごめん、、僕のベスパ君。

そもそも、置いて帰った僕も悪いからね。