英国の雰囲気

今回のI さんのスーツは、英国らしさがプンプン漂ってくる

創業1895年の老舗マーチャント、リアブラウニー&ダンスフォードです。



サヴィル・ローの、ほぼ全てのテーラーを顧客に持つという同社は、

しっかりとした打ち込みのある、伝統的な英国服地が多い事で知られています。

ちなみに、この生地は、その名もオイスター、

マッセアトゥーラでもリピート率の高い、マニアックな生地です。

このネーミング、僕的には最高にハマりましたね!(笑)





I さんは、ずっと以前からこの生地が気になっておられたのですが、

この生地はランニングで提供されるため、

1着分しかないヴィンテージを先に選ばれていました。

ところが今回は、どうしてもこの生地が着たいという事でお選び頂きました。



ご感想は、シッカリ感があるのに、着ていて楽だそうです。

英国のへヴィーウェイトな生地らしく、

最初は、見た目にも着用感もゴワゴワしますが、

着ていくほどに馴染んできます。

しっかりブラッシングして、永きに渡ってご愛用下さい。

ちなみに、今日のI さんのシャツも、英国製のエイコーンの張りのある生地です。



さて、、

そこで思い出したのが、今年の年初に行ったピッティで開催されたロンドンカットで、

色々と教えて下さった、ロンドンのオールドバーリントンストリートにある

アンダーソン&シェパードのカール・マシューズ氏です。

今回のI さんのスーツに似てますね!