英国の生地マーチャント、インネス・チャンバースの

春夏の生地見本が届きました。







ここはロンドンマーチャントのホーランド&シェリーグループの1ブランドで、

以前まで仕事で携わってきたロンドンのサヴィルロウの名店

ヘンリープールと同じ、約1800柄フルラインナップ展開です。



昨年に引き続き’70年代を意識した、

ジオメトリカルで表情豊かな艶のある柄は

ドブクロスが可能にする 興味深い生地です。

プリマヴェーラを感じますね♪

今日頂いたご注文の内、2着はフラノ素材のスーツでした。

フラノ素材にはカシミアやミンクが入った混紡のウーステッドフラノを初め、
豊富なクオリティーバリエーションがあります。




フラノの主要マーケットはアメリカだそうですが

空調設備の普及や地球の温暖化で、英国でも生産量は減少しているとの事です。

夏の麻素材やモヘア素材と並ぶ冬の代表的な生地なだけに寂しいですね。


街中でも目にする機会は減っていますが

クラシックでお洒落なスーツを着たい方にはお勧めです。

フォーマルではなく、どちらかというとスポーティーなイメージのフラノですが、

軽くてソフトで品の良い素材です。

そして何より、その表面感がもたらす優しい表情が魅力ですね。



下の画像を見て下さい。

フランネルならでこそ表現できる、擦れた感じの優しいチョークストライプです。





ちなみにフランネルとは、

ウェールズ語でウール(羊毛)と言う意味で 、表面が毛羽立っています。

今では針金のブラシですが、昔はアザミの実の皮で表面を毛羽立たせたそうです。






今日、ヴィンテージ生地が 追加で入荷しました。

ヴィンテージにありがちな 柄の強いマニアックな生地ではなく、

目付のある しっかり打ち込まれた風合のある生地は、

普段 普通に着て頂けるものばかりです。







画像では派手に見える生地もありますが、これは裏で、

表は派手じゃないですよ。

不精して表返さずに ごめんなさい。



明日から三重まで出張です。

ついでに松坂牛伊勢うどんも食べてきます♪

E・ゼニアの来春の生地見本が届きました。







さすがに時代性か メトロセクシーな生地が多いです。

人気の生地は、この時期になくなります。



11月中のご注文ですと、お得な特典付きです!

特典の内容は お問い合わせ下さい!

Oさん!今日は早速ご注文下さり、有難うございます!

以前から頼んでいたツイード専用バンチが届きました。

ハリスツイードドネガルツイードを初めとして、

ツイードの中でもスーツに向く素材、スポーテックスの名称で知られる

チェヴィオットツイード、そしてシェットランドツイードと、ツイードばかりです。



以前から取り扱いのある色柄も含めると、700柄程度になります。

あまり多すぎると迷いますので、ご希望の色目・風合い・柄をお伝え下さいね。





かの白州次郎氏が三宅一生氏に

「ツイードは雨風にさらされ クタクタになって味が出るんだよ。」

と言ったエピソードがある程、着るたびに味わい深くなる生地たちです。










肩線(肩の縫い目)の後身頃(背中側の生地)に皺がたくさん入っているのが

分かりますか?

通常 このような皺は見えません。

何故なら バイアス方向 (斜め45度) にアイロン処理をして、

皺を消してしまうからです。

プレステージラインはこのイセ込みの分量が約2センチ。

この後身のゆとりで肩は前に出て 腕が前方向に動かし易くなるのです。

雨の日は生地が湿気を含むので、この皺が出てきますが、

晴れると 生地から 湿気は抜けて、皺は消えます。

まさに生きているから「生地」と呼ぶ のですね。



今日は 秋物の受注やお渡し、夏物の受注と、季節感バラバラでした。 

秋冬物、徐々に入荷中!

盛夏物の生地が入荷しました。

カメレオンのように色が変わる生地、肌触りの柔らかな生地、

パンツ用に無地のコットンを中心に、柄物も充実です。







自分用には純白のアイリッシュリネンのジャケット地を仕入れてきました。僕は麻が好きで1年中麻のハンカチを使っています。

吸水性抜群で濡れると強度が増す麻は、

天然繊維の中ではダントツの強度を誇り、ハンカチに最適。



麻についてもっと知りたい方はLINNETがお勧めです♪

またまたご注文頂きました光モノサバ系スーツ。

ビッカンビカンです。

Sさん有難うございます。

こんな生地ってオッサン臭いんちゃうん?

て思われる方もいらっしゃると思いますが、

これをキレのあるシャープなシルエットで仕上げると凄く粋です。

そしてこれが意外や意外年配層からの受けも抜群です。

モヘアは昔に流行った夏の高級素材ですからイメージがいいのです。

マッセアトゥーラでは開店当初から大人気の生地です。







ちなみにこの生地はドーメルのSuperBRIOの80年代前半のVintageで、
今で言うとバンチNo205【Mohair】シリーズの中にありますが、

今のモヘアと昔のとでは、原毛の品質が違っていますし、

織りも今の高速織機で織られた生地と昔の低速織機では

風合いが全く違います。



下の画像は現代モノのモヘアです。

これはこれで昔になかったしなやかで滑らかな風合いがあります。

張りがあって迫力のある豪快な風合いが好きなら迷わずヴィンテージ。

身に纏わり付くようなドレープ感豊かな生地がお好みなら現代モノ、ですね。








上の写真は、マタマタご注文頂いたサバ系光りモノ!

この生地はモヘア地を得意とするウイリアムハルステッド製で、

純血種の原毛しか使わない事で有名です。



来年になると各アパレルが、

大量にモヘア素材を投入してきますので、旬は今年かも?

マッセアトゥーラでは開店当初からの人気者です。

今年の光りモノ大賞は、

最高のテカリ、このハルステッドのモヘアで決まりですね!(笑)



下の写真はコットンの生地見本です。

昨年に引き続きコットン人気は続いております。

中でも赤系やブルー系統の華やかな色目が人気あります。

例えばパンツに赤とか明るい目のパンツを穿き、

ジャケットはダークな色を選ぶとか、

そうすれば抵抗なく着て頂けると思います。

みなさんそんな感じですね。







そして特筆すべきはそのバリエの豊富さ。

何とコットンだけで300柄以上です。

リネンも合わせると500柄近くに!

凄いでしょう、そうでしょう(笑)。

個人的にはサッカー素材や紺無地のリネン素材が好きです。

みなさん見に来て下さいね♪





最近めったに見かけなくなった、モヘア素材のヴィンテージ生地が入荷しました。

今年、特に人気のサバ系光りモノ。

ビッカンビカンに光り輝いています。



それにヴィンテージに多い強烈な柄モノではなく、無地モノ。

ドーメルのスーパーブリオ、ブロードヘッド、スキャバル、

ペッパーリー、モクソン等、、

10着程度しかありませんので、気になる方はお早めに見にいらして下さいね!