今朝も、10月~開講のマイスターファクトリーの準備でした。





今日は、特別ゲストが3名です!

パリから今朝、関空に到着されたtakashiさんから、

この本、、「マイスターファクトリーの生徒さんへ!」と、お土産を頂きました!

takashiさんは、パリの某高級メゾンでパタンナーをされています。



花柄ジャケットの主は、博多の某百貨店のプレタフロアで、

カジュアル系セレクトショップのチーフをやってらっしゃるIKE-IKEさんです。

ちなみに、このジャケット、、当然!?ですが、オーダーです!(笑)





2時間30分の打ち合わせの後、ランチのお店でも、

IKE-IKEさんのハイドロゲンのジャケットに、ところ構わず群がる!メンバーです。(笑)

これからの物作りにとって、この味の検証は欠かせません。

みんなで着回したり、感じる事を言い合ったり。

お店の人、、ごめんなさい。(汗)





パターンバランスの秀逸さが、

立体的な造形ばかりか、優れた着用感まで生んでいます。








今日、同級生のまっちゃん(松山君)が寄ってくれました。

彼は、京都では有名(業界でも有名!)な着物メーカーの社員をしています。



当時は「西陣の革命児」と呼ばれた創業者の孫にあたり、今まさに、

創業60年、業界に新たな革命を起こすべく新業態として立ち上げた「ぺこら堂」の運営責任者です。



たまたま仕事で持ってきてた着物を見せてもらったのですが、

洋服の生地とは色々な共通点があって、とても興味深い話で盛り上がりました。





糸のこと(無撚糸/甘撚り/並撚り/強撚糸)

生地の事(基本的に撚りの甘い順に、羽二重/縮緬/紬の3種類)

組織の事(平織/綾織/繻子織の3種類と洋服と共通で、主に平織りが使われる)

織機の事(最新と云うより古い織機を細々と使い続けている、、効率とは無縁の世界だそうです)



今までまっちゃんとは、プライベートで会っても、

お互い殆んど仕事の話はしなかったので気付かなかったのですが、

彼の現場(機屋)仕込みの〝ほんもの〟の知識は説得力があって、とても面白く、

洋服の生地と重なる部分も多いので、

今まで僕が見聞してきた英国の機屋事情を再認識できそうです。

これからは、プライベートより仕事の話ばかりになってしまいそうです。(汗)



いきなり話は変わりますが、

夏になると毎年、嵐山で納涼鵜飼船に乗ります。

僕が和装(浴衣)を楽しむのは、最近では年に数回のこの機会だけ。

久し振りに、次のお正月は着物を着て初詣に行こうかなぁ~なんて思っています。

最後に着物を着たのは、もう10年ほど前になるので、これを機に新しく作ろうかな、とか。(笑)



以前にも書いた事があるのですが、

マッセアトゥーラのお客様でも、色(素材)合わせの上手な方に、

昔からご自宅に着物屋さんが来られていたとか、着物を知ってる方が少なからずいらっしゃいます。



やはり普段から、無意識に侘び寂びの微妙な着物地を見てこられたから、

色彩感覚や素材感が染み付いているんだと思います。



ちなみに彼のブログは、和装のドレスコードなど面白い内容が多いので、

和装の世界から、洋装を考えてみるのも面白いと思います。





【2009年7月25日】

先日、この日の事をぺこら堂のブログで紹介して下さいました。

まっちゃん、ありがとう!!






色っぽさ、を感じます。

この、ナポリクチュールのボタンホールですが、

5月にお渡ししたYさんのアイリッシュリネンの3ピースの物です。





いつまでも、

美しいボタンホールを、、

かがってもらえますように。(七夕)






昨夜のBCAの月例会を終え、真夜中に集まった4人の変態たち。



「え”~マジ解くんっすか~」

「楽しいやん!酒のアテに解こうやっ!(爆)」

「かみそりかみそり、、あっ!リッパーあるわ、リッパー、、これでいこ!これで。」

「解け解け~♪ これだけで今から2時間は飲めるって!(爆)」





「アカン、、飲まんとやってられへんわ!」

「よっしゃ!余り飲み過ぎても手がブレるさかい、カシスソーダ作ったるわ♪」

グイっ! 「あかん、こんなんじゃ酔わへん!もう1ッパイっ!!」

「よっしゃ!気合入ってきたなぁ~、いっとこ!」





ということで、ボイツクラシックアカデミーの4時間近くに渡るミーティングの後、

変態4人が集まって、27時過ぎまで宴会は続きました。

芯を切って抜いて、テープを外して、

チャコで線を引きなおして、、



「うぅ~ん、、なんかイメージ違うなぁ~。どう?着用感、変わった?」

「酔うてきて、分から”$%%’$・・・あ?ん??」

「アカン! もっかい解いトコ!」

  :

  :

「ところでココ、違うトコ切ってへんか?」

「あれ?ほんまや、、まぁええやん、継いどいたら。(爆)」

  :

  :

「でぇ~、切り込むんは、こっちやな?」

「そやそや、そこそこ~、今度は間違ってへんわ!」

  :

  :

「よっしゃ出来た!どや、これで!」

「チャコから5mmズレてるやん!もうちょい内側やって!」

「ほんまやな、、目が霞んできてるわぁ~ あ~寝むたぁ~ もう3時やで。。」

「糸が通らへんなってきた!糸通しあるか!?汗」





眠くて途中で止めました。結果はまた。(あ~歳とったなぁ~汗)

でも、、面白い企画だと思いませんか?(ちゃうって、こんなん企画とちゃう!)

次回の「真夜中の変態飲み会」参加者を募ります。(爆)



それにしても皆さんごめんなさい。

一級技能士の皆さんをつかまえて、言いたい放題。(汗)

おまけに、この服、先週dainojiさんが縫い上げたばかりのオールドFINTEX。

それを僕は、、縫い上がったばかりだとは知りませんでした。(大汗)

dainojiさんの勇気ある行動に敬意を表します!



「で、、次回いつする?」

「お前、何にも反省してへんやんけっ!」






週に何度か、午前中にマイスターファクトリーの打ち合わせを進めています。

今日は技術講習のカリキュラムの組み立てでしたが、

10月に開講される実際の教室を使っているので、よりリアルです。

更に、教科ごとの内容に連携を持たせることで、より効率的で実践的な内容となります。



シルク混の生地なので動きにくいのですが、

ご覧の通りグニュ~っと。(笑)





ふくらはぎのクセ取りも、かなり大胆です。





今日も見学者の方にお越し頂きました。

実際に自分の目で見て、講師陣と会って話してもらうことで、

入学後をリアルにイメージして頂けると思います。






Fさん流の、クールビズスタイルです。

このジャケット、ウール&シルク&リネンの三者混、

着込むうちに、独特の雰囲気が生まれてきますから、楽しみですね。








今朝、店を開ける前に建築士のAさんと一緒に、

芦屋にある『ヨドコウ迎賓館(旧山邑邸)』に行ってきました。

デコラティブに彫刻された大谷石が目を引く、来客用のエントランスです。





これは、フランク・ロイド・ライトが設計し、1924年に竣工した建物です。

人との距離が近い建築から、、僕はいつもたくさん五感への刺激をもらっています。






BOITS Classic Academy のホームページが完成しました。

http://www.boits.org








昨日は友人家族と昼間っからバルコニーで『外メシ』の予定でしたが、

雲行きが怪しくて、急遽室内で『内メシ』に切り替えました。

濃厚なボローニャ料理にベルギービール『CHIMAY』は結構合いますね。





ベルギービールで有名なのはヒューガルテンですが、濃厚さを求めるとシメイ♪

輸入元の説明によると、「世界最高級品!」と書かれています。

アルコール度数9%なので、程ほどに!(笑)






昨年7月に結成したボイツクラシックアカデミー

そのサテライトプロジェクトに、パタンナー養成スクール

主宰されている松村氏が名乗りを上げて下さり、後継者育成機関である

マイスターファクトリーが、2009年10月に開校される事になり、今夜もその準備でした。







クラシックアカデミーのメンバーを初め、

業界のプロの方々にも協力を仰いで講師役をお願いし、

2年間のプログラムで、技術者の育成プログラムを進めて参ります。



業界を目指される技術者志望の方!

ご興味のある方は、是非お問い合わせ下さい。

salon@masseattura.com



なお、ボイツクラシックアカデミーのサイトは準備中です。

6月8日までには完成させる予定ですので、

もう暫らくお待ち下さい。