着るか、着られるか。
Masse Atturaからのお知らせ
2022-09-21
ハービスの保存版に掲載

ハービスの永久保存版!?に掲載して頂きました






何かプロっぽい事して下さい~という事で、カメラマンさんのジャケットに
スチームプレスさせて頂きました(笑。


WEB版の掲載内容は、こちらから
ライターさんやカメラマンさんをはじめ、関係者の皆さま有難うございます!



2022-09-08
ブログ、再開しまーす!

皆さんお元気ですかー
気付いたら、長らく更新してませんでした汗
また、ぼちぼち更新しますね~

ブログのレイアウトを変えてみました!
関連アーカイブが出てくるようにしてみたんです
どんな表示になる!? ご意見あったら、どんどん下さいね~

画像は、、
我が家の三男坊、サブローです


コロナ自粛中、いつもサブローと一緒に過ごしてました


ハービスの閉館中、店で仕事しながら飲んでいたビールです笑
ナポリのBirra Antoniana Marechiaro、味も抜群ですが、ラベルが素敵でしょ!




2020-12-30
2020年も、ありがとうございました!

本日30日をもちまして、
無事、2020年の営業を終わらせて頂く事が出来ました。

コロナ禍の中、応援して下さった皆さま、
身に沁みるという言葉の意味を、心から噛み締めた1年となりました。
本当にありがとうございます!

まだまだ大変な時期が続くと思われますが、
早く日常に戻ることを願い、やれる事をやっていきます。

現在また感染者数も増えてきています。くれぐれもお気をつけください。
それでは皆さま、素敵な新年をお迎え下さい。

年始は、4日(土曜日)11:00~ 営業スタートします。

4日まで、メールでの対応が出来ません。
店舗のPCでしかメールチェックできないアナログ人間です(汗。

お電話は1年365日大丈夫です!
店舗)06-6345-8708(携帯に転送になります)





2020-01-04
創業21年目、本年も宜しくお願いします!

みなさま明けましておめでとうございます!
いつもお世話になり有難うございます。

早くも令和元年が過ぎ、今年は、
約半世紀ぶりに日本でオリンピックが開催されます。

洋服(洋装文化)が、日本の田舎の隅々にまで浸透したのは
第二次大戦以降ですから、まだ75年なんです!
前回のオリンピック時点だと20年しか経っていない事になります

そう考えると、20年って凄いなーって(笑。
大学を出て普通に就職して、大好きで始めた仕事が20/75だなんて!
ちなみに、文明開化で洋服文化に切り替わってから(下記*)まだ150年弱しか経っていません。
と、、年始早々あれこれ考えて勝手に興奮している自分が面白い(爆

おかげ様で、
創業20周年を迎え、21年目に入りました。

1999年6月にオープンしてから、
お客さまはもとより、お取引先の皆さま
関わって頂いた皆さまのお力添えがあったからこそ
20年もの間、好きなことを続けることが出来たと感謝しています。
この場をお借りして、心より御礼申し上げます。
皆さま本当に有難うございます!

これからも、お客様のお洋服はもとより、
皆さまのコーディネートのお手伝いをさせて頂くべく
現状に満足することなく、
より一層、センスと技術に磨きをかけて参ります。

これまでと変わらず、皆さまから
ご紹介を頂けるマッセアトゥーラを目指して精進します!

今後とも皆さまの変わらぬご愛顧
ご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

最後になりましたが、
オリンピックを迎えるこの新しい年が素晴らしい一年になりますよう、
皆さま方のご健康とご多幸を、心よりお祈り申し上げます。

マッセアトゥーラ
代表 柳瀬博克


*明治5年、太政官布告第339号の「大礼服汎則」によって
 文官(官僚のうち、軍事以外の行政事務を取り扱う文民の官僚の総称)
 の礼装である大礼服の体裁が定められました。









2019-12-30
2019年も、ありがとうございました!

2019年の営業は、本日30日で、
無事に終わらせて頂くことが出来ました。
2019年10月で、開店20年を迎えることができました。

今までオーダー下さった皆さま、取引先の皆さま、ブログ読者の皆さま!
この20年間、本当にありがとうございました。
そして今年も1年、心から「ありがとうございました」感謝!!

それでは皆さま、素敵な新年をお迎え下さい!

年始は、4日(土曜日)11:00~ 営業スタートします!

4日まで、メールでの対応が出来ません。
店舗のPCでしかメールチェックできないアナログ人間です(汗。

お電話は1年365日大丈夫です!
店舗)06-6345-8708(携帯に転送になります)



2019-09-08
ビスポーク靴『Perticone』トランクショー開催

ビスポーク靴「Perticone – seiichi yoshimoto」 
  ◎BLOG http://shoemaking-in-italy.blogspot.it/
  ◎Instagram https://www.instagram.com/perticone_official/

==================================
開催日:2019年10月02日(水)・03日(木) 両日とも11:00~20:00
     10月02日(水) 14:00~18:00のみ空きがございます
     07月03日(木) 全ての時間帯ご予約頂きました
      ご見学頂ける程度の空きがあります。
      ご興味がある方は、是非お問い合わせ下さいませ
==================================
ご注意:必ず事前にご予約をお願いいたします


担当:柳瀬
salon@masseattura.com
06-6345-8708

Perticoneについては、こちらをご覧ください→2017年11月11日




2019-08-12
消費税改定にともないまして

大切なお知らせです。
御存じのように10月1日から消費税が10%になります。

これに伴い、10月1日以降にお渡し予定となる商品につきましては
ご注文時に10%の消費税率で、お支払い(内金)をお願いしなければなりません。
お支払い時期ではなく、お渡し日によって決まります。
9月30日までのお渡しであれば「8%」を適用、
10月1日以降のお渡しなら「10%」となりますので、ご注意願います。

プレタクチュール、ビスポークチュールは目安としまして8月25日オーダー分まで旧税率適用。
モーダクチュール以上の仮縫付ラインは既に10月1日以降のお渡しとなってしまい、
まことに恐れ入りますが、新税率10%を適用させて頂きます。

その他ご相談いただけましたら、
詳しいスケジュール、お支払い方法について打合わせをさせて頂きます。
もっと早めにご案内しなくてはならないところ、直前のご案内となって大変申し訳ありません。


2019-01-04
今年で創業20周年、本年も宜しくお願いします

みなさま明けましておめでとうございます!
いつもお世話になり有難うございます。

今年2019年、平成最後の年、
そして新たな元号がスタートする年に、
おかげ様で、創業20周年を迎えることが出来ます。

1999年6月にオープンしてから、
お客さまはもとより、お取引先の皆さま
関わって頂いた皆さまのお力添えがあったからこそ
これまで20年もの間、続けてくることが出来たと感謝しています。
この場をお借りして、心より御礼申し上げます。
皆さま本当に有難うございます!

これからも、
お客様のお洋服はもとより、
スタイル作りのお手伝いをさせて頂くべく
現状に満足することなく、
より一層、センスと技術に磨きをかけて参ります。

そしてこれまでと変わらず、皆さまから
ご紹介を頂けるマッセアトゥーラを目指して精進します!

今後とも皆さまの変わらぬご愛顧
ご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

最後になりましたが、この
新しい年が素晴らしい一年になりますよう、
皆さま方のご健康とご多幸を、心よりお祈り申し上げます。

マッセアトゥーラ
代表 柳瀬博克




2018-12-30
2018年も有難うございました!

2018年の営業は、本日30日で、
無事に終わらせて頂くことが出来ました。

オーダー下さった皆さま、ブログ読者の皆さま、取引先の皆さま!
今年も1年、心から「ありがとうございました」感謝!!

それでは皆さま、素敵な新年をお迎え下さい!

年始は、4日(金曜日)11:00~ 営業スタートします!

4日まで、メールでの対応が出来ません。
店舗のPCでしかメールチェックできないアナログ人間です(汗。

お電話は1年365日大丈夫です!
店舗)06-6345-8708(携帯に転送になります)



2018-06-25
ビスポーク靴『Perticone-Seiichi Yoshimoto』トランクショー開催

ビスポーク靴「Perticone – seiichi yoshimoto」 
  ◎BLOG http://shoemaking-in-italy.blogspot.it/
  ◎Instagram https://www.instagram.com/perticone_official/

==================================
開催日:2018年07月07日(土)・09日(月) 両日とも11:00~20:00
    07月07日(土) 16:00~18:00のみ空きがございます
    07月09日(月) 16:30~18:00のみ空きがございます
==================================
ご注意:必ず事前にご予約をお願いいたします


担当:柳瀬
salon@masseattura.com
06-6345-8708

Perticoneについては、こちらをご覧ください→2017年11月11日




2007-11-08
ドネガルツイードMagee

【2007年1月15日】

朝から〝湯ったり〟とバスタブにつかり、ラウンジでゆったりと朝食を楽しみ、
そんなご機嫌な朝で迎えたドネガルの1日。

ホテルまで、Mageeのスタッフが迎えに来て下さいました。

Magee本社までは車で10分程の距離、ドネガルの街の外れにあります。

本社は大きく分けて3つの建物、
デザイン・サンプル棟、織り棟、洗い棟に分かれています。

名刺交換の後、色々と質問を受けました。
ドネガルツイードについてどう思うか、年間の取扱量はどれくらいか、
どういう経緯で今日の見学に至ったのか、僕が並べる英単語で伝えるのは大変でした。

今回は英国のヘンリープールが取り扱っているロンドンの某羅紗屋さんと取引のある、
日本の某羅紗屋さんのアテンド、という複雑なルートで実現しました。

まずはデザインルームです。

シーズンの傾向を読みながら、
テキスタイルデザイナーがたくさんのサンプルを作り、指図書を作ります。
その指示書を元に、見本反が織られるのですが、

ここでもデザイナーと技術者の間で、入念な打ち合わせが行なわれています。
過去の生地は全て保管され、いつかの時には参考にされるそうです。
そう、ファッションは繰り返されますからね!(笑)

使う糸は全て外注しているそうですが、

それも全てデザイナーの指示で別注されているので、

マギーのツイードは、完全オリジナルという事になります。

こうして、多くの糸が品番によって管理され、ストックされています。

現在、工場にある織機はレピア織機とズルツァー(スルザー)織機だけだそうです。
※レピア織機=シャトル織機  ※ズルツァー織機=シャトルレス織機

やはり効率を考え、このレピア織機も、もうすぐ入れ替えるとか、、

効率を求めると品質が落ちないか?と聞くと、
織り出してからのスピードを変えないよう調整するので、
それまでの準備や故障して作業を中断したりするロスを減らすことで、
全体のスピードを上げて効率化を図るだけだから、「安心しろ!」と笑われました。

その後、洗いと

乾燥プレス工程へと作業が進み、

最後に検品されて完成です。この流れの中でも、
最近では、フィニッシング(整理工程)は外注する所が多くなっています。

途中の行程で、このブラシで起毛したり、他にも
細々とした工程もありますが、大まかには、こんな流れとなります。
大きな流れは、ツイード(紡毛)もウーステッド(梳毛)も同じような感じです。
ちなみにこのブラシ(起毛機)、昔は一般的に本物のアザミの実が使われていたと聞きます。
今でもフカキ毛織のカシミア最高ランクや、ビキューナ、グアナコの高級素材には使われているそうです。

みなさん作業中にも関わらず、本当に気持ちよくニコヤカにご対応下さいました。
手を止めて直接ご説明下さった方も何人かいらした程です。
感謝です、申し訳ありませんでした(汗)。

その後、15人ほど残るハンドウーヴン(手織り)のウィーバーのところへ連れて行って下さいました。

ここは工場の中にあるのではなく、
Mageeが契約したウィーバーの自宅で織られるそうです。
今回お邪魔したウィーバーも、40年近く織機を踏んでいらっしゃるそうです。

最も若い職人さんで30過ぎの方もいらっしゃるそうですが、
彼は特殊で、彼を除いて、ウィーバーの平均年齢は60歳を過ぎているそうです。
ここでも後継者問題は深刻そうでした。

シンングル巾(75cm)の織物を1反(約50m)織るのに25時間程かかるそうで、
これはダブル巾(150cm)に換算すると50時間かかる事になります。
低速シャトル織機で織れば2日で1反強ですから約6倍。
高速シャトルレス織機と比べると、約14倍です。

画像の左にあるキャタピラーのような連続プレートが、
緯糸の打込みを指示するパンチカード(デザインプレート)です。

これによって木製シャトルが緯(横)方向に走りながら、緯糸を1本1本打ち込んでゆきます。

Mageeでも、複雑な柄や手の温もりを重視した生地だけが
彼等の手によって織られるようです。
画像でボケてる部分が、上の画像の木製シャトルが走ってるところです。
足の動く速度より早いので、足よりもボケて見えてますね!(笑)

ツイードの中でもカラーネップの効いたチャーミングな表情がドネガルツイードの特徴ですが、
それも北の最果てのこんな小さな工房で、彼らが1反1反、織り上げているのです。

ほらね!

昼から急に雨が降り始めたのですが、
大西洋沿いの海岸線に連れていってもらいました。
最果てらしい雰囲気が、この雨のせいで余計に漂ってました。
本当なら見所が沢山あるので見て回りたいところですが、今回はそこだけ、、
それでも、どのような環境の中、どのような場所で織られているのか、
それが垣間見れただけでも良かったです。
画像は撮り忘れてました、、

今回の機会は、本当に沢山の方に支えられて実現したものです。
皆さん、ほんとうにありがとうございました。
そして、洋服好きの皆さん、ドネガルツイードを宜しくお願い致します。(笑)