ハービスの永久保存版!?に掲載して頂きました!
何かプロっぽい事して下さい~という事で、カメラマンさんのジャケットに
スチームプレスさせて頂きました(笑。
WEB版の掲載内容は、こちらから。
ライターさんやカメラマンさんをはじめ、関係者の皆さま有難うございます!
皆さんお元気ですかー
気付いたら、長らく更新してませんでした汗
また、ぼちぼち更新しますね~
ブログのレイアウトを変えてみました!
関連アーカイブが出てくるようにしてみたんです
どんな表示になる!? ご意見あったら、どんどん下さいね~
画像は、、
我が家の三男坊、サブローです
コロナ自粛中、いつもサブローと一緒に過ごしてました
ハービスの閉館中、店で仕事しながら飲んでいたビールです笑
ナポリのBirra Antoniana Marechiaro、味も抜群ですが、ラベルが素敵でしょ!
本日30日をもちまして、
無事、2020年の営業を終わらせて頂く事が出来ました。
コロナ禍の中、応援して下さった皆さま、
身に沁みるという言葉の意味を、心から噛み締めた1年となりました。
本当にありがとうございます!
まだまだ大変な時期が続くと思われますが、
早く日常に戻ることを願い、やれる事をやっていきます。
現在また感染者数も増えてきています。くれぐれもお気をつけください。
それでは皆さま、素敵な新年をお迎え下さい。
年始は、4日(土曜日)11:00~ 営業スタートします。
4日まで、メールでの対応が出来ません。
店舗のPCでしかメールチェックできないアナログ人間です(汗。
お電話は1年365日大丈夫です!
店舗)06-6345-8708(携帯に転送になります)
みなさま明けましておめでとうございます!
いつもお世話になり有難うございます。
早くも令和元年が過ぎ、今年は、
約半世紀ぶりに日本でオリンピックが開催されます。
洋服(洋装文化)が、日本の田舎の隅々にまで浸透したのは
第二次大戦以降ですから、まだ75年なんです!
前回のオリンピック時点だと20年しか経っていない事になります
そう考えると、20年って凄いなーって(笑。
大学を出て普通に就職して、大好きで始めた仕事が20/75だなんて!
ちなみに、文明開化で洋服文化に切り替わってから(下記*)まだ150年弱しか経っていません。
と、、年始早々あれこれ考えて勝手に興奮している自分が面白い(爆
おかげ様で、
創業20周年を迎え、21年目に入りました。
1999年6月にオープンしてから、
お客さまはもとより、お取引先の皆さま
関わって頂いた皆さまのお力添えがあったからこそ
20年もの間、好きなことを続けることが出来たと感謝しています。
この場をお借りして、心より御礼申し上げます。
皆さま本当に有難うございます!
これからも、お客様のお洋服はもとより、
皆さまのコーディネートのお手伝いをさせて頂くべく
現状に満足することなく、
より一層、センスと技術に磨きをかけて参ります。
これまでと変わらず、皆さまから
ご紹介を頂けるマッセアトゥーラを目指して精進します!
今後とも皆さまの変わらぬご愛顧
ご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
最後になりましたが、
オリンピックを迎えるこの新しい年が素晴らしい一年になりますよう、
皆さま方のご健康とご多幸を、心よりお祈り申し上げます。
マッセアトゥーラ
代表 柳瀬博克
*明治5年、太政官布告第339号の「大礼服汎則」によって
文官(官僚のうち、軍事以外の行政事務を取り扱う文民の官僚の総称)
の礼装である大礼服の体裁が定められました。
2019年の営業は、本日30日で、
無事に終わらせて頂くことが出来ました。
2019年10月で、開店20年を迎えることができました。
今までオーダー下さった皆さま、取引先の皆さま、ブログ読者の皆さま!
この20年間、本当にありがとうございました。
そして今年も1年、心から「ありがとうございました」感謝!!
それでは皆さま、素敵な新年をお迎え下さい!
年始は、4日(土曜日)11:00~ 営業スタートします!
4日まで、メールでの対応が出来ません。
店舗のPCでしかメールチェックできないアナログ人間です(汗。
お電話は1年365日大丈夫です!
店舗)06-6345-8708(携帯に転送になります)
ビスポーク靴「Perticone – seiichi yoshimoto」
◎BLOG http://shoemaking-in-italy.blogspot.it/
◎Instagram https://www.instagram.com/perticone_official/
==================================
開催日:2019年10月02日(水)・03日(木) 両日とも11:00~20:00
10月02日(水) 14:00~18:00のみ空きがございます
07月03日(木) 全ての時間帯ご予約頂きました
ご見学頂ける程度の空きがあります。
ご興味がある方は、是非お問い合わせ下さいませ
==================================
ご注意:必ず事前にご予約をお願いいたします
担当:柳瀬
salon@masseattura.com
06-6345-8708
Perticoneについては、こちらをご覧ください→2017年11月11日
大切なお知らせです。
御存じのように10月1日から消費税が10%になります。
これに伴い、10月1日以降にお渡し予定となる商品につきましては
ご注文時に10%の消費税率で、お支払い(内金)をお願いしなければなりません。
お支払い時期ではなく、お渡し日によって決まります。
9月30日までのお渡しであれば「8%」を適用、
10月1日以降のお渡しなら「10%」となりますので、ご注意願います。
プレタクチュール、ビスポークチュールは目安としまして8月25日オーダー分まで旧税率適用。
モーダクチュール以上の仮縫付ラインは既に10月1日以降のお渡しとなってしまい、
まことに恐れ入りますが、新税率10%を適用させて頂きます。
その他ご相談いただけましたら、
詳しいスケジュール、お支払い方法について打合わせをさせて頂きます。
もっと早めにご案内しなくてはならないところ、直前のご案内となって大変申し訳ありません。
みなさま明けましておめでとうございます!
いつもお世話になり有難うございます。
今年2019年、平成最後の年、
そして新たな元号がスタートする年に、
おかげ様で、創業20周年を迎えることが出来ます。
1999年6月にオープンしてから、
お客さまはもとより、お取引先の皆さま
関わって頂いた皆さまのお力添えがあったからこそ
これまで20年もの間、続けてくることが出来たと感謝しています。
この場をお借りして、心より御礼申し上げます。
皆さま本当に有難うございます!
これからも、
お客様のお洋服はもとより、
スタイル作りのお手伝いをさせて頂くべく
現状に満足することなく、
より一層、センスと技術に磨きをかけて参ります。
そしてこれまでと変わらず、皆さまから
ご紹介を頂けるマッセアトゥーラを目指して精進します!
今後とも皆さまの変わらぬご愛顧
ご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
最後になりましたが、この
新しい年が素晴らしい一年になりますよう、
皆さま方のご健康とご多幸を、心よりお祈り申し上げます。
マッセアトゥーラ
代表 柳瀬博克
2018年の営業は、本日30日で、
無事に終わらせて頂くことが出来ました。
オーダー下さった皆さま、ブログ読者の皆さま、取引先の皆さま!
今年も1年、心から「ありがとうございました」感謝!!
それでは皆さま、素敵な新年をお迎え下さい!
年始は、4日(金曜日)11:00~ 営業スタートします!
4日まで、メールでの対応が出来ません。
店舗のPCでしかメールチェックできないアナログ人間です(汗。
お電話は1年365日大丈夫です!
店舗)06-6345-8708(携帯に転送になります)
ビスポーク靴「Perticone – seiichi yoshimoto」
◎BLOG http://shoemaking-in-italy.blogspot.it/
◎Instagram https://www.instagram.com/perticone_official/
==================================
開催日:2018年07月07日(土)・09日(月) 両日とも11:00~20:00
07月07日(土) 16:00~18:00のみ空きがございます
07月09日(月) 16:30~18:00のみ空きがございます
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ご注意:必ず事前にご予約をお願いいたします
担当:柳瀬
salon@masseattura.com
06-6345-8708
Perticoneについては、こちらをご覧ください→2017年11月11日
特に北イタリアではクラシックなデザインのコートです。
既製服でも作られているデザインですが、全体の雰囲気は別モノ。
全体から醸し出される雰囲気もそうですが、例えばこのコートの袖付けのように、
サルトリアの技法の1つ、『ジーリ・リンボッカーティ』という膨らみのある優雅で貴族的な袖付けは
大量生産型の工場縫製では出来ないでしょう。
極太の上下衿も特徴的で、工場縫製では難易度が高い意匠です。
写真では判り難いかもしれませんが、ラペルのクリースも軽くアウトカーブさせてあったり、
手で纏り付けたバックベルトや、細かい意匠的な部分にも手仕事が満載されています。
その他にも、随所にサルトリアミラネーゼの技がてんこもり&オンパレードなコートに仕上げてもらいました。
しかし一見ディティールとして語られやすいこれらの技巧も、
意匠的な理由よりも、見えない部分のプントイングレーゼ(特殊な纏り縫い)も含め、
この最高の生地(マーティン&ソンの超へヴィーなベネシャン織)が着込んだ時、綺麗に育ってもらえるように!
それが作り手の願いであり、敢て着用感を滲ませる事で高まる存在感を狙っていたりするのです。
生地は、オーダー会当日までにご来店頂き、このコートに合うものを数点まで絞っておいて、
その中から当日、縫い手が「縫いたい!」と思う生地を選んでもらう。
Nさんらしい、オーダーの入れ方をして下さいました。
これには、初めての河合氏も感動したようです。
Nさん、いつも楽しく仕事をさせて頂き、本当にありがとうございます!
最後に、アルスターコートの一般的な出自ですが、
19世紀半ばにアイルランド島北東部に位置するアルスター地方で織られる、
粗野で重い生地で作られていたデイリー&ヘビーユースの機能性重視のオーバーコートでした。
フロントのデザインは、基本、両前のダブル(風向きによって重なりを逆にする)で、
ウエストに巻くベルトが付き、襟も立てられるという完全な実用本位。
その後、シングルでケープが付いたタイプが多く見られるようになってきたようです。
シャーロックホームズに出てくる紳士がよく着ているスタイルですね。
今回のコートは
生粋のアルスターではありません。
普通のアルスターコートはセンターベントなのに対し、
このコートは、背にピエゴーネ(大きなヒダの意味)を持っています。
イタリア軍に限らず、他国軍でも採用された『軍服』としてのアルスターコートが
現在のミラノのサルトリアで作られるアルスターに酷似している事からも、出自は軍服なのでしょう。
このように、アイルランドで生まれたアルスターコートですが、
19世紀後半から20世紀前半の戦争期に、
アルスターの一亜種であった「ピエゴーネ付」のアルスターが
機能的要請によって軍服として採用され、実際の軍服としての用途を変遷し、
イタリアで、現在のようなアルスターコートスタイルに落ち着いたと考えられているようです。
実際、ミラノ最高峰の1つ「A・カラチェニ」でも、このコートのオリジンとして『軍服』を挙げています。
イタリア語でulsterという意味が、このデザインに直結しているのではないか?と。
クレセントの河合氏によると、イタリア人は、ウルステル(ulster)と
下手クソな発音で、このコートのことを呼ぶそうですよ(笑。
そんな歴史的変遷から、戦後、
生地も幾分ソフトな生地を使うなどして、
主に比較的寒冷な北イタリアでクラシックコートとして
生き残ってきた歴史を背負う、だからこそ男臭いコートなんだと思います。
ちなみにモーニングの原型は、18世紀のイギリス貴族の乗馬服です。
イギリス貴族が、朝の日課である乗馬の時に着ていた乗馬服が起源になっています。
朝に着るからモーニング。朝に食べるのもモーニング!服好きは区別の為にモーニング「コート」って言いましょう。
冗談じゃないですよ(笑。 モーニングの由来も、正式にはモーニングコートって呼ぶ事も本当なんです!
更に、そのライディングコート(乗馬服)がアルスターコートの原型と言われていますから、
ライディングコート(乗馬服)が、現在の紳士服のほとんどのモデルの
始祖と呼んでも大丈夫なのではないでしょうか。
付け足しですが、アルスターはピーコートやトレンチコートの原型とも言われています。
こんな風に、洋服って何かを出自としている事が多いのですが、
あとは洋服史の専門家に任せましょう!